SAPジャパンとアグレックス、名寄せ/データクレンジング分野で協業

2002年12月19 日 by SAP News 0

~顧客データの不整合を解消し、CRM戦略の構築・実践基盤を整備~

Tokyo株式会社アグレックス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:高瀬 忠和、以下アグレックス)とSAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、社長:藤井 清孝、以下SAPジャパン)は、CRMシステムでの名寄せ/データクレンジング(データ精査)分野およびmySAP CRMビジネスにおいて協業を行うことで合意しました。

今回の協業により、アグレックスのデータクレンジングについての技術および専門知識とSAPのCRMについての技術そして強みを組み合わせることによって、多くの企業が課題としている顧客データの名寄せ、データクレンジングに対するソリューションを短期間で提供できるようになります。両社のこの協業は、「mySAP CRMとのデータ連携をきっかけにCRMビジネスを強化する」というアグレックスの戦略と、「お客様の広範なCRMニーズに応えるために専門分野で強みを持つパートナー企業と積極的に協業を行う」というSAPジャパンの戦略が一致し、実現したものです。

現在、多くの企業が「収集した顧客データの品質」や「データ項目の整理」などデータメンテナンスについての課題を抱えています。アグレックスのデータクレンジング・ソリューション「トリリアム」の開発元である米国Harte-Hanks Data Technologies社(ハートハンクス データテクノロジー 社)によると、データ品質改善の計画が存在しない企業は45%にのぼり、またデータ品質の認識に関する調査では、実態が認識より悪いというケースが全体の38%にのぼる、と報告されています。不正確なデータをもとにCRMを実践すれば、同一人物宛てに複数のDMが送付され、分析結果を元に構築した戦略が無駄になるなど逆効果を生じる可能性があります。

トリリアムとmySAP CRMを組み合わせることにより、このような問題を克服することができます。トリリアムは、mySAP CRMによって抽出された姓名・住所・その他項目を「標準化」「統一化」して「名寄せ」(マッチング:同一人物の情報を一元管理)を行います。また、データフォーマットの統合と変換、データの解析/表記の統一、住所表記の標準化を実現します。このように、トリリアムによって収集したデータの精度向上を図り、mySAP CRMの分析機能を利用して精度の高いデータをきめ細かく分析することにより、顧客志向型経営を実践する基盤が整備されます。

アグレックスは、この度の協業を機にmySAP CRMを主要なCRMソリューションと位置づけ、1年以内に20名のmySAP CRM専任コンサルタントを育成する計画です。また、既存のデータクレンジング分野で培ったDW・統合顧客DB構築のノウハウを元に、CRMサービスにも本格参入する計画です。一方、SAPジャパンはトリリアムをCRMの主要なデータクレンジング・ソリューションと位置づけ、mySAP CRMとの統合ソリューションを提案します。両社はさらに提案活動やセミナーなどのマーケティング活動全般を共同で実施してまいります。

トリリアム(Trillium Software System®)について
世界40ヵ国、1,000社を超える導入実績を誇るワールドワイドなパッケージプロダクトです。米国ではデータ品質を飛躍的に向上するソフトウェアでデファクトスタンダードとして評価も高く、AIU、AMEX、AT&T、Bank of America、Citibank、FedEx、IBM、Microsoft、スリーエムなど様々な大手企業で多数の実績があります。

トリリアムは「データクレンジング・ツール」であり、姓名・法人名・住所・その他項目の「標準化」「正規化」を行うことで、個人・世帯・法人の「名寄せ」を始めとする様々なデータクレンジングを実現します。世界初のデータクレンジング専用ソフトであり、統合データクレンジングソフトウェアとしては類似製品、競合製品の存在しない、唯一のソフトウェアです。従来の手組みによるシステム構築と比較すると、トリリアムを使用することにより、データウェアハウスやCRMを実現する上で重要となる顧客データベース構築にかかる時間を劇的に短縮できるようになります。日本では1999年7月から販売開始し、銀行、保険、証券、リース・クレジット、テレコム、製造、メーカー、公共など既に60社ライセンスの実績があり、適用業務もCRMにおけるDW構築、合併対応としての情報統合、顧客管理、与信管理と多岐にわたっております。

アグレックスについて
アグレックスは、1965年に設立された、ビジネスプロセスアウトソーシング、ソフトウエアソリューション、システムインテグレーションを柱とした総合情報サービス企業です。特に、データ管理に関しては、データ入力を含むデータ処理全般、住所関連パッケージ等、37年のデータ処理の実績をもとに、高品質なデータソリューションをご提供しております。
日本語版トリリアムに関して、アグレックスは日本での単なる販売代理店ではなく、米ハートハンクス社と共同開発を実施いたしました。アグレックスが所有する住所辞書等の辞書の提供や、日本語特有の語句処理のノウハウなどの提供を行っています。日本語版は1999年秋から販売開始しております。

SAPジャパンについて
SAPジャパンは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーであるSAP AGの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは統合基幹業務ソフト(ERP)をはじめ、サプライヤ・リレーションシップ・マネジメント(SRM)やサプライチェーン・マネジメント(SCM)、顧客関係管理(CRM)、企業向けポータル (Enterprise Portal) 、製品ライフサイクル管理 (PLM) などの構築を可能にする様々なソリューションを提供しています。すでに世界では120ヵ国、18,800以上の企業で1,000万人以上のユーザに利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。日本国内でもすでに1,000社以上の企業グループで利用され、日本企業の情報化の推進、国際競争力及び企業価値の向上に貢献しています。( http://www.sap.co.jp

SAP、SAPロゴ、mySAP.com、記載されているすべてのSAP製品およびサービス名はSAP AGのドイツおよびその他の国における登録商標または商標です。
Trillium Software System® およびロゴは、Harte-Hanks Data Technologies社の登録商標です。
本文中の社名・商品名は各社の商標、登録商標です。

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