【参考資料】韓国の通信会社KTが、SAP Koreaと共にスマートグリッドの構築へ

2010年9月17 日 by SAP News 0

より効率的な電力使用を目指す済州島での実証プロジェクトにおいて協業

(本リリースは、9月13日に弊社独本社から発表された発表文の抄訳です)

Tokyo2010年9月13日-エネルギー関連分野の世界のリーダー企業が一堂に会し、業界が抱える課題や持続可能な成長について協議を行うWorld Energy Congress(モントリオール市、カナダ)において、SAP Koreaは韓国の通信会社であるKTとの間でスマートグリッド実証プロジェクトにおける協業に関する覚書を交わしたと発表しました。この済州島でのプロジェクトは、エネルギー供給事業者が電化製品との双方向通信機能を活用して電力供給を高度に制御することを可能にし、消費者や企業によるエネルギー使用の最適化、コスト削減、および信頼性と透明性の改善を目指すものです。

この協業および済州島の実証プロジェクトでは、SAP AG(NYSE:SAP、以下SAP)が提供するAMIソフトウェアを使用する、スマートグリッドのパイロットシステムを導入する予定です。また、この協業を推進するに当たっての技術的パラメーターを包括的に定義する詳細なロードマップの作成も行います。現在このSAPシステムは済州島の約200戸の家庭からのデータ取得に使用されており、これは今後6か月から8か月の間に5倍の1,000戸にまで拡大される予定です。

本プロジェクトにおいて、SAPは検針データを取得すると共にスマートデバイスとバックエンドのSAP® Business Suiteソフトウェアとの間の情報のやり取りを管理する、高性能メーター基盤(AMI)であるSAP® AMI Integration for Utilitiesを提供します。

済州島のスマートグリッド実証プロジェクトは、持続可能な成長を推進する主要な要素として韓国政府により進められているスマートグリッド関連でのキープロジェクトのひとつです。政府と民間からの総投資額は2,395億ウォンとなる予定です。この実証プロジェクトのための技術基盤は2011年5月に完成し、その後2年にわたり包括的な運用試験が実施されます。このプロジェクトからは、スマートグリッド・モデルの早期の商業化を通じ、グローバル・スタンダードとリーダーシップを確立するためのシナリオとプロセスのベンチマークが得られると期待されています。今回の実証では、実際の生活環境下において適用された技術を対象とした試験と評価が行われます。

KTのバイスプレジデントであるJeon Hong Beom氏は次のように述べています。「SAPのような強力なグローバル・パートナーと共にこの新しいコンセプトの実証となるプロジェクトを実施できることを非常に嬉しく思います。SAPには公益事業分野での技術開発に関する長年の歴史と共に、十分に検証されたベストプラクティスを有するグローバルな顧客ベースが存在します。KTにとってSAPは最適なパートナーであると確信しています。」

SAP KoreaのマネージングディレクターであるWon-Joon Hyeongは次のように述べています。「SAPは革新的なエンタープライズ向けソフトウェアとプラットフォームの提供を通じ、エネルギーと公益事業分野の効率を過去30年にわたって高めてきました。SAP AMI Integration for Utilitiesソフトウェアは標準化されたインターフェイスにより OSIsoft のメーターデータ管理システム(MDUS)と連携することで、シームレスな業務プロセスとデータ統合を確実なものにします。このような相互運用性の最適化は、包括的なスマートグリッド・ソリューションの成功にとって重要な前提条件です。より重要なこととして、済州島で進むスマートグリッド実証プロジェクトのうち、実際に機能するソリューションを示すことができたのは、SAPベースのソリューションによって構築されたKTによるチームのみであり、今年中には主要20ヵ国・地域(G20)首脳会合の代表団に対してこのソリューションのデモが実施される予定です。」

このプロジェクトはSAPのソフトウェア・ソリューション・パートナーであるOSIsoftと共に実施されます。

以上

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