戦略的ソリューションである「mySAP.comサービス・マネージメント」、アフターサービス業務をサポート

2002年9月27 日 by SAP News 0

CRM、SCM、PLM機能の緊密な統合により、各種業界の有力企業に貢献
フォード、キャタピラー・ロジスティクスとの共同開発を通じてサービス部品物流管理機能を強化

Tokyo【ポルトガル・リスボン発 2002年9月4日】SAP AG(NYSE:SAP)は本日、サービス業務を展開する企業向けにmySAP.comのサービス管理機能を強化するための戦略を発表しました。
Service Management with mySAP.com(mySAP.comサービス・マネージメント)は、フィールドサービス管理や包括的な営業とマーケティング、サービス部品管理、資産サービス管理などの機能を提供し、企業のアフターサービス業務をトータルにサポートします。これら4つの主要な基本要素によって、SAPのサービス管理ソリューションは、製造業界および業界を問わず資産集約型のサービスおよびメンテナンス環境で事業を展開する企業を対象に完全な統合とビジネスプロセス全体にわたるサポートを提供する唯一のソリューションとなります。

mySAP.comサービス・マネージメントは、ダイナミックで反応の早いサービスプロセスを支援するために必要な情報やビジネスアプリケーションを含む、統合された環境を提供します。また、メンテナンスおよびサービスの包括的なバリュー・ネットワークにおいて、OEM、サプライヤ、取引先、ディーラー、顧客など、主要関係者すべてのコラボレーションを促進します。

さらに、この新しいソリューションを使用すれば、顧客やサービス企業とリアルタイムでやり取りを行うことが可能です。これによって、顧客信頼度の向上、迅速なサービスプロセスの活用、資産の信頼性および可用性の改善、販売後の収益機会の拡大などが期待できます。SAPの統合型サービス管理ソリューションは、mySAPカスタマ・リレーションシップ・マネジメント(mySAP CRM)のサービス管理機能や販売/マーケティング機能のほか、mySAPサプライチェーン・マネジメント(mySAP SCM)のサービス部品計画および流通の機能、また製品の構成、技術資産管理、そして予防/予測型メンテナンスをサポートするためのmySAPプロダクト・ライフサイクル・マネジメント(mySAP PLM)の資産サービス管理機能を活用します。

自動車、エンジニアリング、建設、ハイテク、航空宇宙/防衛などさまざまな業界における顧客のほか、石油/ガスや公益事業において資産集約型の事業を展開する多くの企業が、SAPソリューションを使用してサービス部品用サプライチェーンおよびデマンドチェーンから利益を享受しています。これらの顧客企業には、Thyssen Aufzuge(ティッセン・アウフツューゲ)、Pratt & Whitney(プラット・アンド・ホイットニー)、Kaeser Kompressoren(ケーザー・コンプレッサー)、Ford Motor Company(フォード・モーター・カンパニー、以下フォード)、Caterpillar(キャタピラー)などの世界的な有力企業も含まれています。

フォード社、キャタピラー・ロジスティクス社との共同開発によりサービス部品管理機能を強化

SAPPHIRE ’02において、SAPは複雑な多層ネットワークにおける大量のサービス部品の物流管理に関する計画を発表しました。この多層ネットワークはSAPが現在、世界規模で事業を展開する大手メーカーであるフォード社とキャタピラー社の2社と共同で開発しているものです。キャタピラー社とは、同社の完全子会社であるCaterpillar Logistics Services(キャタピラー・ロジスティクス・サービシズ、以下キャタピラー・ロジスティクス)を通じて協力しています。(2002年7月31日発表資料「フォードとキャタピラー、グローバルなサービス部品物流イニシアティブでSAPと提携」(http://www.sap.co.jp/company/press/pre_02aug.asp#1)をご覧ください。)をご覧ください。)

今後、SAPのサービス部品管理ソフトウェアの強化策として、先頃発表された戦略的ソフトウェア・イニシアティブでの提携を通じてフォード社とキャタピラー・ロジスティクス社のベストプラクティスが含まれる予定です。また、このイニシアティブでは、両社の専門知識と業界最高のプロセスのほか、キャタピラー・ロジスティクス社の外部顧客へのサービス提供能力も活かされることになります。キャタピラー・ロジスティクス社は、過去数十年にわたり大規模な多層ネットワークを管理し、サービス部品の物流においてさまざまな製品を取り扱う世界中の企業のニーズに対応してきた実績を持ちます。こうした共同作業により、サービス部品の市場投入時間の短縮、顧客満足度の向上、物流コストの削減が可能になります。

AMR Research(AMRリサーチ)のエネルギー産業サービス部門研究ディレクターのMarc McCluskey(マーク・マクラスキー)氏は、「SAPの開発により、ユーザはサービス業務の競争力を高めるために必要なニーズを満たす、最新の強力な技術を利用できるようになります」と述べています。

SAP AGの共同会長兼CEOのHenning Kagermann(ヘニング・カガーマン)は、次のように語っています。「SAPは、サービス管理における顧客の能力を活用するあらゆるビジネスプロセスを統合する、最先端のソフトウェア・ソリューションを提供すべく努力しています。SAPの統合型ソリューションと、フォード社およびキャタピラー・ロジスティクス社と共同で開発中のサービス部品用物流管理を組み合わせることで、業界・規模に関わらず、サービス部品管理における効率性の向上とベストプラクティスを望むすべての企業にメリットがもたらされます。」

完全に統合されたソリューションによりリスクとコストを削減
SAPは、サービス管理に関し、mySAP CRM、mySAP SCM、mySAP PLMなど、mySAP.com eビジネス・プラットフォームを利用して、真に統合されたエンド・ツー・エンドのビジネスプロセスを提供する唯一のソフトウェア・ベンダーです。mySAP CRMは、サービスプロセス全体を管理することによってサービスの立案と実行を効率良く行うため、顧客サービスセンターは、パートナー企業や顧客のニーズを管理し、それらを満たすことができます。また、mySAP CRMにより、サービス企業は、継続的にかつリアルタイムでマーケティングの有効性を測定し、改善することができます。これにより、顧客満足度と顧客信頼度を向上させ、企業の効率性と有効性を改善してROIを高めることが可能となります。さらに、mySAP SCMは、サービス部品管理機能の合理化を促進します。

サービス部品倉庫における在庫レベルが常時十分であることを確認することで、顧客企業に対するサービスのレベルを維持しながら在庫を削減します。また、mySAP PLMの持つ資産サービス管理機能により、企業は稼働率、生産品質、稼動時間、情報の可用性を改善し、社内プロセスを合理化することができ、その結果技術資産管理能力が向上します。

SAPソリューションはそれぞれ強力なサービス管理機能を持ちますが、mySAP.comプラットフォームはこれに加えて、それらのソリューションを互いに統合可能とすることで顧客企業に付加価値をもたらします。なぜなら、顧客企業はこれにより、独立型ソリューションやポイントソリューションの連携に費やされる膨大な時間やコストを省くことができるからです。統合に関する問題は、ソリューションの導入時だけでなく、稼動期間中を通じて対処されなければなりません。

SAPのサービス管理ソリューションは、導入から展開に至るまでの総所有コスト(TCO)削減に貢献します。さらに、共通のプラットフォーム、単一のトレーニングプログラム、サポート体制、ソリューション全体を通じた理解、単一のソースによる問題解決などといった長所ももたらします。これらすべての要素が完全に統合され、顧客企業のコストとリスクを低減します。

Service Management with mySAP.comの詳細については、Service Management with mySAP.comのファクトシート(www.sap.com/company/publications)をご覧ください。

Marc McCluskey(マーク・マクラスキー)、Kevin Prouty(ケビン・プラウティ)、AMR Research掲載記事「SAP、究極の部品用ネットワーク管理アプリケーションの開発で躍進(SAP Gets the Nod To Build the Ultimate Parts Network Management Application)」(AMR Research、2002年8月15日)

SAPについて

SAPは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーです。SAPは、e-ビジネスプラットフォームであるmySAP.comを通じて、統合基幹業務ソフト(ERP)をはじめ、サプライチェーン・マネジメント(SCM)、顧客関係管理(CRM)、電子商取引市場(eマーケットプレイス)、ポータル(Enterprise Portal)、製品ライフサイクル管理(PLM)などの構築を可能にする様々なソリューションを提供しています。SAPのソフトウェアは、すでに世界で120カ国、18,000以上の企業、50,000サイト以上で利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。SAPは世界の50カ国以上に現地法人を持ち、またフランクフルト証券取引市場やニューヨーク証券取引市場を含む幾つかの取引市場で「SAP」として上場しております。詳細についてはhttp://www.sap.comをご参照ください。

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