SAP、2006年度第1四半期の業績を発表

2006年4月21 日 by SAP News 0

ソフトウェア関連の売上が22%増加
製品売上が18%増加、総売上が18%増加
(本リリースは、4月20日に弊社独本社から発表されたものを和訳したものです)

Tokyo【独ワルドルフ発 – 2006年4月20日】 – SAP AG(NYSE: SAP、以下SAP)は本日、2006年3月31日を決算日とする第1四半期の暫定的決算報告を発表しました。業績のハイライトは次のとおりです。

2006年度第1四半期ハイライト

売上

  • ソフトウェア関連の売上は前年同期比で22%増加して5億2800万ユーロ(2005年=4億3400万ユーロ)となりました。固定為替レート換算では、ソフトウェア関連の売上は14%増加しました。
     
  • 2006年度第1四半期の総売上は前年同期比で18%増加して20億4000万ユーロ(2005年=17億3000万ユーロ)となりました。固定為替レート換算では総売上は13%増加しました。
     
  • 2006年度第1四半期の南北アメリカ地域におけるソフトウェア関連の売上は47%(固定為替レート換算では30%)増加し、2億2800万ユーロとなりました。米国におけるソフトウェア関連の売上は前年同期比で25%増加して1億6500万ユーロ(2005年=1億3100万ユーロ)に達しました。固定為替レート換算では、米国におけるソフトウェア関連の売上は15%増加しました。
     
  • 第1四半期のヨーロッパ・中東・アフリカ(EMEA)地域におけるソフトウェア関連の売上は前年同期比で7%増加して2億2900万ユーロ(2005年=2億1500万ユーロ)となりました。固定為替レート換算では、EMEA地域におけるソフトウェア関連の売上は前年同期比で6%増加しました。ドイツにおけるソフトウェア関連の売上は前年同期比で8%増加しました。
     
  • 2006年度第1四半期のアジア太平洋(APA)地域におけるソフトウェア関連の売上は12%増加して7300万ユーロ(2005年=6500万ユーロ)となりました。固定為替レート換算では、APA地域におけるソフトウェア関連の売上は7%増加しました。2006年度第1四半期の日本におけるソフトウェア関連の売上は18%減少して1900万ユーロとなりました。固定為替レート換算では、日本におけるソフトウェア関連の売上は17%減少しました。
     

コア・エンタープライズ・アプリケーション・ベンダー・シェア

  • 4四半期連続で比較したソフトウェア関連の売上に基づくと、コア・エンタープライズ・アプリケーション・ベンダー(業界アナリストの調査に基づくSAPの定義では、ソフトウェア関連の売上の総額で約160億ドルを占める)におけるSAPの世界シェアは、2006年度第1四半期末においては21.4%となりました。

利益

  • 2006年度第1四半期の営業利益は、前年同期比9%増の4億900万ユーロ(2005年=3億7400万ユーロ)となりました。2006年度第1四半期の見込営業利益は、前年同期比20%増の4億5700万ユーロ(2005年=3億8100万ユーロ)でした。。
     
  • 2006年度第1四半期の営業利益率は20.0%で、前年同期比で1.6パーセンテージポイント低下しました。2006年度第1四半期の見込営業利益率は22.4%で、前年同期比で0.40パーセンテージポイント上昇しました。
     
  • 2006年度第1四半期の純利益は2億8200万ユーロ(2005年=2億5400万ユーロ)、1株当たりでは0.91ユーロ(2005年=1株当たり0.82ユーロ)となり、前年同期に比べて11%増加しました。2006年度第1四半期の見込純利益は3億1500万ユーロ(2005年=2億5900万ユーロ)で、見込1株当たり利益は1.02ユーロ(2005年=1株当たり0.84ユーロ)となり、前年同期比では22%増加しました。

SAPのCEO、ヘニング・カガーマン(Henning Kagermann)は、「第1四半期のソフトウェア関連の売上および製品売上が引き続き好調な成長を示し、2006年度の好調なスタートを切ることができたことを嬉しく思います。この売上増加が見込営業利益の20%増加、1株当たり見込利益の22%増加につながっており、それぞれについて発表した2006年度の見通しの達成に向かって当社は順調に進んでいます」とコメントしています。

さらにカガーマンは、「お客様の満足度は現在、SAP創業以来最高の水準にあります。このことは、SAPが現在提供している次世代のエンタープライズ・サービス・アーキテクチャ(ESA)製品がお客様の高い要求に応えていること、お客様が引き続きSAPの技術を信頼してくださっていること、また、SAPの革新的技術がお客様のビジネス推進に活用され続けていることを示す具体的な証拠です。開催が間近に迫ったオーランドとパリのSAPPHIREでは、2006年がSAPにとって、今後の成長の基礎となる新製品を投入する基礎固めの年になるとの確信がさらに強まることでしょう」と述べています。

キャッシュフロー

  • 2006年3月31日を末日とする四半期の営業キャッシュフローは8億5600万ユーロ(2005年=9億100万ユーロ)でした。フリー・キャッシュフローは7億9300万ユーロ(2005年=8億5800万ユーロ)で、総売上に対するフリー・キャッシュフローの割合は39%(2005年=50%)でした。2006年3月31日現在の流動資産は38億ユーロでした(2005年12年31日=34億ユーロ)でした。

自社株買戻しプログラム

  • 2006年度第1四半期、当社は自社株253万株を1株平均167.29ユーロ(総額4億2300万ユーロ)で買い戻しました。前年同期には124万株(総額1億4900万ユーロ)を買い戻しました。2006年3月31日現在、自己株式は834万株となっています。SAPは現行の自社株買戻しプログラムの下で、最大3000万株まで購入できます。フリー・キャッシュフローが好調なことから、SAPでは今後、2006年の自社株買戻し促進に向け、引き続き株式買戻し機会の評価を行います。

今後の見通し

2006年度通年の見通しに関しては、以下の通りで、年初より変更ありません。

  • 2006年度通年の製品売上は2005年度に比べて13~15%の増加が見込まれます。この増加率は、2006年度通年のソフトウェア関連の売上が2005年度に比べて15~17%増加するとの予想に基づいています。
     
  • 2006年度通年の見込営業利益率(社員持ち株制度適用および買収に伴う費用を含まない)は2005年に比べて0.5~1.0パーセンテージポイントの上昇が見込まれます。
     
  • 2006年度通年の1株当たり見込利益(社員持ち株制度適用、買収、減損処理に伴う費用を含まない)は1株当たり5.80~6.00ユーロとなる見込みです。
     
  • この見通しでは、米ドルとユーロの為替レートを1.00ユーロ=1.23ドルとして計算しています。

※2006年度第1四半期の地域別業績概要につきましては、こちらをご覧ください
View the Detailed Results

地域別業績

南北アメリカ地域では、米国におけるソフトウェア関連の売上が25%(固定為替レート換算注1)では15%)増加しました。南北アメリカ地域では、当期はラテンアメリカが好調な成長を示しました。ヨーロッパ・中東・アフリカ(EMEA)地域では、ドイツにおけるソフトウェア関連の売上が8%増加しました。そのほか、EMEA地域では、ロシアとフランスなどのソフトウェア関連の売上が堅調な伸びを示しました。アジア太平洋地域では、日本におけるソフトウェア関連の売上が18%(固定為替レート換算注1)では17%)減少しました。日本の業績は今後改善する見込みです。

従業員数報告方式の改定

SAPでは従業員数報告方式について、当社の連結損益計算書の費用勘定科目との整合性向上および従業員数報告の透明性向上の観点から、社内外の報告で使用する従業員数報告体系を改定することになりました。この改定による従業員総数への影響はなく、報告対象従業員数項目内の従業員数データのみに影響があります。SAPでは2005年12月31日まで社内外の報告において従業員数データを事業分野・職能部門別に分類していましたが、上述の通り2006年1月1日より報告方式を改定しました。

本プレス・リリースに掲載されている表では、2004年12月31日を末日とする四半期から2006年3月31日を末日とする四半期までについて、新旧両方式で従業員数を表示しています。

2006年度第1四半期における主要な結果

  • 2006年度第1四半期に締結された主な契約は以下の通りです。
     
    [南北アメリカ地域]:
    マニトバ州政府、ハネウェル、パナソニック、ダウ・ケミカル・カンパニー
    [ヨーロッパ・中東・アフリカ地域]:
    エーオン、ミュンヘン市役所、エンデサ、アフリカ開発銀行
    [アジア太平洋地域]:
    松下電器産業株式会社、双日株式会社、トレント・ファーマスーティカルズ(順不同)
     
  • 2006年3月21日、SAPラボは上海に新たな施設を開設しました。これは、今後数年間のうちに予想される研究開発スタッフの急増に対応するためのものです。開所式では、ホスト役を務めたSAPエグゼクティブ・ボード・メンバーのクラウス・ハインリッヒ(Claus Heinrich)が中国の産学官各分野から著名人らを招き、RFID技術の可能性をテーマとしたパネルディスカッションを行いました。
     
  • SAPとシーメンスファイナンシャルサービスは、5つの新規市場(デンマーク、エストニア、フィンランド、ノルウェー、スウェーデン)を対象とした、SAPソリューションの資金提供に関するパートナーシップの拡大を発表しました。
  • SAPは「SAP NetWeaver」プラットフォームのアダプティブ・コンピューティング機能を拡大し、マイクロソフト環境にも対応できるようにしています。この機能強化により、「SAP NetWeaver」プラットフォームとマイクロソフトのオペレーティングシステムの両方を使用する企業にとっては、ハードウェア・リソースからのアプリケーションの「仮想化」により、同一サーバ上でエンタープライズ・ソフトウェアやデータベースの複数のインスタンスを実行できるようになりました。
     
  • SAPは、「mySAPサプライチェーン・マネジメント(mySAP SCM)」アプリケーションの最新バージョンを発表しました。これによって、企業は従来のサプライチェーンをさらに進化させ、サプライチェーン・パートナーからなる柔軟かつ動的なネットワークを実現することができます。
     
  • SAPは、『フォーチュン』誌による毎年恒例の「米国で最も尊敬される企業(America’s Most Admired Companies)」ランキングでコンピュータ・ソフトウェア部門の第3位に選出されました。
     
  • 2006年2月2日、SAPは、「mySAPカスタマ・リレーションシップ・マネジメント(mySAP CRM)」アプリケーションを拡大し、オンデマンド・オプションを搭載すると発表しました。このSAP CRMオンデマンド・ソリューションは、大企業・中堅企業が、インターネットを介して直接、サブスクリプションベースのライセンスモデルによって提供される使いやすいアプリケーションを使用して、営業やサービス、マーケティング業務管理を行えるというものです。
     
  • 2006年2月1日、SAPは「Great Place to Work」イニシアティブによって「Best Employer in Germany 2006(2006年におけるドイツの最も優れた雇用主)」に選ばれました。
     
  • 2006年1月30日、SAPは、「SAP Premium Support」の導入によってサポートサービスのポートフォリオ拡充を発表しました。これは、製品とサービスの継続的な進化によって顧客のビジネス需要の変化に対応するという同社の取り組みの一環です。この新しいサービスは、より高水準なレベルの個別ニーズへの対応を必要と考えるSAP顧客にとってさらなる選択肢となります。
     
  • 2006年1月11日、SAPは中堅・中小企業を対象とした、39の「mySAP All-in-One」認定パートナー・ソリューションを発表しました。この39の新たなソリューションは、過去12カ月間に発表された100を超える新ソリューションの一部であり、世界中の50カ国以上、7100社を超える顧客により、約600の「mySAP All-in-One」認定パートナー・ソリューションが使用されています。
     

以上

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