Tokyo — 株式会社CSKシステムズ(本社:東京都港区 代表取締役社長:広瀬省三、以下CSKシステムズ)とベニックソリューション株式会社(本社:兵庫県神戸市 代表取締役社長:白井正紀、以下ベニックソリューション)は、このほど、SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:ロバート・エンスリン、以下SAPジャパン)の統合基幹業務(ERP)パッケージを中核としたSAP製品を短期間で効率よく導入するための新拠点「SAP開発ファクトリー」が本格稼動したことを発表いたします。
CSKシステムズとベニックソリューションは、SAP NetWeaver基盤をベースに機能拡張開発の部品化・標準化を推進し、レガシーシステムの有効活用や固有の業務要件への対応といったお客様のニーズに合わせたシステム設計・開発を短期間で効率よく実現できるよう、2005年12月に両社共同で常時200名体制を整えた「SAP開発ファクトリー」を立ち上げました。この度、複数のお客様の新規開発作業の開始をうけ、本格稼動となりました。
「SAP開発ファクトリー」は、神戸元町と大阪北浜にサービス拠点を確保し、さらに中国の大連、上海、杭州の海外開発拠点をネットワークで接続することで、開発要件、費用、期間に合わせて人的リソースを活用し、効率よく開発作業を進めます。また、中国進出を目指す日本企業からのシステム開発需要の高まりに対応すべく、中国向けテンプレートの活用と中国の3拠点を有効活用することで、お客様の中国事業所におけるSAP製品(mySAP Business Suite)導入を迅速に展開します。
各拠点の開発要員は、お客様の開発サーバに直接ネットワークを介して接続し「SAP開発ファクトリー」に集中して作業を行います。作業範囲は、システム詳細設計、実装、単体テストからシステム要件定義や基本設計の上流工程、開発後の連結テスト等への対応を含みます。また、状況に応じてお客様先でのサービスを提供いたします。
今回の「SAP開発ファクトリー」立ち上げにより、SAP導入プロジェクトの迅速化および本番稼動後の保守作業、仕様変更などにも細やかに対応できる体制を整え、SAP NetWeaverをベースとしてお客様のニーズに合わせたソリューションを提供していきます。
株式会社CSKシステムズについて
株式会社CSKシステムズ (http://www.csk.com/systems/) は、2005年10月、株式会社CSK(現 株式会社CSKホールディングス)のすべての事業を引き継ぐとともにグループ会社であった日本フィッツ株式会社を統合して誕生。お客様の業務や最終消費者の視点からサービスを捉え、コンサルティングからシステム開発、運用、BPOまでを包括するフルラインのサービスを提供しています。また、専門性の高い多様なサービスを提供するグループ各社のノウハウを組み合わせた付加価値の高いサービスを提供しています。
ベニックソリューション株式会社について
ベニックソリューション株式会社 (http://www.benic.co.jp/) は、川崎重工業株式会社が、全額出資し、IT関連事業の子会社として設立(2001年4月営業開始)。川崎重工業グループでのシステム導入・運用の経験で培われ、磨かれたソリューション/ノウハウ/付加価値に関してSAP製品を主軸にサービスを提供し、SAPアワードを2005年(特別賞)2006年(サービスパートナー部門)と連続受賞しています。
SAPジャパン株式会社について
SAPジャパンは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーであるSAP AGの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは統合基幹業務ソフト (ERP) をはじめ、サプライヤ・リレーションシップ・マネジメント (SRM) やサプライチェーン・マネジメント (SCM) 、カスタマーリレーションズ管理 (CRM) 、企業向けポータル (Enterprise Portal) 、製品ライフサイクル管理 (PLM) などの構築を可能にするさまざまなソリューションポートフォリオを提供しています。すでに世界では120カ国、32,200以上の企業で利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。日本国内でもすでに1,300社以上の企業グループで利用され、日本企業の情報化の推進、国際競争力および企業価値の向上に貢献しています。(http://www.sap.com/japan/)
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