SAP、2002年第4四半期および通年の業績を発表―その2

2003年2月3 日 by SAP News 0

Tokyo

このプレスリリースはSAP、2002年第4四半期および通年の業績を発表―その1からの続きです。

2002年のハイライト
SAPは市場シェアの拡大を続け、ビジネス・ソフトウェア・ソリューションの分野で世界をリードするベンダーとしての地位をさらに推し進めました。第4四半期に獲得した主な契約としては、南北アメリカ地域ではHydro Québec、NASA、Scotts Company、Unilever、EMEA地域ではE.ON、Suez、Telefonica、Zurich Kantonalbank、APA地域ではAsia Pulp & Paper、江崎グリコ、三共、シャープが挙げられます。

SAPはSAP xAppsを発表しました。SAP xAppsは新種の複合アプリケーション・パッケージです。既存の異種混在IT環境に追加することで、部門間の枠を超えた新たなビジネス・プロセスを作り出すSAP xAppsは、SAPの顧客、パートナー企業、独立系ソフトウェア・ベンダーからの支持を得ています。SAP xAppの初の製品となるSAP xAppリソース・アンド・プログラム・マネジメント(SAP xRPM)は、企業の戦略遂行を支援します。SAP xRPMは、ビジネスマネージャーやチームが一連のプロジェクトや利用可能なリソース、継続中のプログラムの結果を管理できるようにすることで、情報に基づく理にかなった意思決定を可能にします。同製品の出荷は12月に開始されました。

SAPはmySAPカスタマ・リレーションシップ・マネジメント(mySAP CRM)の最新バージョンを発表しました。これによって世界初の100%ポータルベースのCRMソリューションが実現しました。SAPのCRMソリューションに統合されたポータル・テクノロジーは、包括的なCRM機能、使いやすさ、そして役割に合わせた情報を提供します。

SAPはR/3 Enterpriseの出荷を開始しました。SAP R/3 Enterpriseは、SAPの中核製品であるERPソフトウェアの最新バージョンとして一般に提供されています。SAPはSAP R/3 Enterpriseをすでに200社以上の顧客企業に納入しており、そのうち19社はすでにERPソリューションを稼動させています。最初にSAP R/3 Enterpriseを立ち上げたドイツの最先端技術プロバイダ、Preh-Werkeはわずか8週間で稼働を開始しました。立ち上げ段階に入っている顧客には、この他にNestlé、SONY UK、UNICEF(国連児童基金)があります。

SAPは中小企業(SMB)市場向けの「スマート・ビジネス・ソリューション」プログラムを発表しました。3月に提供が開始されたこのスマート・ビジネス・ソリューション・ポートフォリオ(SAP Business OneとmySAP All-in-One)は、さまざまな規模や業界の企業に会計、財務、カスタマ・リレーションシップ・マネジメント、購買、レポート/分析といった機能を提供します。SAP Business Oneは短期間で展開可能な使いやすいソリューションとして、会計、物流、SFA(営業支援システム)、ビジネスレポートなどの分野の一般的な課題に応えます。mySAP All-in-Oneに属する各ソリューションは、今日の顧客の多くが求める業界別のニーズを満たすよう設計されています。

これらの業界別ソリューションには、業界のベストプラクティス機能があらかじめ組み込まれており、エンタープライズ・ソリューションを30年にわたって提供してきたSAPの最高の専門知識を活かしつつ、中小企業に固有のニーズを満たせるように、特に総所有コストを低く抑えることができるように設計されています。

SAPはエグゼクティブ・ボードを拡大しました。次世代の協業ソリューションを中心とした新規分野を担当するために、シャイ・アガシがエグゼクティブ・ボード・メンバーに任命されました。また、レオ・アポテカーはグローバル・フィールド・オペレーション担当社長兼エグゼクティブ・ボード・メンバーに任命されました。

SAPはリスボン、オーランド、東京で3回にわたってSAPPHIREカンファレンスを開催し、25,500人を超える参加者を集めました。また、世界最大規模のグローバル企業から中小企業に至るまで、140社以上のSAP顧客がプレゼンテーションを行い、実際のビジネス上の課題に取り組むうえで、いかにSAPが活用されているかを明らかにしました。

脚注
1)米国での市場シェアは、i2 Technologies, Inc.、J.D. Edwards & Company、Oracle Corporation、Peoplesoft, Inc.、Siebel Systems, Inc.の米国内でのライセンス売上を基準としています(一部のベンダーの売上は推定額)。『Wall Street Journal』の記事(2003年1月28日付)もご参照ください。
2)世界における市場シェアは、i2 Technologies, Inc.、J.D. Edwards & Company、Oracle Corporation、Peoplesoft, Inc.、Siebel Systems, Inc.のライセンス売上を基準としています。

地域別収益(単位:100万ユーロ)
SAPグループ

  収益
4Q 2002
収益
4Q 2001
変化 % 変化
合計 2,275 2,315 -40 -2
– 固定通貨レート       5
ヨーロッパ・中東・アフリカ地域(EMEA) 1,289 1,203 86 7
– 固定通貨レート       8
アジア・太平洋地域 265 248 17 7
– 固定通貨レート       16
南北アメリカ地域 721 864 -143 -17
– 固定通貨レート       -1

主要数値一覧(単位:100万ユーロ)
SAPグループ

  4Q 2002 4Q 2001 変化 % 変化
収益 2,275 2,315 -40 -2
ライセンス収益 958 1,030 -72 -7
税引き前収益 790 510 280 55
純利益 474 319 155 49
フルタイムに換算した従業員数
(2002年12月31日現在)
28,797 28,410 387 1

SAPについて

SAPは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーです。SAPは、e-ビジネスプラットフォームであるmySAP.comを通じて、統合基幹業務ソフト(ERP)をはじめ、サプライチェーン・マネジメント(SCM)、顧客関係管理(CRM)、電子商取引市場(eマーケットプレイス)、ポータル(Enterprise Portal)、製品ライフサイクル管理(PLM)などの構築を可能にする様々なソリューションを提供しています。SAPのソフトウェアは、すでに世界120を超える国の19,300以上の企業、61,000サイト以上で利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。SAPは世界の50ヵ国以上に現地法人を持ち、またフランクフルト証券取引市場やニューヨーク証券取引市場を含む幾つかの取引市場で「SAP」として上場しております。詳細についてはhttp://www.sap.comをご参照ください。

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