【参考資料】SAP、欧州におけるスマートグリッド導入に主導的な役割を果たす

2011年1月31 日 by SAP News 0

スマートグリッドの展開に関するホワイトペーパーを欧州委員会に提出

Tokyo(本リリースは、1月25日に弊社独本社から発表された発表文の抄訳です)

SAP AG (NYSE: SAP、以下 SAP)は本日、情報通信技術(ICT)が牽引するスマートグリッドは
エネルギーに関する緊急課題に対応できる変革(技術)であると述べたホワイトペーパーを発行し、
欧州委員会のエネルギー担当委員であるギュンター・エッティンガー(Günter Oettinger)氏にブリュッセルで提出しました。
この『Smart Grids for Europe: Benefits, Challenges, and Best Practices(欧州におけるスマートグリッド:
メリット、課題、およびベストプラクティス)*1』と題されたホワイトペーパーでは、情報通信技術の幅広い応用により、
欧州連合(EU)の2020年までの目標であり、21世紀における欧州のサステイナブル(持続可能)な経済とグローバルな競争力を支える
エネルギーの効率化、二酸化炭素排出量削減、再生可能エネルギーとエネルギー安全保障の融合を改善することが示されています。

このホワイトペーパーの提出に続いて、スマートグリッドの展開に関するパネルディスカッション、そしてスマートグリッドに関するエッティンガー氏
の基調講演が行われました。パネルディスカッションには、欧州委員会、消費者団体、再生可能エネルギー、IT、
および公益企業をはじめとするスマートグリッドに関わるステークホルダーが参加し、単一のエネルギー市場を創設する上での全欧州的な枠組みの
必要性から、画期的なビジネスモデル開発からスマートグリッドへの民間投資を促すインセンティブの必要性までにわたる、
スマートグリッドの展開に伴う機会と障壁について協議しました。

パネリストとして、欧州委員会理事のハインツ・ヒルブレヒト(Heinz Hilbrecht)氏、
欧州の消費者団体であるBEUCのヨハネス・クライス(Johannes Kleis)氏、Elia GroupのGrid Services部門最高責任者である
ヒューバート・レメンス(Hubert Lemmens)氏、British GasのSmart Metering担当ディレクターである
ペッター・アリソン(Petter Allison)氏、欧州再生可能エネルギー評議会(EREC)事務次長の
ヨッシェ・ムート(Josche Muth)氏、およびSAP AGサービスインダストリ担当シニア・バイスプレジデントのクラウス・ハイマン(Klaus Heimann)が参加しました。

このホワイトペーパーには、欧州でのスマートグリッドへの移行における問題点、また欧州でのこれまでの進展に関するSAPの意見、
ならびに現時点の体制において実現可能なものよりも、さらに高度なスマートグリッドをより早く実現するためのSAPからの
推奨事項が要約されています。世界各国はエネルギー関連インフラストラクチャーの更新とデジタル化を進め、
集中化された電力システムから再生可能エネルギーや分散した小規模な発電所を大規模に組み込むことのできる分散型モデルに
移行しようとしていることがこのホワイトペーパーに記載されています。

専門家は、2008年から2015年までの間に世界全体で2,000億ドルが
スマートグリッド関連のインフラストラクチャーに投資されると予測しています*1。欧州では低炭素エネルギーへの投資は
すでに140万人の雇用を生んでいますが、欧州がさらに必要な投資を行えば現在の雇用を2倍に拡大することができると欧州委員会は見ています。

クラウス・ハイマンは次のように述べています。「SAPではエネルギー市場の供給側と需要側双方のお客様との長年にわたる関係を活かし、
スマートグリッドのビジョンを実現するICTツールの開発と応用においてリーダーシップをとり、主体的に取り組んでいます。
我々は、このように主な推進者とステークホルダーに深く携わることにより、欧州でのスマートグリッドの進展を検証するだけでなく、
促進するための提案を行うことができる立場にあります。スマートグリッドへの移行に伴って期待されるメリットは、
エネルギー消費者やエネルギー産業関係者だけでなく、経済や社会を通じてさらに広範な層にもたらされるでしょう。」

SAPは1989年以来公益業界向けのソフトウェア・ソリューションを提供してきました。
このSAP® for Utilitiesソリューションは、
世界70カ国の1,600社を超える公益事業体によって利用されています。
最近ではThe New Economy – World News Mediaの読者から

2010 Smart Grid Integrator of the Year
(英語)」に選ばれました。
またスマートグリッドおよび関連する革新的なエネルギー関連サービスにおける研究開発に注力しており、
欧州のみをとっても6つの全欧州レベルおよび5つの国の共同研究開発プロジェクトに参加しています。

このホワイトペーパーの全文は「
Smart Grids for Europe: Benefits, Challenges, and Best Practices
(英語)」をご覧ください。

以上

*1 Pike Research、「
Smart Grid Technologies: Networking and Communications, Energy Management, Grid Automation, and Advanced Metering Infrastructure
」 [英語PDF]

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