【参考資料】SAP、シスコ、EMC、VMwareがクラウドコンピューティングで協業

2010年5月31 日 by SAP News 0

SAPと戦略パートナーがリーバイ・ストラウス社と協力
Vblock™ アーキテクチャ上でSAP®ソフトウェアの稼働検証で実証

(本リリースは、5月19日に弊社独本社から発表された発表文の抄訳です)

TokyoSAP AG(NYSE:SAP、以下 SAP)は、世界中の企業が仮想化とクラウドコンピューティングのメリットを享受できるよう支援するため、パートナーと共同でイノベーションに対する取り組みを強化したことを発表しました。シスコ、EMC、VMwareの3社は、普及が進む仮想化のメリットを引き出し、「プライベートクラウドコンピューティング」の実現を加速させるため、Virtual Computing Environment(VCE)連合やVblock™ Infrastructure Package(以下、Vblock)を通じて、SAPと継続的で広範囲におよぶイノベーションに取り組んでいます。この取り組みは、社内外のクラウド環境でSAP®ソフトウェアを確実かつ安全に稼働させる上で重要なステップとなります。また、お客様のデータセンターにおける柔軟性を高めコスト削減を支援するため、SAP Solution Managerおよび他のSAP製品とSAP NetWeaver® Adaptive Computing Controllerとの統合も強化されます。本情報は、2010年5月17日~19日までドイツのフランクフルトと米国フロリダ州オーランドで同時開催されたSAPPHIRE® NOWにおいて発表されました。

リーバイ・ストラウス社との検証において、テクノロジーパートナーは、Vblock上でSAPソフトウェアを稼働することでTCOを削減することができる可能性を明らかにしました。Vblock Infrastructure Packageでは、業界で最も優れた仮想化、コンピューティング、ストレージセキュリティ、およびマネジメント技術を統合した情報技術を提供します。これには、シスコのUnified Computing System (UCS) およびマルチレイヤ ディレクタ スイッチ(MDS)、EMC Symmetrix V-MaxおよびEMC CLARiX CX4 Storage Systems (RSAセキュリティ採用)、VMware vSphere™ プラットフォームなどが統合されています。

リーバイ・ストラウス社が見るプライベートクラウドのメリット

ビジネスおよび技術上の目標の実現を加速させる新しい手段を求めているリーバイ・ストラウス社は、プライベートクラウドの環境でSAPソフトウェアを稼動させることでどのようなメリットが得られるのかを、SAP、シスコ、EMC、VMware、そして、アクセンチュアのインテグレーション・チームと共同検証しました。

リーバイ・ストラウス社のシニアバイスプレジデント兼CIO(最高情報責任者)のトム・ペック(Tom Peck)氏は次のように述べました。
「ビジネスとITの両方の観点から、有意義で非常に魅力的な成果が得られ、プライベートクラウド環境がSAP導入環境の管理を向上させ、同時にコスト削減にもつながることが明らかになりました。また、ビジネスアプリケーションの機敏性を強化し、内在するお客様のビジネスニーズを迅速に満たす方法も確認しました。そして、こうしたすべてのメリットは、パフォーマンス、セキュリティ、可用性を犠牲にすることなく、既存のインフラ資産の有効活用により実現されるため、本当の意味で大きなプラス材料になります。」

TCO削減メリットが明らかに

SAP、シスコ、EMC、VMware、およびアクセンチュアが実施した独自のテストによると、SAPソフトウェアをVblockアーキテクチャ上で実行した場合、下記多数の重要分野でTCOを削減できることがわかりました。

  • 拡張性のあるサーバーと独自の仮想化管理ツールにより、ハードウェアとソフトウェアへの投資費用を削減
  • 計画・設計要件の縮小、容易な仮想マシンのセットアップとリコンフィギュレーション、および事前に設定されたテンプレートを活用することで、導入コストを削減
  • システム管理作業の削減、および必要に応じて仮想マシンの追加および削除できるため、ビジネスへの機敏性を強化し、プロジェクトコストを節約
  • オンデマンドのテスト / トレーニング用システムによる迅速で簡単なプロビジョニング、また初期設定からのフォールバックシナリオにより、アップグレードコストを削減

最高技術責任者(CTO)兼技術・革新担当のSAPエグゼクティブボード・メンバーであるヴィシャル・シッカ(Vishal Sikka)は、次のように語っています。
「この協業は、SAPのプライベートクラウド戦略を前進させる重要なステップとなりました。この共同検証の成功は、シスコ、EMC、VMwareといった、世界のテクノロジーリーダーが提供する製品や技術に世界一流のSAPのビジネスアプリケーションの強みを組み合わせて初めて実現されるものです。SAPは、コンピューティング・コストの削減と機敏性の強化を目指すパートナーシップとコミットメントを通じて、お客様がアプリケーションの開発を加速させ、TCOを削減し、プロダクション・システムを含める全てのSAP環境でシステムの動作可能時間全体を向上させることが可能であることを実証しました。
この共同チームはリーバイ・ストラウス社を始めとするお客様とさらに緊密に協力し、SAPが今後発売予定のインメモリ・コンピューティングの新技術をベースとして、この取り組みを今後ますます進化し発展させていきます。また、お客様から得たノウハウをもとに製品を改善し、成熟させることで、安全なプライベートクラウドの実現へとつなげていきます。」

以上

Tags: ,