SAPジャパン、自動車部品業界向けソリューションを拡充パートナー16社と協業し大手・中堅企業の短期・低コスト導入を促進

2002年9月26 日 by SAP News 0

―全社統合システムの再構築および迅速な海外展開に貢献―

TokyoSAPジャパン株式会社(代表取締役社長:藤井 清孝 本社:東京都千代田区 以下SAPジャパン)は本日、自動車部品業界向けのソリューションを拡充し、パートナー16社との協業により大手・中堅企業における基幹業務システム構築を短期、かつ低コストで導入するテンプレート(ひな型)の開発支援プログラムを開始した、と発表しました。

今回SAPジャパンが16社の協業パートナーに提供する開発支援プログラムは、自動車部品メーカーの基幹システムに必要とされる基本要件とSAPが持つノウハウをシステムに盛り込んだ、自動車部品業界向けベーシック・モデル(BMAS-II=Basic Model for Automotive Supplier -II)です。協業パートナー各社は、自動車部品業界向けソリューションの開発および提供をより幅広く行うため、このBMAS-IIを核に独自のノウハウやツールを付加して製品版テンプレートを各自開発し、多様なお客様ニーズにきめ細かく対応したテンプレートを提供していきます。

国内自動車部品メーカーは、完成車メーカーの世界最適調達ニーズに応えるグローバルサプライチェーンへの対応や海外拠点生産力増強に伴う、部品メーカー自身の欧米への進出の加速、さらに世界市場の生産拠点として、今後 最も大きな市場拡大が見込まれる中国・アジア地域への早急な展開が求められています。SAPジャパンでは、こうした大手・中堅規模の自動車部品メーカーのニーズに対応するためには、日本の自動車部品業界向けソリューションを拡充し、短期間に低コストで全社統合システム構築や、海外拠点立上げを視野にいれたSAP導入を実現するテンプレート(ひな型)の提供が不可欠と考え、本プログラムの準備をすすめてきました。

なお、BMAS-Ⅱをベースとした自動車部品業界へのソリューション提供に関してSAPジャパンと協業していくことを表明しているパートナーは、アクセンチュア株式会社、KPMGコンサルティング株式会社、ゲダスジャパン、コンパックコンピュータ株式会社、株式会社システムブレーン、住商情報システム株式会社、大興電子通信株式会社、デロイト トーマツ コンサルティング株式会社、株式会社電通国際情報サービス、東洋ビジネスエンジニアリング株式会社、日本ヒューレット・パッカード株式会社、株式会社日立製作所、PwCコンサルティング株式会社、三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社 をはじめとする合計16社です。(50音順)

BMAS-IIの概要と特長は以下の通りです。

●BMAS-IIの概要

自動車部品メーカーの基幹システムに必要とされるほぼ全ての基本要件が満たされており、主に、①財務会計、②管理会計、③製品原価管理、④原低管理、⑤販売管理、⑥試作品作成、⑦量産品・サービス部品管理、⑧輸出入管理、⑨生産管理、⑩調達、⑪購買管理、⑫在庫管理等の機能をリアルタイムに統合し提供します。またこれには、グローバル・ビジネスへの対応として、⑬国際会計基準での会計レポート作成、⑭多通貨・多言語対応等が含まれています。

●BMAS-IIの特長

  1. 自動車部品業界における多様な生産シナリオへの対応
    ・見込生産、半見込生産、繰返生産、個別受注生産
    ・外注管理、型管理、仮単価管理、原低管理..等
    ・事業計画シナリオ、試作品シナリオ
    ・内示~確定/ かんばん対応(インバウンド、アウトバウンド)
  2. 自動車部品業界における原価管理、会計処理の標準シナリオへの対応
  3. モデルを稼動させるために必要な仕様書、文書類一式の提供
  4. 営業支援・自己学習用各種データおよび文書類の提供
  5. 開発・導入費用の約20%削減が実現可能です。(当社見込み)

SAPジャパンは、中堅企業を対象にSAPソリューションの導入期間の短縮と導入コスト削減を目的として、2002年3月14日に「ソリューション・テンプレート・センター」という専任部署の設立しており、また4月には、「SAP BMASⅠ:自動車部品業界向けR/3モデルシステムⅠ(SAP Business Model for Automotive Supplier-Ⅰ)」を発表しました。今回は、このソリューションをさらに拡張し、中堅企業のシステム統合対応のみならず、大手企業の海外展開・グループ統合といったニーズにも沿ったビジネス拡大を目指したものです。

なお、SAPジャパンでは、自動車部品メーカーの経営企画部門、情報システム部門担当者を対象とし、BMAS-Ⅱをご紹介するセミナーを、10月3日(木)、SAPジャパン本社において実施します。同セミナーに関する情報は、弊社ホームページにて、ご覧いただけます。
www.sap.co.jp/events

ソリューション・テンプレートについて
SAPソリューションを導入する場合、通常その初期フェーズにおいてまずユーザ企業のビジネス要件やビジネス・プロセスを標準化することから始めます。次にその要件に沿った機能やソリューションが、SAPのシステムでどのように実現できるのか検証作業を行い、さらにその後にパラメータや各種マスタの設定を行うという作業を行います。

ソリューション・テンプレートは、特定の業種・業態ごとにこれらのパラメータ設定や各種サンプルのマスタを設定データとしてまとめ、さらにこの説明文書を一緒に提供するものです。これを活用することによって、導入コンサルタントの習熟度などによって左右される初期フェーズの期間を業種・業態のシナリオベースでFit&Gap(適応性)分析することによって短縮化することが可能となります。SAPでは、Best Practices for mySAP.comというソリューションごとにキット化されたものが提供されており、SAPジャパンではこれをさらに日本固有のニーズに沿ってユーザに近いものとしてパッケージ化したものをソリューション・テンプレートと呼んでいます。

SAPジャパンについて
SAPジャパンは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーであるSAP AGの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは統合基幹業務ソフト(ERP)をはじめ、サプライヤ・リレーションシップ・マネージメント(SRM)やサプライチェーン・マネジメント(SCM)、顧客関係管理(CRM)、企業向けポータル(Enterprise Portal)、製品ライフサイクル管理(PLM)などの構築を可能にする様々なソリューションを提供しています。すでに世界では120ヶ国、18,000以上の企業で1,000万人以上のユーザに利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。日本国内でもすでに950社以上の企業グループで利用され、日本企業の情報化の推進、国際競争力及び企業価値の向上に貢献しています。 ( http://www.sap.co.jp

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