エンタープライズアプリケーションをモバイル化する「モバイル・エンジン2.1」を発表

2003年4月24 日 by SAP News 0

「SAP NetWeaver」を構成するマルチチャンネル・アクセス・ツールJavaとWebサービス技術を基盤に、エンタープライズ・アプリケーションの利用範囲を大幅に拡大

TokyoSAPジャパン株式会社(代表取締役社長:藤井 清孝、東京都千代田区大手町、以下SAPジャパン)は、本日、オープンスタンダード・ベースのモバイル・ビジネス向けソフトウェア・プラットフォーム「SAP Mobile Engine 2.1 (以下SAP モバイル・エンジン) 」を発表しました。

企業が常に競争優位であり続けるためには、時間や場所を問わず、ERP、CRM、SCMといったミッションクリティカルなビジネスデータへ即座にアクセスでき、リアルタイムで最新の情報を更新、共有することが重要な鍵となります。SAP モバイル・エンジンは、あらゆる種類の端末、いかなる場所からでも、またオンラインおよびオフラインの両環境で、ユーザーが企業アプリケーションを利用することを可能にします。また、SAPのモバイル・エンジンとベストプラクティスを基に開発された、豊富なモバイル・アプリケーションにより、企業における既存のITインフラストラクチャを低コスト、短期間で容易にモバイル化し、既存の企業資産を最大限に有効利用することができます。

SAP モバイル・エンジンは社外にいる従業員と基幹業務システムを繋げる掛け橋となり、外回りの多い営業担当、お客様先で作業をする技術サービス担当、コンサルタント等の社外業務を様々な角度から支援します。今まではスケジュール等の単純なPIM情報のみを携帯端末にダウンロードし、社外に持ち歩いていましたが、SAP モバイル・エンジンの登場により、社内外におけるリアルタイムでの情報共有が可能になり、シームレスな業務プロセスによるノンストップビジネスが実現します。また、社外にいる従業員の高度な情報武装が可能になることにより、迅速な顧客対応による顧客満足度、収益性、競争力が向上します。

SAPモバイル・エンジン上で動くアプリケーションは、CRM(カスタマ・リレーションシップ・マネジメント)やHR (ヒューマン・リソース) 、SCM(サプライ・チェーン・マネジメント)、BI (ビジネス・インテリジェンス) 、PLM (製品ライフサイクル・マネジメント) などが代表的ですが、汎用的な用途のみならず、製薬、ユーティリティ、コンサルティングファームなど、業種に特化したビジネス・シナリオも用意しています。

SAPモバイル・エンジンをベースに構築されたmySAP PLMのモバイル設備資産管理やCRMのモバイル・サービスのアプリケーションを利用することにより、技術サービス担当はアサインされたタスク一覧と共に作業に必要な情報(契約内容、部品在庫状況等)をすべて基幹システムから直接入手できるようになります。また、その場で足りない部品をオーダーする等、顧客からの修理依頼にその場で的確に対応することができるようになります。さらに、作業終了と同時に作業報告を携帯端末で入力、同期をとることにより、社内にいる従業員もリアルタイムで情報の共有ができ、モバイル・アプリケーションを利用することで次の処理への移行が滞りなく行われます。

SAPモバイル・エンジンには、優れたWebベースの運用管理機能が組み込まれています。端末へのアプリケーションのインストール、アップグレード、端末コンフィグレーション等の作業をサーバ側で集中して行なうことができ、システム管理者は煩雑な作業をすることなく、基幹業務システム管理の一環としてアプリケーション、ユーザ・デバイスの管理ができるようになっています。SAPモバイル・エンジンは、ポケットPC2002、Windows2000、NT4.0、WindowsXPなどのOSを搭載したPDA、ラップトップ、そしてタブレットPCなどの携帯端末上で動作します。Javaを開発言語としており、XML、SOAPなどのWebサービス技術といったオープンでスタンダードな技術にも対応しています。

携帯端末上でオフラインで更新されたデータはWeb アプリケーション・サーバを介し、モバイル・エンジンの優れた同期機能、レプリケーションレイヤによりオンライン接続時に任意のバックエンドシステムと同期をとることができるように設計されています。データは暗号化及び圧縮されて転送され、HTTPSを使用して公衆パケット網、LAN、無線LAN、クレードル等で同期をとります。

現在、モバイル分野におけるテクノロジーは急速に発展しています。SAPジャパンはオープンでスタンダードな技術を採用することに努め既存IT環境、将来の変革に臨機応変に対応できるソリューションを顧客に提供します。2003年末までに、20社以上の受注を計画しており、今後3年間で150社への導入を目指します。

以上

SAPジャパンについて
SAPジャパンは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーであるSAP AGの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは統合基幹業務ソフト(ERP)をはじめ、サプライヤ・リレーションシップ・マネージメント(SRM)やサプライチェーン・マネジメント(SCM)、顧客関係管理(CRM)、企業向けポータル (Enterprise Portal) 、製品ライフサイクル管理 (PLM) などの構築を可能にする様々なソリューションを提供しています。すでに世界では120カ国、19,300以上の企業で1,000万人以上のユーザに利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。日本国内でもすでに1,000社以上の企業グループで利用され、日本企業の情報化の推進、国際競争力及び企業価値の向上に貢献しています。( http://www.sap.co.jp

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