SAP、2007年度通年のソフトウェアおよびソフトウェア関連サービスの売上で好調な伸びを記録

2008年1月31 日 by SAP News 0

引き続き好調な1年となったSAPの既存事業
全地域において売上で2桁成長率(固定為替レート換算)を達成
<font color=

Tokyo【独ワルドルフ発】 SAP AG(NYSE: SAP、以下SAP)は本日、2007年12月31日を決算日とする第4四半期および通年の暫定的な決算報告を発表しました。業績のハイライトは次のとおりです。

2007年度通年のハイライト

売上

  • 2007年度通年のソフトウェアおよびソフトウェア関連サービスの売上は74億3000万ユーロ(2006年=66億ユーロ)で、前年比で13%(固定為替レート換算では17%)増加しました。
  • 2007年度通年のソフトウェア売上は前年比13%(固定為替レート換算では18%)増加して34億1000万ユーロ(2006年=30億ユーロ)となりました。
  • 2007年度通年の総売上は前年比で9%(固定為替レート換算では13%)増加して102億5000万ユーロ(2006年=93億9000万ユーロ)となりました。

利益

  • 2007年度通年の営業利益は前年比6%増の27億4000万ユーロ(2006年=25億8000万ユーロ)となりました。
  • 2007年度通年の営業利益率は、前年の27.4%に対して26.7%となりました。2007年度通年の営業利益率は、2007年初頭に発表した通り、中堅市場の未開拓の新規セグメントに対応するために新ソリューションのSAP Business ByDesignを中核とする事業構築に約1億2500万ユーロの投資を実施した影響を受けました。
  • 2007年度通年の継続事業利益は、前年比3%増の19億4000万ユーロ(2006年=18億8000万ユーロ)となりました。
  • 2007年度通年の1株当たりの継続事業利益は、前年比5%増の1.60ユーロ(2006年=1株当たり1.53ユーロ)でした。2006年度の経常利益および1株当たり経常利益は、一時的な租税上の特別利益約8500万ユーロによって2006年度の税率が3.2パーセンテージポイント低下したことにより好影響を受けました。2007年度の継続事業による実効税率は32.2%(2006年=29.9%)でした。

コア・エンタープライズ・アプリケーション・ベンダー・シェア

SAPは8四半期連続でシェア拡大を記録しました。4四半期連続で比較した2007年度通年のソフトウェアおよびソフトウェア関連サービスの売上に基づくと、コア・エンタープライズ・アプリケーション・ベンダー(業界アナリストの調査に基づくSAPの定義では、ソフトウェアおよびソフトウェア関連サービスの売上の総額で約367億ドルを占める)におけるSAPの世界シェアは、2007年12月31日を末日とする4四半期においては28.4%でした。2007年9月30日を末日とする4四半期においては26.9%、2006年12月31日を末日とする4四半期においては24.4%で、前年比で4.0パーセンテージポイントシェアが拡大しています。

SAPのCEO、ヘニング・カガーマン(Henning Kagermann)は、「2007年はソフトウェアおよびソフトウェア関連サービスが力強い伸びを示し、SAPにとって引き続き好調な一年となりました。この優れた成績はSAPの既存事業における継続的な成功を反映したものであり、既存事業は2008年、そしてそれ以降も成長の基盤であり続けます。また、SAP Business ByDesignなどの革新的な新規ソリューションは、中堅市場の未開拓セグメントに存在する巨大なビジネスチャンスを獲得し、今後の成長を強化するうえで力を発揮することが見込まれます。またさらに、先般のBusiness Objects社買収によって、SAPはビジネスパフォーマンス最適化製品分野における明白なトップ企業となりました。これは急成長するビジネスユーザ層へのさらなる浸透を図るうえで有効であり、今後の経営においてもう一つの成長ドライバとなることでしょう」とコメントしています。

2007年度第4四半期ハイライト

売上

  • 2007年度第4四半期のソフトウェアおよびソフトウェア関連サービスの売上は前年同期比で13%(固定為替レート換算では17%)増加して24億7000万ユーロ(2006年=21億9000万ユーロ)となりました。
  • 2007年度第4四半期のソフトウェア売上は前年同期比で14%(固定為替レート換算では18%)増加して14億2000万ユーロ(2006年=12億4000万ユーロ)となりました。
  • 2007年度第4四半期の総売上は前年同期比で10%(固定為替レート換算では14%)増加して32億4000万ユーロ(2006年=29億5000万ユーロ)となりました。

利益

  • 2007年度第4四半期の営業利益は前年同期比2%増の11億1000万ユーロ(2006年=10億9000万ユーロ)となりました。
  • 2007年度第4四半期の営業利益率は前年同期の36.9%に対して34.3%となりました。2007年度第4四半期の営業利益率は、2007年初頭に発表した通り、中堅市場の未開拓の新規セグメントに対応すべく新ソリューションのSAP Business ByDesignを中核とする事業構築に約4000万ユーロの投資を実施した影響を受けました。
  • 2007年度第4四半期の継続事業利益は、前年同期比6%減の7億5800万ユーロ(2006年=8億800万ユーロ)となりました。
  • 2007年度第4四半期の1株当たりの継続事業利益は、0.63ユーロ(2006年=1株当たり0.66ユーロ)でした。

キャッシュフロー

2007年度通年の継続事業による営業キャッシュフローは19億9000万ユーロ(2006年=18億6000万ユーロ)でした。2007年度通年のフリー・キャッシュフローは15億8000万ユーロ(2006年=14億9000万ユーロ)で、総売上に対するフリー・キャッシュフローの割合は15%(2006年=16%)でした。2007年12月31日現在の現金および現金等価物(使途制限付現金を含む)ならびに短期投資は28億ユーロ(2006年12月31日=33億ユーロ)でした。

自社株買戻しプログラム

2007年度第4四半期に当社は自社株690万株を1株平均36.25ユーロ(総額2億4900万ユーロ)で買い戻しました。2007年12月31日現在、自己株式は4810万株(発行済み株式全体の約3.9%に相当)、1株平均36.07ユーロとなっています。2007年通年ではは10億ユーロを投じて自社株約2730万株(発行済み株式全体の2.19%に相当)を平均価格36.85ユーロで買い戻しました。2008年度は約5億ユーロを投じて自社株買戻しを進める方針です。

今後の見通し

2008年度通年の見通しは以下のとおりです。

  • 2008年度通年の非GAAPベースのソフトウェアおよびソフトウェア関連サービスの売上は、固定為替レート換算で前年比24~27%の増加(2007年度は74億2,800億ユーロ)となる見込みです(およそ1億8,000万ユーロで買収したBusiness Objectsの繰延サポート経常収益の償却を除く)。Business Objectsを除くSAPの事業の上記成長率に対する貢献割合は12~14%が予想されます。
  • 2008年度通年の営業利益率は、固定為替レート換算で27.5%~28.0%の見通しです(Business Objectsの繰延サポート経常収益の償却及び買収関連費用を除く)。なお、2007年度は非GAAPベースの営業利益率で27.3%でした。2008年度通年の非GAAPベースの営業利益率予測には、中堅市場内の未開拓新規セグメントを対象としてSAP Business ByDesignソリューション関連事業を構築する目的で増額する1億7500万~2億2500万ユーロ(2007年度は1億2500万ユーロ)の投資を含みます。
  • 2008年度の実効税率は継続事業による米GAAP利益に対して31.0~31.5%になると予想しています。

2007年度第4四半期における主要な結果

  • 2007年度第4四半期に締結された主な契約は以下の通りです。(順不同)

    [ヨーロッパ・中東・アフリカ地域]:ビオメリュー、インタースポーツ・フランス、MGIメトログループ・インフォメーション・テクノロジー、ミュンヘン抵当銀行、ネイションワイド住宅組合、サウジアラビア航空、ポーランド・テレコム
    [南北アメリカ地域]:ファウンデーション・コール、GCCセメント、GTソーラー、Magnesita S.A.、サラ・リー・コーポレーション、タイコ エレクトロニクス、米国海軍
    [アジア太平洋地域]:広東中烟工業公司、HCLテクノロジーズ、メディアコープ、ニュージーランド財務省、シャープ株式会社、シスメックス株式会社、ユナイテッド・インディア・インシュアランス・カンパニー、ウールワース

  • 2007年度第4四半期には、ロッキード・マーチン、ネスレを含む3件のグローバル・エンタープライズ契約(GEA)を締結しました。これらの企業はすべて、最も高い戦略レベルでSAPとの協業を行っています。ロッキード・マーチンは1997年より、SAPの戦略的ソフトウェアパートナーとして締結しています。ロッキード・マーチンは「SAP ERP」の大部分のソリューションを採用しており、現在は、SAPソフトウェアを全社規模でこれまで以上に活用・最適化するため、各種ソリューションの導入に取り組んでいます。一方、世界最大の飲食品企業であるネスレとSAPは、提携によってこれまでも成功を収めてきましたが、GEAの締結に伴い、これをさらに拡大する意向です。ネスレとのGEAは、ネスレとSAPが先に締結したサブスクリプション契約に取って代わるものであり、これによってネスレは、SAPの現在および将来のソリューションを活用し、自社のビジネス戦略に足並みを合わせつつ、「SAP NetWeaver」テクノロジー・プラットフォームを引き続き活用し、自社の中核的なビジネス分野をサポートすることができます。
  • 2007年12月4日、SAPは、「SAP Business Suite」の重要なアプリケーションである「SAP Customer Relationship Management(SAP CRM)」の次なる進化を発表しました。拡大するビジネスユーザ市場の支援を念頭に置いた今回の画期的な新製品は、業界をリードするお客様およびパートナーと共同開発されたもので、ビジネスの現場で発生する問題をシンプルかつ強力に解決できるよう設計されています。
  • SAPは2007年11月14日、統合プラットフォームをベースとしたアプリケーション機能の統合、移行、更新に必要な柔軟性を銀行に提供し続けるため、コンピュータ・サイエンス・コーポレーション(CSC)との提携を発表しました。同社との提携は、商品の価格体系を戦略的に最適化することで、銀行による差別化ニーズの高まりに応えるものです。
  • SAPは2007年10月17日、ビジネスルール管理システムのベンダーであるヤス・テクノロジーズ(株式非公開)を買収する意向であることを発表しました。SAPでは、市場をリードするテクノロジー・プラットフォームの「SAP NetWeaver」にヤス・テクノロジーズのソリューションを組み込むことで、ビジネスルール・インフラストラクチャを提供していきます。企業はこれによって、自社の戦略を前進させ、コンプライアンスをより有効に維持しつつ、時間やリソース、コストを節約することができます。
  • 2007年10月7日、SAPとBusiness Objects S.A.は、SAPがBusiness Objectsを友好的に買収することで両社が合意に達したと発表しました。

2007年度第4四半期、および2007年度通年の地域別業績概要につきましては、こちら(PDF, 38KB)をご覧ください。

以上

オリジナルの発表文はこちらです。

Tags: