SAP、電力会社の信頼性、コスト、安全性を管理

2004年11月18 日 by SAP News 0

TokyoSAP AG (NYSE: SAP、以下SAP) は本日、SAPジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:藤井 清孝、以下SAPジャパン)が、11月17日(水)から19日(金)に神奈川県横浜市にあるホテルパシフィコ横浜にて開催される「メンテナンス・ソリューション展2004」(主催:社団法人日本能率協会)に出展することを機に、SAPが提供する公益事業向けソリューションが、100以上の電力会社によって導入され、高い投資対効果を上げるとともに、高い信頼性、安全性の確保を支援している、と発表しました。

昨今の電力会社は、政府から与えられた厳しい法令を遵守するとともに、限られた資源を利用しながら、保守管理の行き届いたシステムの管理を行い、さらに顧客のエネルギー需要に対応して安定した電力供給を行わなければいけない、という複数の課題を抱えています。これら多種多様の課題に対する解決策とし、SAPはEAM機能(Enterprise Asset Management:企業資産管理、以下EAM)などに代表される公益事業向けソリューションを提供しています。SAPが提供するEAM機能は、ビジネスプロセスの可視化を向上し、保守、作業安全管理、そして運用手順を統合しながら、発電所の全ライフサイクルの管理をするといった、企業のより戦略的アプローチを支援します。

・米、ニュージャージー州に本社をおくPSEGパワーは、PSEGの発電部門であり、原子力および火力発電事業部門がある、世界でも最大級規模の独立系発電・電力売買企業です。PSEGパワーでは、複数のレガシーシステムを単一のSAPアプリケーションにより強固に統合された、現場従業員の作業指図プロセスと安全タグ管理のシステムへ置き換えました。PSEGパワーで最初にEAMが稼動したのは、1998年です。事業の計画、実現にまつわるプロセスを合理化し、一流の安全性と信頼性を実現しました。地域にある発電会社において、1キロワットを発電するにあたり発生するコストを最小とすることに成功、そして、米国内でも上位10位内にランクされるコストパフォーマンスを実現しました。

・ドイツのエネルギー会社E.ON Kraftwerke GmbHは、SAPのソフトウェアで全取引にわたる業務プロセスおよび管理プロセスを標準化し、統合された設備保全戦略を実現しています。同社は、SAPのソフトウェアにより、包括的な管理ワークフローにおける安全性を獲得し、作業手順を確保するロックアウト/タグアウトの短時間処理、さらに予定外の作業の効率を向上させています。

・韓国水力・原子力発電会社(Korea Hydro & Nuclear Power Company, Ltd.、以下KHNP)は、漢江(Han River)流域に複数の水力発電所と全国4拠点に18の原子力発電所を所持し、韓国国内における電力の40%を供給しています。SAPにより、設備安定性強化、生産性改善、建設見直し期間の短縮、物質管理効率向上、在庫削減、環境および安全管理の改善を実施し、2003年以降、10年間で推定9億5900万ユーロのコスト削減を図ります。

・オーストラリア最大の電力会社マッカリー・ジェネレーション社(Macquarie Generation)では、SAPの統合された作業安全管理機能および文書管理機能とで、従来の紙ベースのレガシーシステムを置き換え、労働安全規則遵守を監督・記録しています。パイロットプロジェクトを成功させた同社は、現在保有するすべての発電所においても同機能の追加導入を進めており、従業員に合理化された作業安全システムを提供しています。

公益事業向けソリューションに関する詳細については、http://www.sap.co.jp/japan/solutions/industry/utilities/をご覧ください。

SAPジャパンは、「メンテナンス・ソリューション展2004」に出展するとともに、自社のEAMに該当する製品を紹介します。また、11月18日(木)13:00~13:50まで開催される出展者セミナーでは、アメリカでも屈指の電力ガス会社である「Public Service Enterprise Group Incorporated(以下PSEG)」でIT部門ディレクターを務めるギャリー・オーバーベック氏(Gary Overbeck)を迎え、「米国PSEGパワーの原子力発電所保全 EAMによる革新」と題する講演を行います。

メンテナンス・ソリューション展2004について
ITと先端技術を活用した新しいメンテナンスの専門展である「メンテナンス・ソリューション展2004」は、生産設備の安定操業と安全・安心・環境対応の実現による製造業の競争力強化に役立つ新しいメンテナンス・ソリューションの普及と開発の促進を目的としており、特に装置産業、機械加工・組立産業、エネルギー産業、地方自治体の、経営層をはじめ設備管理、生産技術、情報システムなど関連部門の幹部を対象としています。当日は、生産設備の最適利用と安全・安心操業のためのソリューションが52社の企業により展示されるほか、出展者によるセミナーも多数実施される予定で、来場者数は10,000人を越える見込みです。*メンテナンス・ソリューション展2004への参加登録については、右記websiteをご確認ください:http://www.jma.or.jp/MS/05raijou.html

SAPについて
SAPは、ビジネス・ソフトウェア・ソリューション*の世界的リーディングプロバイダーです。SAPは、中堅・中小企業のニーズに対応したソリューションから、世界的な組織のためのソリューション群まで、広範なソリューション群を提供しており、SAPのソフトウェアはすでに120を超える世界各国の24,450社以上の企業、84,000以上のサイトで利用されています。革新を促進しビジネス変革を実現する「SAP NetWeaver」を基盤とした「mySAPビジネス・スイート」ソリューションは、顧客関係の改善、パートナー企業との連携強化、サプライチェーンの構築および経営の効率化などを実現し、世界中の企業を支援します。SAPの業種別ソリューションは、ハイテク、小売、官公庁・公共機関、ファイナンシャル・サービスなど25以上の業種について、各業種における固有のビジネスプロセスを支援します。SAPは世界50ヵ国以上に現地法人を持ち、フランクフルト証券取引市場やニューヨーク証券取引市場など、いくつかの株式市場に「SAP」の銘柄で上場しています。同社の詳細についてはhttp://www.sap.comをご覧ください。

*SAPによるビジネス・ソフトウェア・ソリューションの定義は、統合基幹業務ソフトウェア(ERP)と、サプライチェーン・マネジメント(SCM)、顧客関係管理(CRM)、製品ライフサイクル管理(PLM)、サプライヤ・リレーションシップ・マネジメント(SRM)などの関連ソフトウェアソリューションとによって構成されるビジネス・ソフトウェア・ソリューションです。

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