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新日鐵住金ステンレス、SAP製品を核にシステム基盤を刷新

~来たるステンレス業界の「大競争時代」を勝ち抜く基盤の構築を目指す~

TokyoSAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ロバート・エンスリン、以下SAPジャパン)は本日

、新日鐵住金ステンレス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:米澤 敏夫、以下NSSC)が、事業の可視

化を支援するシステム基盤の整備、および経営統合に伴うシステム統合の一環として、基幹業務(ERP)パッケージ

mySAP ERPを導入し、安定稼動を確認したことを発表しました。2005年3月から導入を開始しており、2006年4月に予

定通り本稼動させました。日本の鉄鋼メーカーにおける初めての大規模短期導入となります。既存システムを活用

しつつ、mySAP ERPを中核とした短期・低コストでの導入と業務改革を実施しています。

NSSCは2003年10月、国内最大のステンレスメーカーとして新日本製鐵(株)と住友金属工業(株)のステンレス

部門の統合によりスタートしました。以来、NSSCは、生産設備の集約や商慣行の改革等、業界のリーダーに相応し

い諸施策を果敢に打ち出し推進するとともに、グローバルレベルでの大競争を勝ち抜くべく、環境変化のスピード

に即応しうる事業管理・戦略立案機能の強化を目指し、社内の体制強化および基盤の構築に努めてきました。こう

した中、SAP製品がグローバルスタンダードであること、および企業合併時のシステム統合や鉄鋼業界における実績

と専門知識を評価し、mySAP ERPの導入を推進し、稼動に至りました。

NSSCは、会計、原価計算、購買、設備保全業務へSAP製品を適用し、現在3カ所の製造所の既存システムとも連携

した全社レベルでの統合システムを構築しています。

NSSCは今後、SAP製品を統合業務システムの中核と位置づけ、より自律的かつ迅速な運営を支える経営管理シス

テムを実現するインフラとして活用し、いかなる環境変化のもとでも安定的・持続的に成長しうる経営体質の実現

を目指しています。

以上

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