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SAPジャパン、アップグレード支援センターを新設

SAP R/3アップグレード支援サービスの提供により、顧客企業における将来のシステム拡張のための環境構築を促進

TokyoSAPジャパン株式会社(代表取締役社長:藤井 清孝、本社:東京都千代田区大手町、以下 SAPジャパン)は本日、「アップグレード支援センター」を新設した、と発表しました。目的は、SAP R/3の顧客企業に対するより費用対効果の高いアップグレードを実現するための各種サービスを提供することです。

SAP R/3の最新リリース版である SAP R/3 Enterpriseの一般出荷を控え、SAP R/3の既存バージョンを利用する顧客企業が、最新のソリューションや先端のテクノロジーを早急に活用できるようにするためには、短期間かつ低コストのアップグレードの実現が不可欠であると、SAPジャパンは認識しています。SAP R/3 Enterpriseにアップグレードすることによって、既存バージョンの顧客企業は、R/3の最新機能を利用できるだけではなく、以下のメリットが享受できます。

  1. 最新のアーキテクチャーに基づくシステムを導入することによりパフォーマンスおよび信頼性の向上をはかりつつ、総コストが削減できる。
  2. ERP部分のみならずSAPソリューションのインターネット環境での使用を可能とし、顧客企業のビジネスプロセス全般のWeb化が推進できる。
  3. 最新のポータル技術との連携により、操作性の向上と業務生産性の飛躍的な増大が図れる。
  4. 基幹業務の環境を最新化することにより、SCMやCRMなど他のSAPソリューションを導入し、システムの拡張を図るためにプラットフォームを整備し、キャッシュフロー経営や顧客との接点強化等の広範囲な経営課題へ対応が可能となる。
  5. 導入企業のライフサイクル全体にわたってサービスを提供しようというSAPの「カスタマー・エンゲージメント・ライフサイクル(CEL)」コンセプトに基づいたサービスがSAPジャパンから提供されるうえ、業界ごとの「ベスト・プラクティス」を結集させた最新のソリューションの導入が可能となる。

SAPジャパンのアップグレード支援センターは、顧客企業のアップグレード費用やシステムの停止期間の制約等、顧客企業が抱えるさまざまな課題に対して具体的なソリューションを提供すべく、SAPパートナーとの協業を通じてアップグレード関連サービスを提供/提案する専門家集団として活動を行います。同支援センターでは、SAPパートナーと協業することにより、多くのお客様に幅広いサービスを提供できるような体制を図ります。この結果、アップグレードの手順やコスト、関連情報などがこれまで以上に明確化され、顧客企業が直面している現在の課題が軽減され、最新リリースへの移行が容易となります。

アップグレード支援センターの具体的な活動内容は以下の通りです。

  • アップグレードの投資対効果を明確化するための情報提供
  • アップグレードプロジェクト手順の標準化
  • お客様の状況に応じたアップグレードプロジェクト計画支援
  • コストの最適化を実現するパッケージソリューションの開発と提供
  • プロジェクト成功のための支援

これらの活動を通じアップグレード支援センターは、お客様のシステム環境の最新リリース版への移行を支援し、お客様のビジネス価値を向上させることを目指していきます。

以上

SAPジャパンについて
SAPジャパンは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーであるSAP AGの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは統合基幹業務ソフト(ERP)をはじめ、サプライヤ・リレーションシップ・マネージメント(SRM)やサプライチェーン・マネジメント(SCM)、顧客関係管理(CRM)、企業向けポータル (Enterprise Portal) 、製品ライフサイクル管理 (PLM) などの構築を可能にする様々なソリューションを提供しています。すでに世界では120カ国、18,800以上の企業で1,000万人以上のユーザに利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。日本国内でもすでに1,000社以上の企業グループで利用され、日本企業の情報化の推進、国際競争力及び企業価値の向上に貢献しています。
http://www.sap.co.jp