【参考資料】SAP、分析アプリケーション市場でのリーダーシップ強化のためPilot Software社を買収

2007年2月22 日 by SAP News 0

(本リリースは、2007年2月20日にSAP独本社から発表されたものの抄訳です)

Tokyo【独ワルドルフ発】 –SAP AG(NYSE:SAP)は、パフォーマンス管理(経営管理)のための包括的な分析アプリケーションを必要とする企業経営者のために、戦略管理ソフトウェアを開発提供するPilot Software社(株式非公開)を買収したことを発表しました。
今回の買収によって、SAPは分析アプリケーション群を強化し、企業の横断的な経営管理を実現するためのツールの提供を促進します。戦略から実行までを結び付け、企業全体におけるパフォーマンスの改善、管理者の意思決定支援、共同作業を促進し、高度な情報活用を可能にします。

2002年に設立されたPilot Software社は世界に150社の顧客を持ち、金融サービス、公共機関、リテール(小売)など多岐にわたる業界を網羅した戦略管理ソリューションを提供してきました。Pilot Software社の主要製品ともいえる「Pilot Works」は、戦略管理の3つの基本ポイントである、目標、施策(アクション)、評価指標を統合することで、社員が効果的に企業の戦略を実行することを支援します。また、Pilot Worksは、インフォメーションワーカーが目標、施策、評価指標を意識した日常の業務プロセスを行えるような仕組みを作り、企業経営者の求める戦略管理および事業管理の強化を支援します。このPilot Worksは、SAP NetWeaverプラットフォーム上に構築され、SAPアプリケーションと統合される予定です。SAPの既存のお客様にご利用いただいているSAPソリューション上でご利用いただくことで、新しいビジネス価値を提供します。

「SAPは、企業の効果的な経営管理を支援する分析アプリケーション分野に戦略的に投資を行い、この市場におけるリーダーシップを強化していきます。今回のPilot Software社の買収によって、戦略を定義し管理するための最先端システムに、インフォメーションワーカーのビジネスプロセスを統合させることで、更なる付加価値を提供していきます。高度なユーザーエクスペリエンス環境で、社員が業務を行うために必要な情報を提供し、企業が打ち出す戦略を全社員に関連付け、組織横断型の強力で即効性のある付加価値を実現します」とSAPのエグゼクティブバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャー、スイートオプティマイゼイション、Doug Merrittは述べています。

経営管理を強化する分析力の向上は、過去5年間、企業の上級管理者にとって最優先事項の一つであり、SAPは今後ポートフォリオを拡大し、分析アプリケーション市場におけるリーダーシップ強化を図り続けます。SAPの分析アプリケーションは、各業界において重要となる業務プロセスを最適化するための確実な意思決定を支援します。また、SAPの分析アプリケーションによって体系化された戦略を、ERP(業務基幹システム)やCRM、SCMのようなSAPが提供する業務アプリケーションと統合することで、社員が実際に実行できるよう支援します。SAPの分析アプリケーションはWeb2.0テクノロジーに基づき設計されているため、インフォメーションワーカーが集合知を活用して、戦略とその実行の溝を埋めるための共同作業を支援します。

「Pilot Software社はこれまでお客様の成功に焦点をあててきており、今日戦略管理のソフトウェアであるPilot WorksをSAPが提供する分析ソリューション群のひとつとなったことで、企業全体を網羅した部門間の連携強化と業績目標の達成を支援します。SAPのポートフォリオ範疇から迅速な価値を得られることは、お客様にとってもPilot Software社にとっても喜ばしいことです」とPilot Software社CEO兼プレジデントのJonathan D. Becherは述べています。

今回のPilot Software社の買収は、お客様のニーズにあわせて、より多岐にわたるソリューション提供を実現するために、特定の技術や機能を買収するSAPの基本戦略を反映した「補完的」合併です。

米国カリフォルニア州マウンテンビューに本拠点をもつPilot Software社は世界中のお客様にソリューションを提供しています。統合計画はまだ決定していませんが、既存オフィスでの事業を継続させる方向でPilot Software社の社員をSAPネットワークに加える予定です。買収は2月14日に完了しており、取引条件の詳細は公開されていません。

以上

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