SAPジャパン、SOAベースの異機種混合環境におけるセキュリティを強化するアイデンティティ管理ソフトウェアの新製品を提供開始

2007年10月23 日 by SAP News 0

TokyoSAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:八剱 洋一郎)は、本日、アイデンティティ(ID)管理ソフトウェアの新製品「SAP NetWeaver Identity Management」 を提供開始することを発表しました。当製品は、さまざまなシステムとビジネスプロセスを横断する統合プラットフォームとして、アイデンティティ情報を一元的に管理し、データアクセスのセキュリティを強化することが可能です。

企業では、システムごとにユーザID情報がそれぞれ管理されることで、効率の良い管理がされていないという課題があります。また、エンタープライズ・サービス指向アーキテクチャ (エンタープライズSOA) という高度な分散環境の構築が進むにつれ、それぞれのビジネスプロセスに関与する情報システムのセキュリティを向上させる重要性が高まっています。SAP NetWeaver Identity Managementは、複数のシステムに存在する、ユーザIDとアクセス権限であるユーザロール(役割)といった、アイデンティティ情報を統合的に管理することによって、管理者の負担の軽減およびITの総体的な運用コストの削減を実現し、SOA環境におけるセキュリティの向上を可能にします。たとえば、SAPおよびSAP以外の人事管理システムと連携し、人事データの変更をトリガーにして各システムのアイデンティティ情報を自動的に更新することが可能となります。

また、2008年4月以降に開始される会計年度より適用される「金融商品取引法の内部統制ルール」(日本版SOX法)で求められる「IT統制」の観点からも、企業はアイデンティ管理の強化が求められています。この場合、企業は、単にシステム単位のアクセス管理だけでなく、財務データを生成するERPなどのアプリケーション内部においても、機能レベルでの詳細な職務分掌(SoD; Segregation of Duties)ルールのもと、的確な権限設定を実装する必要があります。SAPは、こうした課題に対応する製品として、既に「SAP GRC Access Control」を提供していますが、こうした「アプリケーションレベルのアイデンティティ管理」と、従来のアイデンティティ管理ソリューションが提供してきた「システムレベルのアイデンティティ管理」を連携するために多大な労力を必要とすることが大きな課題となっていました。この度提供するSAP NetWeaver Identity Managementによって、SAPは、業界で始めて、アプリケーションレベルとシステムレベルの両方のレベルのアイデンティティ管理を共通のプラットフォーム上で実現する、全社レベルのアイデンティティ管理ソリューションを提供することが可能となりました。

SAP NetWeaver Identity Management は仮想化技術とユーザプロビジョニング技術(ユーザIDと権限の配布技術)をコアとしたアイデンティティ管理機能をサービスとして提供し、複数のリポジトリに散在するアイデンティティ情報に対して標準的なプロトコル(LDAPやDSMLv2など)を利用したリアルタイムで拡張性のあるアクセスを可能とします。

以上

パートナー様からのエンドースコメント〔五十音順〕

「住生コンピューターサービス株式会社は、SAPジャパン株式会社の新しいアイデンティティ管理ソフトウェア『SAP NetWeaver Identity Management』の発表を歓迎致します。J-SOX対応に代表されるIT統制強化が叫ばれる中で、ERPをはじめとするビジネスアプリケーションと密接に統合した『SAP NetWeaver Identity Management』は、アプリケーション側のアクセス管理と、プラットフォーム側のアクセス管理をシームレスに統合する製品と認識しております。弊社は、SAP ERPやSAP CRMならびに、シングルサインオンをはじめとした認証セキュリティーソリューションなど、従前より蓄積した導入ノウハウを生かし、お客様のIT統制、セキュリティ強化につながるサービスをSAPジャパン株式会社と共にご支援してまいります」

住生コンピューターサービス株式会社 代表取締役社長 永富 晶

「日本電気株式会社は、SAPジャパンの新しいアイデンティティ管理ソフトウェア『SAP NetWeaver Identity Management』の発表を心より歓迎致します。現在、『複数システムが混在する環境下における、アイデンティティ管理』がIT統制の最重要課題の1つとなっていますが、エンタープライズSOAベースの『SAP NetWeaver Identity Management』は、こうした課題の解決と持続可能なアイデンティティ管理プロセスの確立に貢献する製品と理解しております。弊社は、従来より蓄積したSAP導入のノウハウに私どものセキュリティ技術や内部統制の知識を加え、お客様のIT統制、セキュリティ強化につながるサービスの提供をSAPジャパンと共に一層強化してまいります」

日本電気株式会社 製造・装置ソリューション事業本部長 幸田 好和

「富士通株式会社は、SAPジャパンの新しいアイデンティティ管理ソフトウェア『SAP NetWeaver Identity Management』の発表を心より歓迎致します。弊社は、従来より蓄積したSAP導入のノウハウを生かし、お客様のIT統制、セキュリティ強化につながるサービスをSAPジャパンと共にご提供してまいります」

富士通株式会社 マーケティング本部SAPビジネスセンター長 東 純一

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