SAP と SUGEN、SAP® Enterprise Support のマイルストーンを発表

2009年5月12 日 by SAP News 0

SUGENとSAP、KPIに合意し、新たなベンチマークプログラムを発表
(本リリースは、4月29日にSAP独本社およびSUGENから発表された発表文の抄訳です)

TokyoSAP AG(NYSE:SAP、以下 SAP)と世界各国に展開する12の主要SAPユーザーグループの連合体であるSUGEN(SAP User Group Executive Network)は、SAP® Enterprise Supportサービスの価値を測る業績評価指標(KPI)の項目定義に合意し、この KPIに基づいて SAPのお客様がSAP Enterprise Supportからどのように価値を得られているかを定義、測定する共同ベンチマークプログラムを始動したと発表しました。今後は、この共同ベンチマークプログラムを通じて、ユーザーグループによってノミネートされたお客様を対象にKPIを測定し追跡していきます。SAPはお客様へのコミットメントをさらに証明するものとして、SAP Enterprise Supportに移行されたサポート契約に合致するようにSAP Enterprise Supportの2008年に発表した価格プログラムを改定し、2015年までに段階的に保守料率を22%に改定するようにいたしました。この決定は、先頃発表された 7年の保守期間方針とも一致するものです。(「SAP、業界最長を誇るメンテナンスによってSAPへの投資を拡張・保護、お客様との関係が持つ価値を拡大」をご覧ください。)

SAPの共同CEO、レオ・アポテカー(Léo Apotheker) は次のように述べています。「SAP Enterprise Supportは、すべてのお客様に非常に大きな価値を提供するものと確信しています。当社は、定められた期間内で運用コストを確実に削減することをお約束いたします。SAPは、透明性、説明責任、および明確な価値測定に関し、これまでのソフトウエアビジネスのあり方を根本的に変えるような基準を業界に示したのです。当社は、無駄なコストの発生を抑え、お客様の投資を守ることで、お客様を支援していくことを心からお約束します。」

2008年11月に設立されたSAPとSUGENの共同タスクフォースは(「SAPとSUGEN(SAP USER GROUP EXECUTIVE NETWORK)、共同で、SAP社が提供する新サポートの価値の数値化を推進」をご覧ください)、SUGEN業績評価指標(SUGEN KPI Index)を確立し、SAP Enterprise Supportの価値を継続的に測定、検証していきます。これにより、お客様が行うサポートへの投資とそこから得られる価値を結びつけ、お客様に透明性のあるメカニズムを提供いたします。SAPでは、SUGEN KPI Indexに基づく目標が達成されない場合は、SAP Enterprise Supportの値上げを延期することに同意しました。 KPIの適切な運用によって、お客様の累積コスト削減は明確に示されるようになります。ベンチマークプログラムの実施期間である4年以内には、お客様への価値が完全に提供できることを目標としています。

SUGENの会長である マイク・ストコ(Mike Stoko)は次のように述べています。「SUGENとSAPは、現在および将来のSAPのユーザーが、SAP Enterprise Supportの価値を十分に認識できるようにする、という共通の目標に基づいて、強力なパートナーシップを確立してきました。SUGENは、世界中のユーザーコミュニティーを代表する組織であり、ユーザーの側に立って、SAP Enterprise Supportなどユーザーにとっての戦略的な課題を討議するため、SAPと共同でタスクフォースを設立しています。SUGENとしては、本日、これまでの活動の成果として、ユーザーにとってのSAP Enterprise Supportの価値を透明性を持って、明確に測定できる手段を提供するIT業界初のプログラムが始動することになったことを非常に喜ばしく思っています。」

SUGEN KPI Indexは、お客様との協議を経て決定された、ビジネス価値を向上させる次の4つの主要なカテゴリに基づいて集約された業績評価指標です。

  • ビジネスの継続
  • ビジネスプロセスの改善
  • 投資保護
  • TCO(総運用コスト)
ベンチマーク調査プロセスの報告

SUGEN KPI Indexに含まれるKPIは公式のベンチマーキングプログラムの一貫として測定され、お客様がSAP Enterprise Supportにより提供される価値を評価、比較する際の基準として利用できるようになります。SUGENとSAPでは、継続的な測定における一貫性を確保するため、SAP Enterprise Supportサービスを導入した主要なお客様のうち、ユーザーグループによってノミネートされた代表企業を対象に、その成果を追跡していきます。ベンチマークプログラムは独立した第三者によって、その品質が保証され、成果が検証されます。このプログラムに対しては、SUGENの全メンバーと SAPエグゼクティブ・ボードが全会一致で全面的に同意をしています。

DSAGのエグゼクティブ・ボード・メンバーでありSUGEN SAP Enterprise Supportを統括する アンドレアス・オクツォ(Andreas Oczko)は次のように語っています。「SAP とのコラボレーションによって、我々は、将来的な保守料の上昇に見合う付加価値が提供されることを証明する長期的なベンチマークプログラムを確立するという、重要なマイルストーンを達成しました。これにより、SAPがユーザーに確約しているSAP Enterprise Supportの価値をユーザー自身が判断できるようになります。」

2008年 SAP Enterprise Support価格プログラムの改定

SAPは、現在の経済情勢を考慮し、またSAP Enterprise Supportに関するSUGENとの協議の結果、2008年7月に発表した4段階で価格を引き上げるプログラム(「SAP、すべてのお客様に「SAP Enterprise Support」を提供」をご覧ください)を、同時期にSAP Enterprise Supportに移行したお客様を対象に3年間延長することを決定しました。これにより、当初2012年までとして予定されていた本プログラムは、2015年まで延長されることになります。またSAPでは、保守戦略についても、先頃 7-2 保守方針を導入しています。既存のお客様の場合、個々の契約条項に基づいて、2010年からSAP Enterprise Supportの価格が段階的に引き上げられますが、年次上昇率を超えることはありません。つまり、2010年以降の平均引き上げ率は 3.1%以下となり、SAP Enterprise Support価格の上限は、2015年までに22%となります。この価格プログラムの改定は、今日の厳しい世界経済情勢を考慮に入れ、常にお客様側に立って、お客様のご要望に応えるというSAPのコミットメントを示しています。

同発表に関する業界アナリストのコメント

ガートナー社リサーチディレクターであるピーター・ウェッチ(Peter Wesche)氏は次のように述べています。「KPIによってソフトウエアアプリケーションのサポートを評価しようというSAPの目標は、革新的で意欲的なものです。4年の長きに渡るベンチマーキングに加え、広範囲にビジネス価値を測定するKPIによって、顧客は、包括的なサポートプログラムのメリットがよく理解できるようになると思います。」

以上


SUGEN について
SUGEN は、2007年に、ユーザーとSAPとの間にオープンで本音の対話を推進することと、ユーザー間の交流を通じてユーザー全体の底上げを図ることを目的に、12のユーザーグループの連合体として発足しました。SUGENは、メンバーの協力を通じ、戦略的に影響力を持つべき課題について優先順位をつけ、統一見解に基づいてその解決に協力しています。また、ユーザーグループとSAPとの対話を効果的かつ効率的なものにしてより良いやり方を共有し、相互に利益のあるような活動をしています。


SUGENのメンバーは、現在、ASUG(北米)、ASUG ブラジル、ASUG メキシコ、AUSAPE(スペイン)、DSAG(ドイツ、オーストリア、スイス)、JSUG(日本)、SAPSA(スウェーデン)、SAUG(オーストラリア)、SAP UK & アイルランドユーザーグループ、SUG-MENA(中東、北アフリカ)、USF(フランス)、VNSG(オランダ)という構成になっています。

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