【参考資料】SAPの導入によりNewell Rubbermaid社が全社ビジネスデータのグローバルな洞察力を獲得

2010年5月20 日 by SAP News 0

大手消費財メーカーがSAP® BusinessObjects™ポートフォリオの分析機能で調達の最適化、在庫削減、コンプライアンスの徹底を実現

(本リリースは、5月18日に弊社独本社から発表された発表文の抄訳です)

Tokyo消費財の大手企業であり、世界4地域に海外事業部門を13拠点構えるNewell Rubbermaid社は、数多くのビジネスアプリケーションを使用しており、全社にわたるデータをより包括的で正確かつタイムリーに把握する必要がありました。同社は、SAP AG (NYSE:SAP、以下 SAP)の協力の下、全社のデータを単一のダッシュボード内に取り込めるようにすることで、ビジネスユーザーが容易にアクセスでき、業績に直接寄与する意思決定を行うための一貫した情報を表示できるようにしました。Newell Rubbermaid社が、SAP® BusinessObjects™ポートフォリオから導入したのは、ビジネス・インテリジェンス(BI)およびエンタープライズ・パフォーマンス・マネジメント(EPM)ガバナンス、リスク、コンプライアンス(GRC)という強力なソリューションです。今では、社員が容易かつ確実にビジネス情報を入手できるようになり、分析機能を使用して調達コストの削減や適切な在庫水準の維持、顧客満足度の向上を実現すると同時に、SOX(サーベンス・オクスリー)法などの規制遵守にも対応できるようになりました。この発表は、2010年5月17日~19日までドイツのフランクフルトおよび米国フロリダ州オーランドで同時開催されているSAPPHIRE® NOWにおいて行われました。

Newell Rubbermaid社は、家庭用製品およびオフィス用製品や工具の分野でよく知られた「Rubbermaid」、「Sharpie」、「Graco」、「Calphalon」、「Irwin」といったブランドを有しています。さまざまな消費財を取り扱う同社は、SAPが持つこの業界における実績を理由として長年SAPを活用しています。現在では、Newell Rubbermaid社は、SAP® Business Suiteをはじめとして、SAP NetWeaver® のプラットフォームおよびSAP NetWeaver® Business Warehouseのコンポーネントを導入し、SAP BusinessObjects ポートフォリオのソリューションも合わせて使用しています。

Newell Rubbermaid社の情報技術担当バイス・プレジデントのマット・シュトゥルツ(Matt Stultz)氏は、次のように述べています。
「SAPが提供するグローバルな洞察力を得たことで、最適なビジネスプラクティスをより戦略的に見出し、改善すべき分野も特定できるようになりました。支出データの分析であれ、より効率的な在庫管理であれ、ビジネスを推進するために必要となる過去の情報と最新情報の両方を入手できるのです。また、分析ソリューションとGRCソリューションは直観的に使用できるため、スキルに関係なく、あらゆる分野の社員がこの継続的改善への取り組みに携わっています。」

部品調達データへの迅速かつ簡単なアクセスが購買支出の最適化に寄与

Newell Rubbermaid社の間接調達チームは、世界各国のすべての事業部門が利用するグローバルベースで、旅行やヘルスケア、輸送、流通販売、ITなどを含む購買を管理しています。これらのサービスを提供する業者との間に発生する支出を最適化するためにチームが求めていたのは、業界標準の分類に沿ってすべての購買データが定期的に更新され、一貫して表示されることでした。複数の企業を検討した結果、Newell Rubbermaid社は、使いやすさ、データの連携、コンシューマ製品業界における実績という観点からSAPのソリューションを採用しました。

これまで同社には、データ統合および分析のための標準化された手段がありませんでした。しかし、Newell Rubbermaid社がSAP BusinessObjects EPMソリューションのひとつであるSAP® BusinessObjects™ Spend Performance Management を導入したことによって、調達部署に国連標準製品およびサービスコード(UNSPSC)規格に準拠したデータの統合ビューが提供され、カテゴリー別の支出をより正確に分析できるようになりました。こうした洞察力を得たことで、購買チームは、ベンダー契約管理を改善するための機会特定を行うことができるようになりました。また、この情報は週単位で更新されるため、調達専門スタッフは、年間を通じて、定期的にではなく継続的に購買内容を評価することができます。

SAP BusinessObjects Spend Performance Managementの導入により、調達チームは、ベンダーを統括し、交渉を強化し、例外的な支出を特定できるようになりました。例えば、ある地域で常に指定外のパレットを取り扱うベンダーを利用している場合、間接調達チームは、そのベンダー契約が他よりも好条件の契約で、全社に推奨するべき取引なのか、あるいは会社のパレット供給に解決すべき問題があるのかといったことを調査できます。このように迅速に詳細な標準化データにアクセスできることは、支出管理の改善に不可欠であり、同社が複数のグローバルな事業部門を統括する購買部門を設けていくうえで、重要なテクノロジーとなります。

調達全体の可視性をさらに強化するため、Newell Rubbermaid社は、このソリューションを原料や最終製品を含むその他の購買分野にも展開する計画です。

SAPのBIが在庫管理、安定的な成長、顧客満足度の向上を牽引

SAPのビジネスインテリジェンス・ソリューション導入により、Newell Rubbermaid社は、すべての地域と事業部門からデータを入手できるようになり、役員や事業部門の責任者に対して、世界各国における在庫と企業業績への影響を包括的に提示できるようになりました。主な新機能は、より正確な需要予測です。消費財メーカーにとって、過剰在庫は最大の課題のひとつです。SAPが提供する分析、レポーティング、およびデータの可視化を行うソリューションによって、社員は特定地域における製品の売上げをより正確に予測することができ、また、お客様が適切な在庫量を維持するためにも役立ち、過剰生産や生産不足、売上の減少を回避することができます。SAPのソフトウェアで、役員や事業部門の責任者は、サービスレベル、ベンチマークレベル、また部門別、地域別、製品ライン別に掘り下げた情報をグローバルに把握でき、問題解決や顧客満足度の向上につなげることができます。また、Newell Rubbermaid社は、BlackBerry向けに設計されたSAPのモバイル機能を使用して、サービスレベルの満足度に関するレポートを即座にビジネスユーザーへ提供する計画を立てており、これにより、ビジネスユーザーは顧客ニーズにさらに迅速に対応できます。

正確かつ総合的な情報に基づいた読みやすいレポートの提供により、Newell Rubbermaid社のビジネスユーザーによるレポート採用は40%増加し、ビジネスユーザーがより的確な意思決定を下すために役立っています。

SAP® BusinessObjects™ Explorerとインメモリ技術が、ビジネスユーザーによる
販売データのリアルタイム検索を支援

Newell Rubbermaid社の社員は、クエリー、分析、レポーティング、およびデータ可視化ツールのほかにSAP BusinessObjects™ Explorerを使用し、販売時点情報(POS)をすばやく簡単に誘導しています。以前はこの作業のために、IT部門が個別の要求に応じてレポートを新規作成しなければなりませんでしたが、このソリューションを活用することでSAPのインメモリ技術を採用しているため、 社員は任意の期間の販売データを1分足らずで即座に検索できます。SAP BusinessObjects Explorerを使用すると、さまざまな販売業者のPOSデータを収集して比較し、特定の製品ライン、地域、またはプロモーションの業績をより詳細に把握できるようになります。さらに、最新データに加えて過去3年間の履歴データをいつでも入手できるため、なぜ特定の販売業者の売上げが低下し、同時期に別の業者の売上げが増加したのかといったトレンド分析することもできます。

SAP BusinessObjects Explorerは、操作が簡単でわかりやすいため、マーチャンダイジングの責任者から予測アナリストやアカウントマネージャーまで、誰でも自由自在に指先の操作一つで販売情報を入手して、成長する機会を特定し、ビジネスの課題を理解し、情報に基づく戦略を策定するために役立てられます。

SAP BusinessObjects GRCソリューションが安全な情報アクセスと
SOX法コンプライアンスを支援

全社のグローバルなデータを表示するという非常に強力な機能を得たNewell Rubbermaid社では、誰がどのレベルの情報にアクセスできるかを定義する必要が生じました。このため、SAP BusinessObjects GRCソリューションのひとつであるSAP® BusinessObjects™ Access Controlが配備され、情報への適切なアクセス権限が職務、部門、役職に応じて適切な社員に付与されるようになりました。職務分掌に応じたアクセス権限を設定した同社は、次にSOX法の要求事項を効果的に遵守するためのプロセスを整備しました。これにより、92%のユーザーアクセス要求が自動化され、従来に比べてコスト効率良くコンプライアンスを実施しています。

SAPソリューション部門エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼ゼネラル・マネージャーのマージ・ブレヤ(Marge Breya)は、次のように述べています。
「Newell Rubbermaid社は、あらゆる場所で情報を必要とし、また、多くのSAPの顧客と同じく、継続的な業績改善のために必要なデータを入手できるよう、あらゆる場所で分析機能を必要としていました。今後の仕事のあり方は変化しており、社員が適切な判断を下すためには日常の業務環境に合致する情報が必要です。Newell Rubbermaid社のようなお客様とのパートナーシップと、全社規模での分析機能の幅広い活用は、近い将来、ビジネスプロセスと意思決定がどのようなものになるかを示唆していると思います。」

以上

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