SAP、すべてのお客様に「SAP Enterprise Support」を提供

2008年7月22 日 by SAP News 0

~進化したサービスとサポートによってソリューションの実行性を最適化し、既存のお客様に段階的な価格プランを提供~

Tokyo(本リリースは、7月16日に弊社本社より発表されたものの翻訳です)
SAP AG(NYSE: SAP、以下SAP)は、すべてのSAPのお客様が、このほど提供開始した同社のサポート製品「SAP® Enterprise Support(エスエイピー・エンタープライズ・サポート)」に2009年1月1日に移行されることを発表しました。当サービスへの移行は、お客様の進化するニーズに応えるソリューションとサポート製品を提供しているという同社の献身的な取り組みをこれまで以上に示すものとなります。新規のお客様を対象として、今年に入って提供開始したSAP Enterprise Support(2008年5月6日付けのプレスリリース、「SAP、次世代のサポート製品を発表(SAP Announces Next-Generation Support Offering)」(英語)をご覧ください)は、次世代のサポート製品として、ミッション・クリティカルなビジネスプロセスと異機種混在のソフトウェア環境をサポートします。提供開始より6カ月間で、市場での当サポートの採用は拡大し、すでに350社以上のお客様が契約しています。今回の移行の一環として、既存のお客様は、今年7月からは追加費用なしで、来年1月からは累進的な価格で、SAP Enterprise Supportの付加的なメリットを享受することができます。

SAP Enterprise Supportは、「SAP® Standard Support(SAP標準サポート)」と「SAP® Premium Support(SAPプレミアム・サポート)」を含む従来のサポート製品に置き換わるもので、24時間年中無休のサービスレベル契約によるSAPのサポート、継続的な品質評価、サポートアドバイザリー、そしてSAP® ERPのエンハンスメント・パッケージやサポートパッケージの導入に関する高度なサポートを提供します。「SAP® Solution Manager(SAPソリューション・マネージャ)」のエンタープライズ版は、リスクの軽減を実現するとともに、SAPソリューションのビジネス価値の向上に寄与します。SAPの業界をリードする業務手法、「Run SAP」は、本稼働だけではなく、アプリケーション管理、ビジネスプロセスの運用や管理を支援します。SAP Enterprise Supportによって、お客様には、業界の平均的なメンテナンス費用を下回るコストで、比類ない包括的なサポートを受けることができます。

IDCのソフトウェア・サポート・サービス担当シニア・リサーチ・アナリストのエレナ・スタージアデス(Elaina Stergiades)氏は、次のように述べています。「SAP Enterprise Supportは、これまでのSAPのサポート製品が自然な形で進化したものであり、ソフトウェア・サポート・サービスの継続的なトレンドを裏付けるものです。企業の顧客は、サービスプロバイダに対してより堅牢なサポート・ソリューションを要求しており、SAPでは、SAP Enterprise Supportを通じてこのような要望に応えています。高度なツールとプロアクティブなサポート機能の一体化により、サポートスタッフは、IT部門やエンドユーザとの貴重なやり取りに思う存分専念できます。さらに、企業はそれぞれが持つシステム環境に即したエンド・ツー・エンドな機能を提供するサポートサービスの提供を求めています。SAP Enterprise Supportによって、SAPは今後、SAPの顧客により包括的なソフトウェアサポート・ソリューションを提供できます」

今日のグローバル企業の進化するニーズに対応するSAP Enterprise Support
SAPの堅牢な製品の継続的な成長、ビジネス・ネットワークの普及、サービス指向アーキテクチャ(SOA)の大規模な採用は、従来型のサポートモデルにある課題に直面してきました。SAPによる毎年恒例のお客様向けカンファレンス、「SAPPHIRE® 2008」で正式発表されたSAP Enterprise Supportは、バグ修正やサポートパッケージの枠組みを越えた総合的なサポートを提供し、お客様のIT投資に伴うリスクの軽減と価値の最大化を支援します。また、エンド・ツー・エンドなソリューション業務に関連した指針とサポートを提供し、効率性とビジネスプロセスの向上機会を特定することで、業務全体を最適化します。SAP Enterprise Supporは、お客様のビジネスに欠かせないソリューションの運用を支援するため、ランドスケープの一要素に留まらないサポートを提供し、継続的なイノベーションと投資保護を支援します。これによってお客様は、ミッションクリティカルなビジネスプロセスを効果的に導入できます。

あらゆる規模の企業のIT部門は、以前にも増して、ビジネスニーズに効果的に対応しサポートする必要に迫られています。とりわけ、IT組織はシステムのダウンタイムを最小減に抑え、安定したコアを維持しつつ、SAPソリューションと非SAPソリューションからなるコンポジット(複合)・アプリケーションによって、差別化できるイノベーションを導入・管理するという大きな課題に直面しています。柔軟なインフラストラクチャを効率的に管理できるIT組織は、ビジネスの戦略パートナーとして、より高い地位を確立できると言えます。SAP Enterprise Supportによって、IT組織は、システム環境の管理と運用に要する時間とコストを抑え、運用コスト削減の圧力に容易に対応できるようになります。

既存のお客様の移行スケジュール
SAPがお客様との関係を重視し、Americas ‘SAP Users’ Group(ASUG)およびGerman-Speaking SAP User Group(DSAG)からの情報提供にもとづいて取り組みを展開するためにフィードバックを収集した結果、SAPは、段階的なスケジュールを取り入れることで、SAP Enterprise Supportへの移行を行うお客様のニーズに応えることになりました。SAPのお客様は、追加コストを支払うことなく、SAP Enterprise Supportのメリットの一部を直ちに享受できます。2009年1月には、段階的な価格プログラムが導入され、お客様は2012年までに、SAP Standard SupportまたはSAP Premium Supportを対象とした現行の価格契約から、メンテナンス規模の22%というSAP Enterprise Supportの価格モデルへと徐々に移行します(契約条件に基づき、2008年7月1日以前にライセンス取得されたすべてのソリューションが対象となります)。例えば、具体的な契約上の制限に基づき、2008年にSAP Standard Supportでメンテナンス規模の17%を支払っている一般的なお客様は、2009年には、SAP Enterprise Supportに対してメンテナンス規模の18.3%を支払うことになります。

Pacific Coast CompaniesのCIOで、Americas ‘SAP Users’ Group(ASUG)の会長を務めるマイク・オデル(Mike O’Dell)氏は、次のように述べています。「SAPは複数のASUGメンバーとあらゆる規模の企業と導入段階を考慮してSAP Enterprise Supportへの移行計画について話し合い、その結果段階的なスケジュールで採用いただくことにしました。顧客企業がSAP Enterprise Supportへの移行に着手する中、私たちASUGは、SAP Enterprise Supportプログラムと、プログラムが我々のビジネスにどう関わってくるかをメンバー企業にうまく伝えていきたいと思います」

現在でもSAP R/3 4.6cおよび4.7で業務を行っているお客様を対象に、SAPは同社の「5-1-2メンテナンス」のスケジュールの一環として現在提供されている拡張保守の期間を延長しました(2004年7月20日付けのプレスリリース「SAP、成功を収めたメンテナンス戦略を拡大(SAP Extends Successful Maintenance Strategy)」(英語)をご覧ください)。期間を1年延長したことで、R/3からSAP ERPへの移行を計画されるお客様は、費用を考慮することなくSAP Enterprise Supportへ移行できます。

SAPのアクティブ・グローバルサポート担当エグゼクティブ・バイス・プレジデントのウベ・ホンメル(Uwe Hommel)は次のように述べています。「ビジネス・ソフトウェア・ソリューションの市場リーダーであるSAPは、世界を代表する革新的な企業のお客様にサービスを提供しており、こうしたお客様は、サービスと同じレベルに匹敵する革新的なサポートを必要としています。SAPのお客様は、SAPが提供するSOA戦略の高い柔軟性と俊敏性を支持すると同時に、コンポジット(複合)・アプリケーションやサードパーティのソリューションでSAPソリューションのシステム全体を補完しています。他社のサポートプログラムとは異なり、SAP Enterprise Supportは、従来のサポートの枠組みを越えて、こうした異機種環境システムに対応するため、企業はより迅速かつ効率的にSOAのメリットを実現しつつ、コア・システムのスムーズな運用を維持することができます。SAPは今後もお客様の成功を第一に考えていきます。SAP Enterprise Supportという革新的なソリューションは、お客様の『Best-Run』ビジネスを支援します」

SAP® Enterprise Supportについて
SAP Enterprise Supportは、SAPのお客様を対象とした新たな総合サポート製品で、ライセンス料の22%で提供されます。「SAP® MaxAttention™」および「SAP® Safeguarding」とともに、同社のサポート製品の一部となります。詳細については、www.sap.com/japan/servicesをご覧ください。

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