SAPとアドビ、グローバル契約を締結

2002年6月11 日 by SAP News 0

社内外におけるドキュメントおよびフォーム・ベースのプロセスを自動化

Tokyo【フロリダ州オーランド発 2002年6月5日】 SAP AG(NYSE:SAP)とアドビ・システムズ(NASDAQ:ADBE)は本日、テクノロジーおよび製品の市場投入における世界的な協力関係の構築に両社が合意した、と発表しました。今回の合意は、ビジネスを行う上で欠かせない紙ベースのコミュニケーションの自動化と効率化を目的としたものです。この合意に基づき、Adobe AcrobatとAdobe PDFはmySAP.comソリューションに統合され、これにより異なる場所に分散するチームや組織にあっても、情報をより効果的に作成・共有できるようになります。こうした技術の統合は、e-ビジネス・プラットフォームであるmySAP.comの基盤となるオープン・インフラストラクチャ、mySAPテクノロジーにより可能となります。

企業におけるプロジェクトチームやそのメンバーが、コストを削減し市場投入のための時間を短縮するためには、相互の情報共有や協力を実現し、情報を正確かつ希望通りに印刷可能な、より効率的な手段が必要となります。SAPとアドビはこの提携を通じた緊密な協力をもとに、多くの企業で採用されている、統一されていない紙による情報やり取りやプロセスを、高度に構造化させ、強力な企業システムの中に格納させることによって、共有可能なデータに変換するよう推進します。

アドビとの提携により、SAPの顧客はミスの多い手作業による紙ベースのプロセスを自動化し、データを直接SAPソリューションと統合できるようになります。両社は、よりセキュリティの高いコミュニケーションを確保し、Adobe PDFフォームとの緊密なデータ交換を実現するために協業します。

Adobeのブルース・チゼン(Bruce Chizen)社長兼CEOは、「SAPは、企業内のほとんどすべてのビジネスプロセスを管理する手段を提供しています。しかし、これまで業務スピードを低下させてきた紙ベースのプロセスには、自動化し効率化する上で大きな課題がありました。アドビとSAPは、企業向けネットワーク・パブリッシングについて、企業の境界線を越えて、より効果的な協業体制を実現していく、という共通のビジョンを掲げています」と述べています。

Adobe AcrobatおよびPDFテクノロジーをSAPアプリケーションに直接統合させることにより、プロセス処理のスピードが重要となる企業に対し、強力なソリューションが提供されることになります。両社は技術面、販売面で協力し、SAPユーザ・コミュニティで重要なものについて情報交換し、協業、見直し、または承認のプロセスを改善します。Adobe AcrobatとPDFテクノロジーは、すでにドキュメント配信における標準となっており、Acrobat Readerのインストール件数は世界で3億件を超えています。

SAP AGの共同会長兼CEO兼共同創設者のハッソ・プラットナー(Hasso Plattner)は、次のように語っています。「アドビの強みは人々のコミュニケーションをより優れたものにする技術を備えている点であり、SAPとアドビはプラットフォームやデバイスに依存しない強力なデジタル・コンテンツを提供するという共通のビジョンを持っています。企業が最大限のパフォーマンスで運営するには取引システムが必要ですが、ドキュメントもまた企業が業務を継続しコミュニケーションを図るために不可欠です。Adobe AcrobatとPDFテクノロジーを統合することで、当社の顧客は信頼性とセキュリティの高い方法で企業内の情報にアクセスし、共有することが可能となり、その結果より広範なユーザ層にSAPソリューションの価値を拡大することができます。」

アドビ・システムズについて
アドビ・システムズは、1982年に設立されたネットワーク・パブリッシングのリーダー企業であり、法人ユーザおよびクリエイティブ部門の専門家向けに様々なソフトウェアを提供しています。これらの製品は、豊かな視覚効果にあふれ、魅力的で、信頼度の高いコンテンツの制作、管理、配信を可能にします。アドビ・システムズは米国カリフォルニア州サンノゼを本拠とする世界最大のソフトウェア会社の一つであり、年商は12億ドルを超えています。

SAPについて
SAPは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーです。SAPは、e-ビジネスプラットフォームであるmySAP.comを通じて、統合基幹業務ソフト(ERP)をはじめ、サプライチェーン・マネジメント(SCM)、顧客関係管理(CRM)、電子商取引市場(eマーケットプレイス)、ポータル(Enterprise Portal)、製品ライフサイクル管理(PLM)などの構築を可能にする様々なソリューションを提供しています。SAPのソフトウェアは、すでに世界で120ヶ国、18,000以上の企業、50,000サイト以上で利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。SAPは世界の50カ国以上に現地法人を持ち、またフランクフルト証券取引市場やニューヨーク証券取引市場を含む幾つかの取引市場で「SAP」として上場しております。詳細については http://www.sap.com をご参照ください。

Tags: