SAP ジャパン、「第三世代医薬CRMソリューション・イニシアチブ」発足CSK、シャープ、東洋ビジネスエンジニアリング、PwCコンサルティング各社と協業

2002年6月17 日 by SAP News 0

-医薬CRM市場でのmySAP CRMの普及を目指す-

TokyoSAPジャパン株式会社(代表取締役社長:藤井 清孝、本社:東京都千代田区、以下SAPジャパン)は株式会社CSK(代表取締役社長:青園 雅紘、本社:東京都新宿区、以下 CSK)、シャープ株式会社(代表取締役社長:町田 勝彦、本社: 大阪市阿倍野区、以下シャープ)、東洋ビジネスエンジニアリング株式会社(取締役社長:猪股 敬、本社:千葉県習志野市、以下:B-ENG)、PwCコンサルティング株式会社(代表取締役社長:倉重 英樹、本社:東京都渋谷区、以下PwCC)の4社と協業し、「SAP第三世代医薬CRMソリューション・イニシアチブ」と題して、お客様に満足いただける医薬CRMソリューションを提供していく、と発表しました。

現在製薬業界では、複雑化する疾患構造と医療ニーズの多様化や患者意識の増大に加え、医療の制度改革の進行や企業の経営資源の再配置化、IT革命の進行、雇用の流動化など、経営環境が大きく変化しています。こうした環境の中で、製薬各社は1)研究開発の大規模投資、2)MR(医薬情報担当者)活動の生産性と質の向上、3)組織構造改革による低コスト事業運営、4) IT技術とインターネットの積極活用による業務プロセス革新などの焦眉の課題に直面しています。この課題を解決するため、製品の源泉である「研究開発」と実際に製品を効率的に供給する「ロジスティックス」(サプライチェーン)とを情報結合した「フロントビジネス」の戦略的展開による「営業コストの削減と高収益体制」の実現が重要となっています。

SAPジャパンが提唱する「SAP第三世代医薬CRMソリューション・イニシアチブ」は、上記課題を解決するため、これから日本の医薬CRM市場でmySAP CRMが広く普及することを目指します。そのため、この市場についての理解が深く、かつ数多くのシステム導入実績をもつCSK・シャープ・B-ENG ・PwCCの各社と協業を強化して「mySAP CRM医薬ソリューションモデル」を開発し、これを核にしたソフトウェア販売と導入コンサルティング事業を本格的に展開していくこととなりました。

mySAP CRM医薬ソリューションモデルは、「オペレーショナルCRM」とナレッジマネジメント、サプライチェーン・マネジメントをはじめとするバックオフィスを連結した、真の統合CRMシステムを実現します。特に1)アナリティカル(データ分析とターゲティング)、2)フィールドセールス(MR活動支援)、3)インターネットサービス(e-ディテーリング* やwebコンタクトセンターなど)の3つのカテゴリーに焦点が当てられます。また、「mySAP CRM医薬ソリューションモデル」を十分に活用いただける導入方法論とコンサルテーション基盤確立も併せて強化していきます。この結果、お客様のソリューション導入プロジェクトが短期間かつ低コストで展開され、高い顧客満足度が得られます。

*:インターネット上での医師との双方向コミュニケーション機能により、MR活動を効率的に補完・支援するシステム

製薬会社のこれまでのCRMに関するシステム導入は、MR活動のためのSFA(Sales Force Automation)など単体ツールの導入(第一世代)から、コールセンターなどを含めたフロントのオフィスツールの統合(第二世代)に進んできています。しかし、これからは「e-ビジネスを含めた企業の全プロセスと情報がリアルタイムに統合された」第三世代のCRMソリューションが求められてきます。これを医薬CRMに適用して考えると、 1)営業・マーケティングだけでなく基幹業務、研究開発業務との顧客情報の共有、2)ナレッジマネジメントとの統合によるMR活動の自立化支援、3)e-ディテーリング、webコンタクトセンター等、マルチコミュニケーションチャネルの統合的活用による顧客情報の共有、の3つの機能が重要になります。

これらの機能を実現するにあたり、SAPジャパンはCSK・シャープ・B-ENG ・PwCC の各社からノウハウを提供いただきながら「SAP第三世代医薬CRMソリューション・イニシアチブ」の展開を進めていきます。その皮切りとしてSAPジャパンは提携各社との共催で「SAP医薬CRMソリューションセミナー」を東京(6月19日)と大阪(7月10日)で開催し、ソリューションの提案とシステムのデモンストレーションを行います。

SAP CRMについて
顧客接点のあらゆる情報をマルチチャネル&マルチライフサイクルで一元管理することにより、従業員の エンパワーと顧客志向経営を同時に実現する「第三世代型エンタープライズCRMソリューション」で、世界で1,500社以上(2002年3月末時点)の実績を持ちます。2001年10月に出荷開始となったバージョン3.0以降は、レガシーや他社製ERPと連動させる事も可能になり、顧客のシステムに合わせた柔軟性、拡張性の高い導入アプローチを実現します。

<ご参考:協業各社について>

CSK(株式会社シーエスケイ)について
株式会社CSKは、「eサービスNo.1」のグループビジョンのもと、コンサルティングからシステム開発・運用、BPO(Business Process Outsourcing:業務運用)までを包括するフルラインのITソリューションを提供しています。1968年設立、国内外約30社のグループ企業を持ち、連結ベースの従業員数は約1万人、2002年3月期の連結売上は4,237億円です。
製薬業界向けのCRM構築においては既に数多くの実績をもっており、またSAP R/3については1995年よりのパートナーとして幅広い業種においての導入実績を持ち、コンサルから開発/導入、保守/運用/教育、さらにはシステム活用まで含めた真のフルラインサービスを260名以上の体制で提供しています。さらにSAP CRMについても、昨年9月より専任部隊を設けてサービスの提供を実施しております。

シャープ株式会社について
シャープ株式会社は、液晶カラーテレビや1ビットオーディオなどのAV機器、PDAやPC、FAXなどの情報・通信機器、冷蔵庫やエアコンなどの電化機器、液晶などの電子部品の開発、製造、販売をワールドワイドに展開しています。従業員数は2万3千人、2002年3月期の連結売上1兆8,037億円です。
これまでにも、製薬業界を始めとする多くの企業様には、システムの端末として当社の特長デバイスである液晶を搭載した携帯情報端末(ザウルス)を提供して参りました。今回の協業では、SAP社のCRMアプリケーションがモバイル環境で、PDAのような携帯情報端末でも高速に稼動できるソフトウェア(JAVA環境含む)及びこれを搭載したPDAを提供してまいります。

東洋ビジネスエンジニアリング株式会社について
東洋ビジネスエンジニアリング株式会社 (略称B-ENG) は、1999年に東洋エンジニアリング株式会社のIT事業部が分離独立、営業を開始し、2001年2月に店頭上場したビジネスエンジニアリング会社です。現在、主としてERP、CRM、SCM、EC等に関するコンサルテーションやシステム構築サービスを提供しております。資本金約7億円、売上高102億円、従業員数が205人となっております。1993年よりSAP R/3のパートナーとなり、120を超えるSAPプロジェクト(うち製薬メーカ様20社以上)に携わって参りました。その取組姿勢に対しユーザ企業様多数の評価を頂き、SAP AWARD OF EXCELLENCEを5年連続で受賞させて頂いております。
詳細は、 http://www.to-be.co.jp のサイトをご覧ください。

PwCコンサルティング株式会社について
PwCコンサルティングは、世界をリードするマネジメントコンサルティング、およびテクノロジー・サービス プロバイダーです。数多くの成功を収めている大手企業に対し、そのサービスを提供しています。全世界52カ国にオフィスを持ち、32,000人以上の従業員を擁すPwCコンサルティングは、企業戦略やビジネスプロセスの構築、先端テクノロジーの追求と実現を通して、お客さま企業の更なる成長、収益性や競争力の向上を支援しています。

また医薬産業に対しても、医薬産業専門コンサルタントが、企業経営全般および情報技術支援から、販売・マーケティング、グローバル経営、研究開発、サプライチェーン、規制対応、生産管理などコンサルティングサービスを通して顧客企業のグローバルな事業展開を支援しております。特に販売・マーケティングの領域では、CRM構想の策定、ビジネスプロセスの設計、プロセスを実現する複合的なソリューションの導入を始めとする数々のコンサルティングサービスを行っております。

SAPジャパンについて
SAPジャパンは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーであるSAP AGの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは統合基幹業務ソフト(ERP)をはじめ、サプライヤ・リレーションシップ・マネージメント(SRM)やサプライチェーン・マネジメント(SCM)、顧客関係管理(CRM)、企業向けポータル (Enterprise Portal) 、製品ライフサイクル管理 (PLM) などの構築を可能にする様々なソリューションを提供しています。すでに世界では120ヵ国、18,000以上の企業で1,000万人以上のユーザに利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。日本国内でもすでに950社以上の企業グループで利用され、日本企業の情報化の推進、国際競争力及び企業価値の向上に貢献しています。 ( http://www.sap.co.jp

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