三井金属 全社共通システムとしてSAP R/3を本格運用

2003年4月10 日 by SAP News 0

~03年度より、決算の早期化を実現~

Tokyoこのたび、三井金属鉱業株式会社(社長:宮村眞平 以下、三井金属)は、グループ企業55社
に、SAPジャパン株式会社(社長:藤井清孝 以下、SAPジャパン)の販売する統合基幹業務システム(ERP)SAP R/3を導入し、グループ共通のシステムとして本格的な運用を実現いたしました。
また、当システムに基づき、本年度(03年)から、グループ内の業績管理を目的に連結月次決算をルーチン化し、半期毎に公表する連結決算の早期化を実現いたします。加えて、四半期決算の開示にも充分対応できる体制を整えることもできました。

<三井金属 R/3をグループ共通のシステムとして運用>
SAP R/3は、SAPジャパンの販売する統合基幹業務システム(ERP:Enterprise Resource Planning)。財務会計や管理会計、販売管理、購買在庫管理、その他経営情報の管理など企業の基幹業務を一つのソフトで統合的に運用できるシステムです。
三井金属は、1998年、単体でSAP R/3の運用を開始し、順次、55社もの国内外の主要関係会社へ導入を図ってまいりました。昨年度(02年)、その全てに導入を完了し、本年度よりグループが足並みを揃え、SAP R/3の本格運用を行います(ただし、小規模かつERP導入の必要性がない関係会社だけは導入していません)。

SAP R/3を最大限に既製の標準機能を利用する体制でシステム構築したことで、わずか5年足らずの期間のうちにグループ企業のシステムを統一する事例となりました。この三井金属グループ企業へのSAP R/3導入により、三井金属グループの決算業務が早期化され、本年4月より連結による月次決算および四半期決算が可能となります。

導入にあたっては、社内業務をSAP R/3に適応させるため、トップダウンによる業務改革を強力に進めると共に、システムサポートの面では、三井金属グループの情報システム企業である株式会社ユアソフトがグループ各社をフォローし、システム定着を図ってまいりました。これにより、短期間で余分な開発コストを発生させることなくグループのシステム統一を可能にいたしました。
三井金属は、このSAP R/3を基盤に、情報の共有化と透明性を向上させ、会計のグローバルスタンダード化の潮流にも着実に適応していく考えです。また、三井金属の事業構造が、市場動向の変化の激しい電子材料や部品加工等に事業ウェートが高まる中、今後も当システムの有効活用を進め、経営判断の更なるスピードアップを図る予定です。

<SAPジャパンのR/3事業展開>
SAPジャパンは、1992年よりSAP R/3の国内販売を開始。以来、大企業を中心に1000社以上の顧客企業を有し、ERP市場でトップのシェアを誇っています。同商品の販売・導入フォローについては、SAPジャパンのみならず、SAPジャパンとパートナー契約を結ぶ情報システム企業数社と共に、様々な業種へ展開しています(上記のユアソフト社もパートナー企業の1社です)。

三井金属はERPパッケージであるSAP R/3のコンセプトと活用方法を正しく理解し、システム統合と全体最適を考慮したビジネスモデルへの業務改革を低コスト・短期間で実現しました。この三井金属の運用事例は、SAP R/3の本来の活用法のあり方を示し、当システムの持つ可能性を証明したものとして、SAPジャパンとしても大きな実績ととらえています。
また、今回の事例でSAPジャパンでは、三井金属への導入を通して培ったノウハウから上記ユアソフト社が独自に開発したR/3導入システム「リアルモデル」の販売にあたり、強力にバックアップを図り、SAP R/3の更なる拡販へつなげたいと考えております。

特に、実用へのひな型を示すこの「リアルモデル」は、従来に比べ低価格、スピーディー、確実なSAP R/3の導入を可能にする商品です。大企業だけでなく、現在、新たな市場として注目される中小企業向けの市場においても、当商品の強みが今後、SAP R/3拡販の強力なサポートシステムになるものと、SAPジャパンでは大きく期待しています。

【ご参考】
株式会社ユアソフト
三井金属グループの情報システム企業。R/3の選定から導入フォローまで中心的な立場にたち、三井金属グループの統一システム化を推進。同グループ全社への導入を通して蓄積されたノウハウは、同社が一つの実用モデルとして集大成(テンプレート化)し、システム商品「リアルモデル」を独自に開発しました。R/3を早く・安く・確実に導入できるソフトとして、SAPジャパンからもライセンスを得て、同製品販売を軸に、コンサルテーションも含めたR/3導入ビジネスを積極的に展開しています。

所在地 <東京オフィス>東京都品川区大崎1-11-1ゲートシティ大崎ウェストタワー18階
<本社>    岐阜県吉城郡神岡町大字東雲785
資本金 50百万円(三井金属全額出資)
代表者 代表取締役社長 梶田 紘
人 員 75名
事業内容 ソフトウェア開発・販売、情報サービスに関する業務 他

SAPジャパン株式会社
SAPジャパンは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーであるSAP AGの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは統合基幹業務ソフト(ERP)をはじめ、サプライヤ・リレーションシップ・マネージメント(SRM)やサプライチェーン・マネジメント(SCM)、顧客関係管理(CRM)、企業向けポータル (Enterprise Portal) 、製品ライフサイクル管理 (PLM) などの構築を可能にする様々なソリューションを提供しています。すでに世界では120カ国、19,300以上の企業で1,000万人以上のユーザに利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。日本国内でもすでに1,000社以上の企業グループで利用され、日本企業の情報化の推進、国際競争力及び企業価値の向上に貢献しています。( http://www.sap.co.jp

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