【参考資料】Kraft社がSAP NetWeaver MDMによってマスタ統合を実現

2008年9月19 日 by SAP News 0

Tokyo(本リリースは、9月9日に弊社独本社から発表された発表文の抄訳です)
消費財企業のニーズに応える革新的な技術ソリューションを提供するSAP AG(NYSE:SAP、以下SAP)は、Kraft Foods(NYSE:KFT、以下クラフト)が、情報戦略およびビジネス変革の戦略の基盤として「SAP NetWeaver®(エスエイピー・ネットウィーバー)」テクノロジー・プラットフォームを採用したと発表しました。クラフトは、「Oscar Mayer」の食肉、「フィラデルフィア」クリームチーズ、「Maxwell House」コーヒーや「ナビスコ」クッキーをはじめとする、世界で人気の食品ブランドのメーカーです。クラフトは、「SAP NetWeaver® Master Data Management(エスエイピー マスタデータ マネジメント、以下SAP NetWeaver MDM)」を導入し、SAPとレガシー・システムの両方のデータを統合することで、業務の効率性を高めると共に、コンプライアンスを確保しています。SAPの統合基幹業務ソフトウェア(ERP)の主力製品である「SAP® ERP」の北米展開をクラフトが開始したことで、同社の「SAP NetWeaver MDM」プロジェクトは、9カ月未満で、お客様、製品、ベンダー、材料データを中心としたデータリポジトリを展開し、統合されたデータをリアルタイムに活用するための基盤を築きました。

クラフトのオペレーション&ビジネスサービス担当シニアディレクターのマーク・ジョンソン(Mark Johnson)氏は、次のように述べています。「グローバルなビジネス変革を推進する上で、マスタデータの統合は欠かせません。SAP NetWeaver MDMなどの革新的な技術に投資を行うことで、主要な意思決定者は、SAPと非SAPのソリューションのマスタデータを組織、地理、システムの域を越えて正確かつリアルタイムに利用することができます。当社のチームは今後、効果的な意思決定を行い、サプライヤや取引相手とのコラボレーションを強化し、情報活用を容易に行うことができます。効果的なマスタデータ・マネジメント・プロセスを確立することで、今後は自社のデータをより幅広い視点で把握し、SAP ERPの導入を合理化し、この新システムからいち早く価値を実現していきます。」

クラフトなどの食品企業を中心とする消費財企業は、食品材料の原産地など、数千種類もの加工品に関するデータを追跡、更新、報告しなければなりません。クラフトでは、報告ルールに対して最高のコンプライアンスを実現し、受注から入金までのようなビジネスプロセスなどの効率を高めるため、データを標準化して「単一の正確な情報源」を確保し、余分なデータや不一致なデータを排除する必要がありました。こうしたプロセスの一環として、クラフトはデータの完全性の向上に役立つグローバルなデータ・ガバナンス・モデルを構築しました。

継続的なリーダーシップを発揮し、IT全体の最適化を目指すクラフトは、標準化されたマスタデータを使用することで、顧客ニーズの正確な洞察を可能にし、従業員が迅速にビジネス上の意思決定をすることを支援します。同社では、基礎データをSAP ERPアプリケーションに移行させるための統合レイヤとして、「SAP NetWeaver® Process Integration(エスエイピー ネットウィーバー プロセス インテグレーション)」を活用しています。また、サービス指向アーキテクチャの一環としてMDMからのユニバーサルなデータフィードを導入しており、これによってSAPシステムと非SAPシステムは、複数のインタフェースを構築することなく必要な情報を入手できます。

こうした戦略によって、クラフトはマスタデータの情報源を一本化し、データソースの種類を減らし、一貫した定義を作成し、データを可能な限り調和させることができます。SAP ERPソリューションを導入するクラフトにとって、高品質のマスタデータを利用することは、全体的なビジネス変革を成功させる上で欠かせないものです。

SAP NetWeaver MDMは、企業全体のアプリケーションに調和のとれた一貫性の高い情報を提供します。これによって、企業は異なる場所の異種システムのマスタデータを保存・統合できます。この製品は、お客様の企業情報管理戦略を支援するSAPソリューションにとって欠かせない要素です。本製品は、「BusinessObjects™ Data Integrator」、「BusinessObjects Data Quality Management」、「BusinessObjects Data Services」をはじめとするBusiness Objectsの情報管理製品によって補完されます。

SAPのSAP NetWeaver Technology担当ヘッド、コーポレート役員兼Executive Councilメンバーのクラウス・クレプリン(Klaus Kreplin)は、次のように述べています。「SAP NetWeaverテクノロジー・プラットフォームをサービス指向アーキテクチャの中心に据えている企業にとって、企業情報管理戦略は、重要な第一歩です。SAP NetWeaverのマスタデータ管理機能によって、クラフトなどの業界をリードする企業は、製品、売上、ベンダーに関する複雑な情報を統合し、より効果的に監視できます。ビジネス・ネットワークの変革イニシアティブに着手している企業は、コアビジネスを強化するための基礎として、信頼性の高い単一の正確な情報を必要としています。SAP NetWeaverテクノロジー・プラットフォームは、このような目標の達成で企業を支援することができます。」

以上

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