(本リリースは、5月18日に弊社独本社から発表されたものを和訳したものです)
Tokyo — 【マサチューセッツ州ボストン発】 – SAP AG(NYSE:SAP、以下SAP)は、JPMorgan Chase & Co. (NYSE: JPM、以下JPモルガン・チェース)が、会計・財務プラットフォームを改善するための長期計画の一環として、mySAP ERPを採用した、と発表しました。
JPモルガン・チェースは、1.2兆米ドル相当の資産を有し、米国内の何百万もの個人顧客を初め、世界各国の大手企業や団体、政府が同社の顧客企業に名を連ねています。
JPモルガン・チェースのグローバル・ファイナンス・テクノロジのチーフ・テクノロジー・オフィサー、スコット・パンクオフ(Scott Pankoff)は次のように述べています。「全ての国内の元帳を単一のプラットフォーム上で一元管理することにより、業務モデルを簡素化し、経費を削減します。SAPのソリューションは、我々が財務および業務上の実績について、より優れた分析を行うことを可能にしてくれます。」
SAPアメリカの社長兼CEOであるビル・マクダーモット(Bill McDermott)は次のように述べています。「JPモルガン・チェースと弊社の新たな協力関係により、金融サービス業界大手企業が業務優位性(Operational Excellence)の向上を目指し、標準ソフトウェアを提供する弊社へ歩みより始めていることが明らかになりました。私どもは、JPモルガン・チェースのような先進的かつ権威あるグローバル企業とパートナー関係を築くことができたことを大変嬉しく思います。また、同社の成功へ大きく貢献していきたいと存じます」
「SAPPHIRE ’05」まもなく開催
「企業が変わる。挑戦が始まる。 – 経営とITの融合で企業の成長が見えてくる。 -」をテーマに、SAPのあらゆる最新情報を提供する総合イベント「SAPPHIRE ’05」が、7月7~8日に東京国際フォーラムにて開催されます。当日は、SAP AGの会長兼CEO ヘニング・カガーマンを始めとするSAPの経営陣による基調講演、経営コンサルタント/UCLA教授大前研一氏やコカ・コーラ ナショナルビバレッジ株式会社 代表取締役社長ギー・ウォラート氏など業界の著名人による特別講演と170以上のセッション、展示会が予定されています。今年のSAPPHIREでは、SAPが提唱するアーキテクチャ「エンタープライズ・サービス・アーキテクチャ」(ESA)に関連した新たなソリューションのご紹介や具体的な導入事例、ESA活用のための新提案など、ESAの導入を実現するためのより具体的な内容や、近年ますます需要が増加している、中堅・中小市場向けの最新ソリューションなどもご紹介します。事前登録や開催概要については、下記をご参照ください。(http://www.sap.com/japan/sapphire/)
SAP for Bankingについて
SAP for Bankingは、mySAP Business Suiteソリューションと金融機関特有の要望に対応する機能を組み合わせた業種別ソリューションです。60カ国に550以上の導入実績を誇るSAP for Bankingは、フロントオフィスおよびバックオフィスの銀行業務環境においてあらゆる側面を管理する統合されたツールと自動プロセスを提供しており、大容量トランザクション・バンキング処理、カスタマ・リレーションシップ・マネージメントから、財務会計、コスト管理、収益性/リスク分析に至まで、幅広く網羅しています。SAP for Bankingは、統合アプリケーション・プラットフォームである「SAP NetWeaver」のオープンなアーキテクチャに基づいており、金融機関におけるトランザクションとリレーションシップの優れた管理を支援し、市場機会の迅速な把握を可能にするだけでなく、顧客の個々のニーズに合わせた新商品の容易な開発を実現します。SAP for Bankingの詳細は、http://www.sap.com/banking/をご参照ください。
SAPについて
SAPは、ビジネス・ソフトウェア・ソリューション*の世界的リーディングプロバイダーです。SAPのソフトウェアは、すでに120を超える世界各国の27,000社以上の企業、91,500サイト以上で利用されており、中堅・中小企業のニーズに対応するよう特化したソリューションからグローバル組織のためのソリューションまで、幅広く提供しています。革新を促進しビジネス変革を実現する「SAP NetWeaver」を基盤とした「mySAPビジネス・スイート」ソリューションは、顧客関係の改善、パートナー企業との連携強化、サプライチェーンの構築および経営の効率化などを実現することにより、世界中の企業を支援します。SAP業種別ソリューションは、ハイテク、小売、官公庁・公共機関、ファイナンシャル・サービスなど25業種以上について、各業種における独自のビジネスプロセスを支援します。SAPは世界の50ヵ国以上に現地法人を持ち、またフランクフルト証券取引市場やニューヨーク証券取引市場を含む幾つかの取引市場で「SAP」の銘柄で取引されています。同社の詳細についてはhttp://www.sap.comをご参照ください。