SAPジャパン、製品ライフサイクルを通じてサポートを提供するSAP ソリューションマネージャ3.1の出荷好調

2004年2月18 日 by SAP News 0

導入プロジェクトから継続的運用の改善まで、ソリューション管理のためのプラットフォーム

TokyoSAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区大手町、代表取締役社長:藤井 清孝、以下 SAPジャパン)は、「SAP Solution Manager(以下SAPソリューションマネージャ)」の最新版「SAPソリューションマネージャ3.1」の出荷が好調である、と発表しました。「SAPソリューションマネージャ3.1」は、複雑化したシステム環境下において、SAPソリューションの導入から稼動さらに運用管理と最適化まで、システムおよびアプリケーションの全ライフサイクルを通じ、サポートを提供します。

SAPソリューションマネージャ3.1は、これまでのソリューションマネージャに、導入から運用までの顧客独自の知識を集中管理する機能を加えました。導入プロジェクトで作成される業務要件定義書、システム設計文書を一元管理し、システム稼動後の再利用をも可能とすることによって、より質の高いソリューションの運用を実現します。また、実際に起こった障害状況および対処法をデータベース化し、特定の人のスキルや知識に依存しないシステム運用を可能とします。これにより、より迅速で適切な問題解決、より緊密な意志の疎通と知識の移転、総所有コストの削減を伴った、優れたビジネスサポートを実現します。

「SAPソリューションマネージャ3.1」では、従来製品で提供していた運用機能の拡張およびSAP製品の安全な導入をサポートするためのツールが提供されており、具体的には以下3つの点で強化されています。

  1. 「AcceleratedSAPとの統合」:AcceleratedSAP(SAP標準導入方法論、俗称ASAP)とソリューションマネージャを統合することにより、導入から運用に至るまで、同一の業務要件定義書、システム設計文書が利用できるため、人的資源の効率的活用が可能となり、コスト削減と作業の迅速化が図れます。従来の導入方法論に加え、テストワークベンチ機能を装備しており、導入プロジェクトにおけるシステムの統合テストを容易にします。また、異なるSAPシステム間におけるカスタマイジング・パラメータの同期を実現。従来に比較し、複数システム間におけるパラメータ設定に要する時間を短縮するとともに、異なるシステム間でのパラメータ設定について、技術的に整合性を確保することが可能となります。さらに、SAPの標準機能を活用するための業務フローライブラリとパラメータ設定ガイドも提供されます。
  2. 「ソリューション監視」:システム監視、ビジネスプロセス監視、サービスレベルレポートの3つの機能により、ソリューション全体を通じた安定稼動を確保します。

    a) 「システム監視」:顧客企業での複数ソリューション利用下において、複数サーバの一元管理を可能にします。システム監視機能は、ハードウェア、ソフトウェア、データベース、そしてOSを監視し、管理するための、すべてのサーバへのアクセスポイントとなります。

    b) 「ビジネスプロセス監視」:顧客のビジネスにおいてコアとなるビジネスプロセスの安定稼動の確保を目的とした監視手法。従来のシステム監視とは異なり、業務アプリケーションにおける各手順のパフォーマンスやエラーを監視し、発生した問題の原因を特定するとともに、業務への影響度およびリスクの把握、連絡、必要なアクションの指示といった包括的監視が可能です。

    c) 「サービスレベルレポート」:顧客のソリューション全体に関するシステムおよびビジネスプロセスの状況レポートが、週次、月次で自動的に作成されます。これにより、IT部門とエンドユーザ間におけるサービスレベルの確認を行い、迅速なシステム改善提案が実現されます。

  3. 「サポートデスク」:エンドユーザの作業環境から障害状況を直接レポートし、ソリューションマネージャ上で障害状況および対処法を管理することができます。また、SAPと接続することにより、顧客企業独自のコールセンターとSAPヘルプデスクとの統合環境を実現します。さらに、顧客環境に特有の障害状況および対処法の履歴を独自のナレッジウエアハウスとして構築することが可能です。この問題データベースを検索することにより、過去に発生した障害への対処法を再利用でき、問題の早期解決を実現します。

SAPソリューションマネージャ3.1は、こうした統合アプローチにより、ソリューションのライフサイクルの一段階のみを対象とする従来の有効範囲を超えて顧客のビジネスをサポートします。顧客企業はSAPの提供するサービスとサポートにより、最大限の柔軟性や戦略との調和を達成できるほか、ソリューション運用に伴うコストの大幅な削減が可能になります。尚、SAPソリューションマネージャ3.1は、保守範囲で無償提供です。

以上

SAPジャパンについて
SAPジャパンは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーであるSAP AGの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは統合基幹業務ソフト (ERP) をはじめ、サプライヤ・リレーションシップ・マネージメント (SRM) やサプライチェーン・マネジメント (SCM) 、カスタマーリレーションズ管理 (CRM) 、企業向けポータル (Enterprise Portal) 、製品ライフサイクル管理 (PLM) などの構築を可能にする様々なソリューションを提供しています。

すでに世界では120カ国、21,600以上の企業で1,200万人以上のユーザに利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。日本国内でもすでに1,100社以上の企業グループで利用され、日本企業の情報化の推進、国際競争力及び企業価値の向上に貢献しています。また、SAPはHCM製品においてもグローバルトップのシェアを獲得しています。(2002年におけるHCM製品シェア/AMR、IDC) ( http://www.sap.co.jp )

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