専門コンサルタントによるヒアリングを元に無償で診断、経営・業務効率の向上を迅速に実現
Tokyo — SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ギャレット・イルグ、以下SAPジャパン)および株式会社エル・ティー・エス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:樺島 弘明、以下LTS)は、SAPのシステム導入後に実際に業務を行うユーザーが抱える課題の整理・解決を支援し、システム導入の当初の目的である経営・業務効率の向上を図るための「定着化アセスメントサービス」の提供を本日から開始すると発表しました。
SAP製品を導入したにも関わらず、期待通りの効果が発揮できていないというお客様の悩みの原因として、導入目的や導入後の新たな業務プロセスについての理解不足、新規オペレーションへの移行期間不足や、不十分なトレーニング等が挙げられます。しかし、こうした点を認識していながらも、SAPアプリケーションの定着化への取り組み不足により、業務の混乱や遅れ、精度に問題のあるデータの生成など、経営・業務効率の向上を妨げる状況が発生しています。こうした悩みを解決するために、SAPでは、LTSを含むパートナー各社と連携し、2009年4月に「エデュケーション・エキスパタイズ・パートナー制度」を設立し、SAP製品の円滑かつ効果的な使用とSAPシステムの定着化を支援してきました。
この度提供を開始する「定着化アセスメントサービス」は、こうした支援をさらに一歩進めるためにSAPとLTSが共同で開発したもので、定着化専門のコンサルタントが現場のご担当者へヒアリングを行い、直面している課題を整理・診断し、改善点を明確にしたうえで具体的な解決策をご提案していきます。本サービスのプロセスは、1.簡易ヒアリング、2.ヒアリング結果フィードバック、3.追加アセスメントの提供の3つに分かれており、最初の2ステップの診断サービスをSAPジャパンが無償で提供し、オプションとなっている追加アセスメントをLTSが担当します。追加アセスメントには、マニュアル簡易診断、ユーザーサポート業務簡易診断、ユーザー定着化診断などが含まれ、より詳細な診断をご提供します。各ステップの所要時間は1週間程度で、お客様のユーザー定着化を迅速に支援することが可能です。
エル・ティー・エスについて
LTSは、「人財育成・教育」を軸に、企業変革プロジェクトの現場展開・定着化を徹底的にサポートするコンサルティング企業です。社員の行動変革にコミットしたきめ細やかなサービスには定評があり、ERP導入、M&A後の業務統合や世界100カ国以上へのシステム展開支援など、グローバル企業・大手企業を中心にお客様の戦略を実践に導いています。同社の詳細については、http://www.lt-s.jp/をご参照ください。