アドビがSAPのCRMソリューションを採用

2002年11月20 日 by SAP News 0

mySAP CRMとmySAP Service Providerによって完全に統合された顧客戦略を実現

Tokyo【カリフォルニア州サンノゼ発2002年11月11日】SAP AG(NYSE: SAP)は本日、アドビ・システムズ(NASDAQ: ADBE、以下アドビ)が、世界的な顧客管理戦略の基盤としてmySAPカスタマ・リレーションシップ・マネジメント(以下mySAP CRM)を選択したと発表しました。アドビは、多様な顧客ベースに対する販売やサービス、マーケティング活動を強化するため、750名の同社の販売担当者が、mySAP CRMの顧客インタラクション・センター機能とモバイル・セールス機能、キャンペーン管理機能を利用可能としました。今回のアドビによるmySAP CRM採用は、統合コストの低減と、包括的な顧客主導型のビジネスプロセスの実現に向けCRMソリューションを導入する企業が増加する中で、SAPの市場シェアが拡大していることを改めて示すものです。

また、アドビではSAPの業界別ソリューションのひとつである「mySAP Service Provider」(mySAPサービスプロバイダ)が備える業界別機能を採用し、プロフェッショナル・サービス・グループの管理に役立てる予定です。プロフェッショナル・サービス・グループは、企業全体で文書作成プロセスの自動化を進めている顧客向けにウェブ対応ソリューションを提供しています。新たに導入されるSAPのソリューションは、すでにアドビに導入されているSAPのエンタープライズ管理ソリューションを活用して、企業全体のビジネスプロセスをシームレスに連係させ、顧客に最大の価値をもたらすと同時に、アドビの技術への投資回収を可能にします。

アドビのブルース・チゼン(Bruce Chizen)社長兼CEOは、「お客様に価値を提供し、販売・マーケティング活動を効果的に管理することは、アドビのリーダーシップを維持するうえで大変重要であり、今後も成長を続けるための原動力となります。SAPのCRMソリューションは、当社のITプラットフォーム上に構築されるため、多様なお客様に対してこれまでよりも優れたサービスを提供するとともに、多岐にわたる関係を維持できるようになります」と述べています。

企業から個人ユーザに至る幅広い顧客層を対象に、アドビはmySAP CRMのコールセンター機能を利用して、直接販売経路と間接販売経路の双方を介してサービスと電話セールスを管理する計画です。mySAP CRMは、コールセンターの従業員にライセンスの種類に基づいた正確な顧客情報を提供し、エンドユーザの顧客ベースをより詳細に把握できるようにするため、顧客とのやり取りの追跡に加え、適切なサービスの提供が可能になります。

現在アドビでは企業向けの取り組みを強化しており、mySAP CRMは、ターゲット顧客を追求して売上を最大限に高めるため、同社の直接販売経路の確立をサポートすることになります。mySAP CRMは、アドビの販売担当者がチーム内での役割に基づいて、価格や顧客履歴、販促資料に関する最新情報を確実に利用できるようにします。こうした情報により、アドビの営業部隊は顧客に最適なソリューションを提供し、同時にサービスの有効性を高めて営業活動の収益性を高めることができます。

アドビは、mySAP CRMのキャンペーン管理機能を利用して、直接販売経路ならびに再販経路のマーケティング/販売活動の範囲を絞り込む計画です。mySAP CRMのキャンペーン管理機能は、キャンペーン企画の立案、コンテンツ開発、ターゲット顧客の定義、市場分類、コミュニケーションなどを網羅した包括的なマーケティング・キャンペーンを実現します。mySAP CRMは、すでにアドビに導入されているmySAPビジネス・インテリジェンスおよびmySAPファイナンシャルズとシームレスに連係することで、マーケティング・キャンペーン活動に対する投資回収を正確にかつリアルタイムに把握できるようになります。

SAP AGの共同会長兼CEOのHasso Plattner(ハッソ・プラットナー)は、「アドビは、成長と製品の革新性に対する意欲的な取り組み姿勢により、テクノロジー企業において継続的にリーダーシップを確立しています。mySAP CRMの採用によってアドビは、顧客戦略の分野においてもリーダーシップを獲得し、技術投資によってもたらされる全社規模の長期的な利益を増加させるでしょう」と述べています。

SAPについて
SAPは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーです。SAPは、e-ビジネスプラットフォームであるmySAP.comを通じて、統合基幹業務ソフト(ERP)をはじめ、サプライチェーン・マネジメント(SCM)、顧客関係管理(CRM)、電子商取引市場(eマーケットプレイス)、ポータル(Enterprise Portal)、製品ライフサイクル管理(PLM)などの構築を可能にする様々なソリューションを提供しています。SAPのソフトウェアは、すでに世界で120ヵ国、18,800以上の企業、56,000サイト以上で利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。SAPは世界の50ヵ国以上に現地法人を持ち、またフランクフルト証券取引市場やニューヨーク証券取引市場を含む幾つかの取引市場で「SAP」として上場しております。詳細については http://www.sap.com をご参照ください。

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