【参考資料】IBMとSAPが初の共同ソフトウェア製品の開発で合意

2008年1月24 日 by SAP News 0

Tokyo[米国フロリダ州オーランド Lotusphere 2008年1月21日(現地時間)発]
IBM(本社:米国ニューヨーク州アーモンク、会長:サミュエル・J・パルミサーノ、NYSE:IBM)とSAP AG(NYSE:SAP)は21日(現地時間)、Lotusphereカンファレンス(IT関係者向け年次会議)において、7,000人のお客様およびパートナーに対して、両社初の共同ソフトウェア製品として、IBM Lotus NotesとSAP Business Suiteを統合したソフトウェア(コードネーム:「Atlantic」)を提供する計画を発表しました。両社が協力して「Atlantic」を作り上げることにより、Lotus Notesデスクトップに慣れ親しんだユーザーに分かりやすい形で情報やデータを提供する、新しいスタイルのアプリケーションが生まれます。これにより、ユーザーは業務を進めることが容易になるとともに、これまで企業がSAPのアプリケーションで実現してきたROI(Return on Investment:投資収益率)がさらに向上することになります。

直観的で使い勝手の良いインタフェースを通じて重要なビジネス情報へのアクセスをユーザーに提供することにより、より多くの情報に基づいたタイムリーなビジネス意思決定が実現します。あらゆるタイプの従業員は、一歩踏み込んだビジネス分析と情報能力に加えて、自分のLotus Notesデスクトップから直接、業務アプリケーションの操作を行えるというパワーの恩恵を受けることになります。

IBM Lotus Softwareのゼネラル・マネジャー、マイケル・ローディン(Michael Rhodin)は次のように語っています。「IBMでは、より豊かなコラボレーション環境を創出しようとしています。また企業側ではコラボレーションの推進とビジネス・プロセスの管理について、より優れた方法を探し求めています。今回のIBMとSAPによるソリューションは、この2つの課題に同時に取り組み、何百万人ものユーザーが使用するただ一つの連携したパッケージを生み出すことになるでしょう。」

IBM LotusとSAPは何千もの共通するお客様を抱えています。こうしたお客様からは、これまでも「Atlantic」が提供するような機能を求められてきました。IBMの上位100社のお客様の大半は、SAPのソリューションを使用しています。

ザ コカ・コーラ カンパニーのCIO、ジャン=ミシェル・アレス(Jean-Michel Ares)氏は次のように語っています。「SAPとIBM Lotusは、ザ コカ・コーラ カンパニーにとっての戦略パートナーです。当社のITの目標は、社員の即応性、生産性、効率性の向上を支援するというものですが、SAPとIBM Lotusのおかげでその目標に近づくことができました。IBM Lotus、SAP、ザ コカ・コーラ カンパニー間のパートナーシップによって当社社員にもたらされる価値はさらに大きくなり、社員が日常的に使うツールも向上するのです。」

SAPのCTO(最高技術責任者)であるビシャール・シッカ(Vishal Sikka)氏は次のように語っています。「Lotusはこの20年間、コラボレーションにおけるイノベーターとして活躍してきました。今回の合意は、お客様のお好みの生産性ツールおよびユーザー・インタフェースを通じて、SAPのビジネス・プロセスとデータに容易にアクセスできるようにすることで、お客様が自社内のユーザーの力を高められるようになることを示す、素晴らしい実例です。それだけでなく、この合意は当社とIBMとのパートナーシップに対しての強いコミットメントを改めて確認するものでもあります。」

IBMとSAPは35年以上にわたって協力関係を続けており、共通するお客様に最新鋭のソリューションを提供することで、1万3,000カ所以上のお客様拠点における何百万ものユーザーのビジネス効率性の向上を図ってきました。「Atlantic」プロジェクトの初回リリースに盛り込まれる機能としては、SAPのワークフロー、レポーティング、分析のサポートと、Lotus Notesクライアント内でのロールの利用などが予定されています。それに加えて、ツールの提供により、こうしたロールや機能を拡大および適合させるとともに、Lotus Notes and Domino製品が本来備えている、優れたコラボレーションおよびオフライン機能を活用します。初回リリースは2008年度第4四半期の出荷予定で、両社から販売されます。

製品のカスタマイズが必要な場合は、IBMグローバル・ビジネス・サービスがコンサルティングとサービスを提供します。カスタマイズの需要に対応するために、SAPの技術者に加えて、グローバルおよび各地域で事業を展開しているその他のシステム・インテグレーターも「Atlantic」のカスタマイズを行えるようにしていきます。

SAP Business Suiteは適応性の高い包括的なビジネス・アプリケーションの製品ファミリーで、完全なビジネス・プロセスの統合を実現し、業種に特化した機能、無限のスケーラビリティ、インターネットを通じた容易なコラボレーションなど、最善のソリューションを提供しています。SAP Business Suiteは、個別に使用した場合でも重要なビジネス・プロセスを管理し、また、緊密に統合されたひとつのスイート製品として使用しても、銀行、病院、小売、政府機関および、それらが持つ外部バリューチェーンを含む、大手企業および中堅中小企業のお客様に価値を提供することができます。

企業向けコラボレーション・ソフトウェアのIBM Lotus Notes and Domino 8は、2万5,000以上のユーザーからのフィードバックをもとに開発されました。Lotus Notes 8ではメール受信ボックスが統合ワークスペースへと変貌しています。このワークスペースにはe-メール、カレンダー、インスタント・メッセージング、Lotus Symphonyなどのオフィスツール、コラボレーティブ・アプリケーションが統合されているほか、ヘルプデスク、CRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)、営業力管理、ディスカッション・フォーム、ブログといった、お客様独自のビジネス・アプリケーションおよびサードパーティのアプリケーションを構築・導入する能力が備わっています。

Lotus Notes and Dominoのライセンス済みユーザー数は、全世界で約1億3,500万に上ります。あらゆる規模、業種、テクノロジー系統に属する企業が、いまだかつてない包括的かつ多用途のオープン・コラボレーション・プラットフォームとして、Lotus Notes and Dominoの最新バージョンを採用しています。

「Atlantic」の詳細については、http://www.ibm.com/software/lotus/notes/atlanticをご覧ください。Lotus Notes and Domino製品の詳細については、http://www.ibm.com/lotus/nd8をご覧ください。

SAP Business Suiteの詳細については、http://www.sap.com/usa/solutions/business-suite/index.epxをご覧ください。

Lotusphereの詳細については、http://www.lotusphere.com/pressをご覧ください。

以上

当報道資料は2008年1月21日(現地時間)にIBM CorporationとSAP AGが発表したものの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。
http://www.sap.com/about/press/press.epx?pressid=8929

IBM、Lotus、Notes、Dominoは、International Business Machines Corporationの米国ならびにその他の国における商標。
SAP、記載されているすべてのSAP製品およびサービス名はSAP AGのドイツおよびその他世界各国における登録商標または商標です。

その他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。

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