日立とSAPジャパンが間接材の電子調達分野のソリューションで協業

2003年6月19 日 by SAP News 0

Tokyo株式会社 日立製作所 情報・通信グループ(グループ長&CEO:古川 一夫、以下 日立)とSAPジャパン株式会社(代表取締役社長:藤井 清孝、以下 SAPジャパン)は、このたび、国内における間接材電子調達分野のソリューションにおいて協業することで合意しました。今回、協業の第一弾として、日立が提供するeマーケットプレイス「TWX-21」上の間接材購買ソリューション「MRO(*1)集中購買サービス」と、SAPジャパンの提供するインターネット調達ソリューション「mySAPTM SRM(サプライヤ・リレーションシップ・マネジメント)」の中核製品である「EBP(エンタープライズ バイヤー プロフェッショナル エディション)」を活用した購買・調達システムと連携し、6月23日からソリューションとして提供します。

これにより「mySAP™ SRM」のユーザーが、「MRO集中購買サービス」にて扱う事務用品や安全衛生保護具、工具、理化学消耗品といった間接材や、燃料・ガスなどの副資材を一箇所のサイトを通じて迅速に購入が可能となります。また、大量仕入による価格低減が見込まれ、コストメリットを享受することが可能です。
  *1) MRO(Maintenance, Repair and Operations) : 経費で購入する事務用品や現場の作業用品、オフィス用品などの消耗品のこと

企業は、競争力強化のために、所有するリソースをより効果的かつ効率的に活用する必要性に迫られています。そのような環境下、消耗品などの間接材購買業務を、簡単かつ安く購入するために、複数のサプライヤーからの調達品を一箇所のサイトを通じて購買可能な間接材e-マーケットプレイスを活用する企業が増えてきました。

日立は、間接材購買業務の効率化を目的としたソリューションとして、「TWX-21」の「MRO集中購買サービス」を提供しています。「MRO集中購買サービス」は日立グループ企業200社、一般企業140社の購買力を背景に、日立のバイヤーが価格交渉する購買代行型のサービスです。事務用品だけでなく、安全衛生保護具・工具・理化学品等の間接材、燃料・ガス等の副資材といった幅広い商品群を購入できるサービスです。

また、SAPジャパンは、戦略的な直接材、間接材のインターネット調達の総合的なソリューションとして、企業調達のためのソリューション「mySAP™ SRM」を提供しています。「mySAP™ SRM」の中核商品である「EBP」ではWebをベースとしたシステムを構築し、購買サイトと販売サイトの両方をリアルタイムに統合することで、ユーザーソーシングから調達処理、支払までの調達サイクルすべてのプロセスを同じアプリケーション内で管理することが可能となります。

今回の協業により、日立の「MRO集中購買サービス」で提供する幅広い間接材コンテンツと、SAPジャパンの「EBP」による豊富な購買管理機能を連携させ、企業の基幹購買業務の改革を行うためのソリューションを共同で提供します。これにより、日立は、SAPジャパンの「EBP」ユーザーが「MRO集中購買サービス」を利用することで取扱い規模の拡大が可能となります。また、SAPジャパンは、「mySAP™ SRM」ユーザーへの幅広いコンテンツの提供が可能となり、既存ユーザーの利便性の向上及び、新規ユーザーへの購買ソリューションの拡販強化を行うことができます。

さらに、日立とSAPジャパンは、同じく6月23日から、共同セミナーの開催やメーリングリストを用いたサービス紹介などの拡販協力も開始します。今後も日立とSAPジャパンは、電子調達分野におけるソリューションを強化し、企業の購買関連業務を支援していきます。

SAPジャパンについて
SAPジャパンは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーであるSAP AGの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは統合基幹業務ソフト(ERP)をはじめ、サプライヤ・リレーションシップ・マネージメント(SRM)やサプライチェーン・マネジメント(SCM)、顧客関係管理(CRM)、企業向けポータル (Enterprise Portal) 、製品ライフサイクル管理 (PLM) などの構築を可能にする様々なソリューションを提供しています。すでに世界では120カ国、19,600以上の企業で1,200万人以上のユーザに利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。日本国内でもすでに1,100社以上の企業グループで利用され、日本企業の情報化の推進、国際競争力及び企業価値の向上に貢献しています。( http://www.sap.co.jp

株式会社 日立製作所 「TWX-21」のホームページ

日立とSAPジャパンが間接材の電子調達分野のソリューションで協業 – その具体例
SAPジャパンの「EBP」ユーザーが発注を行う際、日立の「MRO集中購買サービス」を利用し、商品を検索します。選択した商品の商品データは「EBP」に取り込まれ、「EBP」が持つ承認などの購買ワークフローにより、注文処理を行います。
 発注データは「MRO集中購買サービス」システムに送信され、ユーザーに商品が届けられます。支払い処理については、日立より提供される請求データを「SAP R/3」に取り込むことにより、処理されます。

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