NECとSAPジャパンがCRMソリューション分野において協業

2002年12月5 日 by SAP News 0

~ソリューション事業拡大に向けた協業関係を拡充~

Tokyo日本電気株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:西垣 浩司、以下 NEC)およびSAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:藤井 清孝、以下 SAPジャパン)はこのたび、顧客情報を取得・活用することで、サービス品質の向上や営業力強化などを可能とするCRM(Customer Relationship Management)ソリューション分野において協業することにいたしました。

このたびの協業は、昨年5月の「NEC-SAPソリューション・センター」の設立や、本年2月の「SAP認定コンサルタント」の教育事業における協力など、これまでの協業関係を拡充するものであります。
NEC(NECソリューションズ)およびSAPジャパンでは、NECが有する様々な業種に対するソリューション営業力やSI技術力と、SAPジャパンが有する様々な業務に対応した製品力などを結集し、「mySAP CRM」を中核とし、業務効率を上げながら顧客サービスの品質向上を実現するCRMソリューションを共同で開発いたします。さらに、同ソリューションの販売やマーケティング活動などを共同で推進してまいります。
このたびの主な協業内容は以下の通りであります。

  1. コンサルティングメニューの共同開発
    「mySAP CRM」を活用したシステムの導入・運用コンサルティングや顧客対応業務に関するコンサルティングなどのサービスメニューを両社共同で開発する。NECは、共同開発したサービスをコンサルティングサービスメニュー「RAPID(ラピッド)シリーズ」に位置づけて、平成15年上期から、順次、提供を開始する予定である。
  2. ソリューションおよびシステムテンプレートの共同開発
    「mySAP CRM」を活用したシステム構築を短期間かつ効率的に行うため、ユーザ企業の商品特性・販売モデル・顧客数などに応じたソリューションメニューや、各業種向けのシステムテンプレート(ひな型)などの共同開発を行う。平成15年4月から、製造業を皮切りに、ソリューションメニューやシステムテンプレートの提供を開始し、順次、その対象範囲を拡大していく。
  3. 販売・マーケティング活動の共同推進
    共同開発したCRMソリューションの販売を拡大するため、両社共同でユーザ企業に対する提案活動を推進する30名体制のCRMタスクチームを確立する。両社の要員によるタスクチームにおいて、顧客情報の共有や提案案件の相互紹介などを推進し、提案活動の強化・拡大を図る。
    また、12月11日~13日の間、NECが開催する「iEXPO2002」(東京ビッグサイト)において、共同開発予定のCRMソリューションを紹介するなど、共同セミナーの開催や展示会での協力をはじめ、マーケティング活動や販売推進活動を共同で行っていく。

NECでは、24時間365日の業務運用を実現する「堅牢性」と、市場の変化にすばやく対応できるスピードと拡張性を実現する「柔軟性」の両立を可能とする「オープンミッションクリティカルシステム」の普及・拡大を目指しております。このたびのSAPジャパンとの協業体制の拡充は、こうした取り組みの一環であります。
また、このたびの協業は、「mySAP.com」や「SAP R/3」などを活用したソリューション提供を拡大するものであり、NECでは同分野について、今後3年間で50システムの提供を見込んでおります。さらに、こうしたソリューション提供の拡大を実現するため、NECグループ内の「SAP認定コンサルタント」を平成15年度中に300名体制とする計画であります。

SAPジャパンは、NECとの今回の協業を機に、同社のもつ豊富なソリューションとのシステム連携検証、NEC担当専任プリセールスCRMコンサルタントの配置、NECの営業/コンサルタント向けの製品研修の提供などを通じて、NECの販売推進を全面的に支援していく計画であります。SAPジャパンは、変化の早いCRM分野においても、その技術力を活かした製品開発やビジネス開発を展開しており、2001年10月の「mySAP CRM3.0」の市場投入後、実質わずか半年で日本国内のCRMの市場(2001年)で第2位のシェアを獲得いたしました。このたびのNECとの協業は、こうした取り組みをさらに加速するものであります。

以上

(注)SAP、R/3、mySAP.com、記載されているすべてのSAP製品
およびサービス名はSAP AGのドイツおよびその他の国における登録商標または商標。

■「mySAP CRM」について
「mySAP CRM」は、マーケティングから、SFA(Sales Force Automation;営業支援システム)、コンタクトセンター、サービスまで、幅広い顧客接点における活動の総合的な支援を可能とするものです。また、離反率や顧客の購入履歴から顧客セグメントを割り出す機能、顧客の生涯価値分析などCRM固有の顧客分析処理も効果的に実行可能であり、与信情報を踏まえた顧客セグメンテーションなど、CRMと基幹システムのプロセスを超えた顧客分析も可能としています。

さらに、SFAやコンタクトセンターなど、必要な機能のみを短期間で導入することが可能です。また、コンタクトセンターやWeb、SFAといった複数のチャネルを連携させるマルチチャネルCRM、さらにはERP(統合基幹業務パッケージ)である「SAP R/3」と統合させたエンタープライズCRMまでインターフェイス開発せずに拡張することができるなど、企業のニーズや環境の変化にも柔軟に対応するCRMソリューションです。

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