mySAP.com®と既存業務をIBMメインフレームで統合

2002年8月6 日 by SAP News 0

-mySAP.comがz/LINUXに正式対応-

TokyoSAPジャパン(社長・藤井清孝、本社・東京都千代田区)と日本IBM(社長・大歳卓麻、本社・東京都港区)は、本年(2002年)7月24日に発表した両社の戦略的協業強化の一環として、SAP®のe-ビジネス・プラットフォームである「mySAP.com」ソリューションの稼動環境として、IBMのメインフレーム・サーバー「IBM®
eServer zSeries™」上のLinux(以下z/LINUX)環境を追加し、SAPジャパンより本日8月6日から出荷開始します。

本日の発表により、従来のz/OSに加えz/LINUX上でのmySAP.comのアプリケーション・サーバーの稼動が可能となり、複数のUNIXサーバーやNTサーバー上で稼動するmySAP.comアプリケーション・サーバーやDBサーバー、及び既存の業務などを、1台のzSeriesに統合することで、TCO
(Total Cost of Ownership)の低減が見込めます。これは、zSeriesの持つ、1台のサーバーで複数のOSを利用できる動的パーティショニング機能(LPARやz/VM)を生かし、Linuxと従来のz/OS™環境を同時に稼動させることにより実現します。また、メモリー・スピードでアプリケーション・サーバーとDBサーバー間のデータ交換を可能にするzSeriesのHiperSockets機能は、通常のTCP/IPに比べ4倍の伝送速度を実現します。更に、通常価格に比べ最大十分の一の価格で提供する「Linux専用プロセッサー(IFL*)」を利用することで、より低価格にシステムを構築できます。

Linuxは、コスト面やオープン性、柔軟性などに優れ、サーバーOSとして2001年からの5年間に年平均38.5%という高成長が見込まれており(IDC2002年調べ)、急速に基幹システム分野への浸透が進んでいます。SAPは1999年から、信頼性の高いプラットフォームとしてLinuxのサポートを開始していますが、mySAP.com のAPサーバーをz/LINUXで稼動させることにより、24時間365日の安定稼動が必要なmySAP.comソリューションにとって、より可用性の高いシステムを実現できるようになります。

2001年第2四半期から全世界で、mySAP.com のAPサーバーをz/LINUX上で使用するパイロット・プログラムを実施しています。ドイツのケミカル会社であるOMV社では、バッチ業務の処理能力が従来システムの4倍に向上し、フランスのネットワーク企業であるアルカテル社では、27台のSAP
R/3®サーバーの統合に成功しています。

以上

*IFL: Integrated Facility for Linux

IBM、eServer、z/OS、zSeriesはIBM Corporationの米国およびその他の国における商標です。
LinuxはLinus Torvaldsの登録商標。

SAPジャパンについて
SAPジャパンは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーであるSAP AGの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは統合基幹業務ソフト(ERP)をはじめ、サプライヤ・リレーションシップ・マネージメント(SRM)やサプライチェーン・マネジメント(SCM)、顧客関係管理(CRM)、企業向けポータル(Enterprise Portal)、製品ライフサイクル管理(PLM)などの構築を可能にする様々なソリューションを提供しています。すでに世界では120カ国、18,000以上の企業で1,000万人以上のユーザーに利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。日本国内でもすでに950社以上の企業グループで利用され、日本企業の情報化の推進、国際競争力及び企業価値の向上に貢献しています。 (http://www.sap.co.jp

Tags: