SAP、中国にグローバル・サポート・センターを開設

2004年9月15 日 by SAP News 0

1,000万ユーロをアジア太平洋地域に投資し、世界規模でのカスタマーサポート基盤を拡充

TokyoSAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区大手町、代表取締役社長:藤井 清孝、以下SAPジャパン)は、本日、SAPが、世界規模でのサポート・ネットワークを拡充するために、中国の大連にSAP Global Support Center(エスエイピー・グローバル・サポート・センター、以下SAP GSC)を新設した、と発表しました。

GSC China(以下GSCチャイナ)は、中国、日本、韓国を含むアジア太平洋地域諸国の顧客企業にサービスとサポートを提供する主な拠点となります。ここでは、有能なスタッフが、アジア太平洋地域全体で4,200を超える顧客企業に対し、各企業の母国語でのサポートを提供します。また、GSCチャイナは、アイルランド、スペイン、オーストリア、インドで既に設置されているGSCを補完し、SAPによる24時間365日体制のサポート・サービス・ネットワークであるSAP Active Global Support(エスエイピー・アクティブ・グローバル・サポート)の一環として全世界の顧客企業をもサポートします。

GSC チャイナが位置する大連は、中国東北部の主要な工業中心地であり貿易の窓口です。同センターは、国際色豊かなスタッフ構成となり、中国語、日本語、韓国語、英語を母国語とする130人以上のスタッフが勤務する予定です。今回、SAPが約1,000万ユーロを投資して建設した施設は、サービスを受ける顧客企業数の増加に伴うスタッフ補充に対応できる収容能力を備えています。多国籍のスタッフから構成されるサポート・チームは、SAPの既存従業員と新規採用者から構成されます。

製品の導入企画段階から、実際の導入、運用、アップグレード、継続的なメンテナンスに至るまで、ソフトウェアのライフサイクル全体を通じて、1)「オンライン・モニタリング」から、2) 顧客企業先で起こった問題の解決、3) 遠隔地操作で問題の修復を図る「リモート・メンテナンス」や4) 知識の伝達まで、積極的なサービスとサポートを提供し、SAP ソリューションの性能が最大限発揮されるよう支援します。

SAP AGのエグゼクティブ・ボード・メンバーの一員であるゲルハルト・オズワルド(Gerhard Oswald)は次のように述べています。「企業の成長を促し、運用コストの削減を可能とするサービスとソリューションを提供して、顧客企業を効果的に支援することは、SAPが世界的事業を展開する上での基本姿勢です。大連のSAPグローバル・サポート・センターでは、アジア太平洋地域の顧客企業に対して、現地のビジネス・ニーズを理解し、顧客企業の母国語を話す優秀なスタッフによるサポートを直接提供することが可能となります。SAPは、このような世界規模でのサポート・ネットワークを提供できる唯一のエンタープライズ・ソフトウェア・プロバイダであり、このネットワークにより、各顧客企業の契約に即したライフサイクルに合ったサービスを、全世界で個別に提供することが可能となります。」

GSCチャイナはSAPが継続的に推進しているグローバル展開と、アジア太平洋市場におけるSAPの注力市場の一つである中国への取組みの基盤となります。SAPは中国で11年以上にわたって業務を展開しており、490人のスタッフからなる強力なチームが、中国市場向けのSAPソフトウェア開発およびローカライゼーションを担当してきました。昨年には、研究開発施設であるSAP Labs China(エスエイピー・ラブズ・チャイナ)が上海に設立され、SAPの世界中の顧客企業を対象とした新製品の開発やSAPのエグゼクティブ・ボードが決定した戦略的開発プロジェクトの実行などに活用されています。

SAPが今回新たにサポート・センターを大連に開設した理由として、大連市の充実した社会基盤、コスト面での優位性、日本語や韓国語に堪能なスタッフを登用しやすい国際的環境など、さまざまな要因が挙げられます。また、大連には、数々の教育機関や、同都市をITおよび流通の中心拠点とすることを目的に政府援助により設立されたThe Dalian Software Park(以下大連ソフトウェア・パーク)も置かれています。

大連市長の夏徳仁(Xia Deren)氏は次のように述べています。「大連で既に業務を行っているソフトウェア開発企業は、GE、IBM、Hewlett-Packard、Dell、Nokia、Accenture等の世界トップ500社中の18企業を含み、その数は350社を超えますが、今回、テクノロジー業界における世界的大手企業の一社であるSAPが、大連ソフトウェア・パークに加わったことを非常に嬉しく思います。SAPが中国、日本、韓国、その他のアジア太平洋地域の顧客企業に対し各国のニーズに即したサービスを、この唯一の拠点から提供できるように、大連市は先進的な社会基盤とサポートをSAPに提供します。」

今回の中国における業務拡大は、SAPの世界規模での継続した成功を反映したものであるとともに、ダイナミックなアジア太平洋市場における投資と取組みを活発化させたいという意思も投影したものです。

大連にグローバル・サポート・センターが開設されることにより、SAPジャパンにとっても多くの利点があります。第一に、中国においてグループ企業展開や工場開設などを行うSAP顧客企業に対して、日本語、中国語の両方できめ細かいサポートが可能となります。
第二に、大連サポート・センターにおけるオンラインや電話によるサポート体制の充実にともない、日本国内では、顧客企業に対してTCO削減、導入・運用リスクの軽減を目的とするオンサイト・サポートの拡充につとめることが可能になります。

SAP Active Global Supportについて
SAP Active Global Supportは40カ国以上に3,000人を超える従業員を擁するグローバル組織で、23,400以上の顧客企業をサポートしており、そのサイトは79,800以上に達します。さらに、SAP Active Global Supportはカスタマ・ソリューションのプロアクティブな管理、新規事業の監査、業務の継続的な最適化を目的としたメソッド、インフラストラクチャ、サービスの開発も行うことで、総運用コストの削減を目指しています。SAP Active Global Supportでは、新規サイトでの稼働をプロアクティブに保護するため、毎年34,000件以上のリモート・サービス・セッションを行っています。また、1,500件以上のオンサイトサービスを提供しています。

SAPジャパンについて
SAPジャパンは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーであるSAP AGの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは統合基幹業務ソフト (ERP) をはじめ、サプライヤ・リレーションシップ・マネジメント (SRM) やサプライチェーン・マネジメント (SCM) 、カスタマーリレーションズ管理 (CRM) 、企業向けポータル (Enterprise Portal) 、製品ライフサイクル管理 (PLM) などの構築を可能にするさまざまなソリューションを提供しています。すでに世界では120カ国、23,400以上の企業で1,200万人以上のユーザに利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。日本国内でもすでに1,100社以上の企業グループで利用され、日本企業の情報化の推進、国際競争力及び企業価値の向上に貢献しています。(http://www.sap.co.jp )

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