中国民生銀行、技術変革の率先に向けてアクセンチュアとSAPを選択

2005年12月7 日 by SAP News 0

(本リリースは、11月28日に弊社独本社から発表されたものを和訳したものです)

tokyo【中国・北京発】 – 中国民生銀行(CMBC)、アクセンチュア(NYSE:ACN)、SAP AG(NYSE:SAP、以下SAP)の子会社であるSAP Chinaは本日、中国民生銀行向けに世界有数のコア・バンキング(勘定系)システムを共同構築することで合意に達したと発表しました。この合意は、中国・北京で行なわれた調印式で正式に締結されたものです。アクセンチュアとSAPによるコア・バンキング・ソリューションの導入は、業務の変革と将来的な成長への準備を目的とした中国民生銀行による取り組みの一環として行なわれました。

約10年前に設立された中国民生銀行は、中国初の全国規模の民間商業銀行であり、発起人の大半が非国有企業で構成されています。同行によるITシステムの改革は中国の金融サービス業界から大きな注目を集めており、これまでにもデータの一元化(2001年~)、「八大プロジェクト」とそれに伴う各種変更管理プログラムの着手(2002年末)、集中業務処理システムの導入とプロセスの再構築(2004年)などを率先して行ってきました。中国民生銀行はビジネスの急速な成長を維持する上で変革や技術革新が果たす役割の重要性を認識しており、本日の発表によって、中国国内の他の銀行に先駆けてコア・バンキング・システムの標準化を行い、業界リーダーとしての役割を継続しようとする同行の姿勢が明らかとなりました。

中国民生銀行は今回、自社のビジネスニーズの増大に対処するために、現行のコア・バンキング・システムの変革を決定しました。入念な検討と評価を経て、同行がソフトウェア・システムを強化するために選んだのがアクセンチュアとSAPでした。中国民生銀行はSAPの導入によって成長目標を達成し、規制緩和が進む中国の金融市場の需要に対応できるものと期待しています。中国民生銀行が目指しているのは、サービス指向型のバンキング・システムを確立することであり、こうしたシステムによって、同行では新商品の開発と発売がより迅速に行えるほか、急速に拡大する顧客基盤に対応可能な強力な技術サポートがもたらされます。

中国民生銀行のIT担当ジェネラル・マネージャ、ハン・ウェイ・シー(Han Wei Xi)氏は次のように述べています。「当行を取り巻く銀行業務環境においては、オープン化と国際化が進み、グローバルな基準や慣行の遵守が以前にも増して求められるようになっています。当行では、ソリューション・プロバイダとソリューション開発企業の選択にあたり、高い評価と深い経験を誇り、リスク管理能力を備えて長期的な関係を構築することができ、卓越した提供実績を持つ世界的に有名な企業を求めていました。アクセンチュアとSAPが共同で提案した計画を最終的に選んだのも、同基準によって決定されたものです。当行では、今回の変革によってもたらされる機会を活用することで、業務遂行能力の強化や業績の向上を図り、堅牢なコア業務システム・プラットフォームを構築して、業界のリーダーとして、さらには競争力のある銀行として世界規模で認められる存在に発展していきたいと考えています。」

SAP for Bankingソリューションの導入により、アクセンチュアとSAPは、この中国有数の商業銀行が業界の中で今後も進歩と技術革新を推進できるよう支援します。預金と貸付、資金管理、勘定元帳の処理機能とともに、窓口担当者用のフロントエンド・ソリューションを備えたこのソリューションの導入によって、中国民生銀行はすべてのトランザクションを単一の統合システムによって処理できるようになります。このソフトウェアによって、中国民生銀行は業務の合理化を図り、コスト管理を改善し、収益性を高め、業務上のリスクを低減することができます。中国民生銀行向けの標準的なコア・バンキング・ソフトウェアには、中国での預金と貸付に特化した現地向けの機能がSAPによって組み込まれます。また、SAP for Bankingによって、中国民生銀行は中国での銀行業務に関する法規や規制により効果的に対応することができます。

アクセンチュアの金融サービス業本部グローバル統括パートナーであるジャン=マルク・オラニエ(Jean-Marc Ollagnier)氏は次のように述べています。「中国民生銀行は、プロセスのIT化によって中国内外の主要銀行に対する競争力をよりいっそう高めることで、中国の銀行業界を変革する主導的役割を果たしています。今その導入を開始することにより、同行はコア・バンキング・システムを一つの堅牢なプラットフォームへと更新し、合理化を図ることで競争相手に一歩先んじることができます。」

SAPの金融サービス担当シニアバイスプレジデント、トーマス・バルクハイム(Thomas Balgheim)は次のように述べています。「SAPとアクセンチュアを選択することによって、中国民生銀行は、アジア太平洋地域と全世界の銀行の間で、コア・バンキング・プロセスの標準化に対する需要が高まっていることを明らかにしました。SAP for Bankingによって、中国民生銀行はプロセスの効率性、柔軟性、拡張性を高められるはずです。」

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SAP for Bankingは、mySAP Business Suiteソリューションと金融機関特有の要望に対応する固有の機能を組み合わせた業種別ソリューションです。60カ国に600以上の導入実績を誇るSAP for Bankingは、フロントオフィスとバックオフィスの銀行業務環境のあらゆる側面を管理する統合されたツールと自動プロセスを提供しており、大容量トランザクション・バンキングプロセス、CRMから、財務管理、コスト管理、収益性/リスク分析に至るまで、幅広く網羅しています。SAP for Bankingは、統合アプリケーション・プラットフォームである「SAP NetWeaver」のオープンなアーキテクチャに基づいているため、金融機関がトランザクションとリレーションシップを優れて管理できるようにするだけでなく、市場機会を迅速に把握し、顧客の個々のニーズに応じた新製品を容易に開発できるようにします。SAP for Bankingの詳細は、こちらをご参照ください。

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