【参考資料】SAP HANA™、さまざまな業界のお客様とパートナーによる採用広がる

2011年12月29 日 by SAP News 0

お客様とパートナーのさらなる成功が、エンタープライズソフトウェア分野でのSAP HANA™のオープン性と影響力を証明

(本リリースは、12月13日に弊社独本社から発表された発表文の抄訳です)

TokyoSAP AG(NYSE:SAP、以下SAP)は、オープンなインメモリプラットフォームであるSAP HANAが、業界をリードする独立系ソフトウェアベンダー各社によって、既存の製品や新規アプリケーション開発のために採用されていると発表しました。SAP HANAは、2010年12月1日の提供開始以降、お客様とパートナーからの需要を拡大しています。また、SAP HANAは、SAPのプラットフォームロードマップの中核として、これまでのアプリケーションを混乱なく強化するほか、SAP HANA上に新規にアプリケーションを構築して強化していることを明らかにしました。
さまざまな業界で多くのお客様がSAP HANAの新技術を体験しており、自社環境の既存システムとの比較では、数千倍から数万倍という飛躍的なパフォーマンス向上を実現し、膨大な情報を即座に得てリアルタイムの意思決定を行っています。

オープンなSAP HANAプラットフォームにより、各種ソリューションを強化するエコシステムが拡大
SAPのスーパーバイザリーボードの会長であるハッソ・プラットナー(Dr. Hasso Plattner)は、次のように述べています。「SAP HANAは、世界を代表する企業各社のお客様に、信じられないほどのパフォーマンス向上をもたらしており、リニューアル製品と新製品の両方で、SAPプラットフォームの基礎となりつつあります。そして今、ISVと大手エンタープライズソフトウェア各社は、自社ソリューションを強化するために、オープンなSAP HANAソリューションを採用することで、自社のお客様に対しさまざまな形でイノベーションを提供しています。」

UFIDA社、SAP HANAでリアルタイム・エンタープライズ・アプリケーションを実現
近日中に提供開始予定の、SAP HANAで強化されるSAP® Business Oneアプリケーションに加え、SAPでは、次世代のリアルタイム・アプリケーションの市場投入でUFIDA社との協業を計画しています。UFIDA社の取締役社長であるリ・ヨウ(Li You)氏は、次のように述べています。「アジア太平洋地域に本社を置くマネジメント・ソフトウェア・ベンダーの最大手であるUFIDAは、ビジネス分析がリアルタイム・エンタープライズ・アプリケーションの重要な側面であると考えています。SAP HANAの技術開発には非常に注目しており、SAPとのさらなる協業にも関心を寄せています。」

TIBCO社、リアルタイムのコラボレーションと分析を実現
TIBCO社とSAPは、企業のリアルタイムなビジネス処理業務に、独自の強力な機能を提供します。SAPとTIBCO社は昨今、オープンなSAP HANAプラットフォーム上で稼働するリアルタイムなコラボレーションソリューションと分析ソリューションであるtibbrとTIBCOSpotfireにおいて協業しています。両社はSAP HANAのスピードを活用することで、処理の遅延を削減し、情報に基づくコラボレーションと行動をリアルタイムで行いつつ、これまで以上に多くのデータを、より短期間で活用しています。

タブロー・ソフトウェア社、リアルタイム可視化を実現
SAP® BusinessObjects™ポートフォリオの各種ツールに加えて、SAPは現在、ビジネス情報にリアルタイムの可視化をもたらすため、タブロー・ソフトウェア社と協業を行っています。SAP HANAは、構築済みのクエリおよびマテリアライズドビューなどを使用せずに、企業による、より効果的なデータ活用を可能にする、高速化された調査分析を実現します。

タブロー・ソフトウェア社の最高開発責任者で共同創設者のクリス・シュトルテ(Chris Stolte)氏は、次のように述べています。「SAP HANAは、組織の重要データの大半について、驚愕の分析速度を実現します。タブローとSAP HANAで強化されたSAP NetWeaver Business Warehouseとの新たな連携や、当社とSAPとのパートナーシップを通じ、SAP HANAの高性能インメモリ機能による、柔軟・高速なビジュアル分析が実現することになります。お客様は、これまでにない価値を分析から得ることになります。タブローのSAP HANAコネクターが極めて短期間で開発されたことからも、SAPソリューションのオープンな特質がお分かりいただけるでしょう。」

SAP HANAで強化されるSAP® BusinessObjects™ BI OnDemand,ソリューション、Salesforce.comなどのオンデマンド・ソフトウェア・アプリケーションでリアルタイム分析を実現
Simba社は、Salesforce.comとSAP HANAで強化されるSAP® BusinessObjects™ BI OnDemand との連携を行っています。Salesforce.comのデータをSAP HANAに投入することで、SAP BusinessObjects BI OnDemandは、ビジネスユーザーに想定されるあらゆる質問に対して、調整作業を行わなくてもインタラクティブな分析を実行することができ、クラウド内で比類のない簡素化と強力なリアルタイム分析を実現します。

Cars.comはSAP BusinessObjects BI OnDemandの分析機能を活用することで、強力なネットワークで繋がる1万6,000社ものディーラーに対し、Cars.comのサービスの価値であるディーラーの集客や売上の増加をサポートすることができます。Cars.comは、自社のディーラー向けにパッケージ化したソリューションをいくつか提供しており、SAP BusinessObjects BI OnDemandを使用することで、ディーラー各社にとってどのパッケージを使うことで最大効果を生み出すことができるかを見極めることができます。また、販売サイクルを通じて付加価値と洞察力を得ることで、Cars.comが提供するサービス効果を最大限に高めることが可能です。

Simba Technologies社の社長兼CEOであるアミン・ラジャン(Amyn Rajan)氏は、次のように述べています。「このソリューションによって、これまでの統合作業が不要になるだけではなく、お客様は、レポーティングを改善するための設計に投資することが必要なくなり、実装コストや所有コストを削減することができます。データ量の増加に伴い、お客様は今後も、ITへの大規模な投資を行わなくても、より多くのレポーティングシナリオを柔軟に追加することができます。」

ジャイブ・ソフトウェア社、次世代のエンタープライズ・ソーシャル・コラボレーション分析を実現
SAP HANAは、次世代のエンタープライズ・ソーシャル・コラボレーションで必要とされる、リアルタイムのソーシャル分析を行うことができます。

ジャイブ・ソフトウェア社のビジネス開発担当シニアバイスプレジデントのクリストファー・モラーチェ(Christopher Morace)氏は、次のように述べています。「ジャイブは現在、本番環境のネイティブデータベースとして、SAP HANA上で稼働しています。ジャイブとSAPは、このテストを共同で行っており、長期的な戦略ロードマップの一貫として、お客様のためにSAP HANAプラットフォームを正式にサポートしたいと考えています。ジャイブでは、大規模なエンタープライズソーシャルデータのアナリティクス技術としてインメモリ処理の重要性を固く信じており、こうした技術をフル活用していく予定です。」

あらゆる業界のお客様にリアルタイムのビジネスを提供:SAP HANAが、さまざまな業界のアプリケーション向けに活用
シッカは、次のように述べています。「各社のCIOは、ビジネス担当役員と協力し、SAP HANAを活用した自社のビジネスのあり方を再考しています。我々は、お客様がSAP HANAを使用することで、例えば通信業界でのリアルタイムのお客様のセグメント化や、動物栄養業界での収益性分析、ライフサイエンス業界でのゲノム分析の高速化を行うといった、業務の簡素化やバッチ処理のリアルタイム化を実現するのを見てきました。このように、SAP HANAはリアルタイムのアプリケーションを開発し、ビジネスの変革を支援するために既存のアプリケーションをリニューアルするプラットフォームを提供します。」

SAPでは、自社のビジネスプロセスで10万倍のパフォーマンス向上を目標とした、お客様によるコンテストも発表しました。

通信業界:T-Mobile社、お客様に関する洞察力を数分以内に発見
大手無線通信事業者のT-Mobile社は、積極的なマーケティング活動に取り組むにあたって、SAP HANAを採用しました。小売店やカスタマーケアセンター、そして最終的にはSMSなどの各種チャネルを通じ、2,100万社以上の顧客を対象に、ターゲットを絞った提案を行うことが同社の目標でした。こうしたキャンペーンでは、顧客による採用、収益性、維持を向上するために、サービス提供内容の微調整をその都度行うことがあり、それを実現できるような迅速な分析機能が要求されていました。

T-Mobile USAのエンタープライズ情報技術担当バイスプレジデントのジェフ・ウィギン(Jeff Wiggin)氏は、次のように述べています。「顧客のニーズにリアルタイムで対応できるようになることは、驚異的な競争の中で優位な立場に立つことであり、カスタマーエクスペリエンスの質を大きく向上します。そのために、数週間ではなく数分以内に顧客に関する洞察力を見出し、それによってアクションを取るといった営業・マーケティング業務をサポートしてくれるプラットフォームが必要でした。そして、まさにこれを実現してくれたのが、SAP HANAでした。」

T-Mobile社が、20億人のお客様の記録をSAP HANA上に開発された自動化システムへと移行させて、SAP BusinessObjectsテクノロジーの既存のプラットフォームへと実装するのに要した期間は、わずか3カ月以内でした。この結果、同社は、わずか5秒という平均応答時間で必要なレポーティングを行うことができるようになりました。さらに、これまではわずか3カ月分のお客様の記録しかスキャンできなかったのが大幅に向上し、現在は24カ月分も行えるようになったことで、これまでよりも大幅に大きなサンプルと、お客様の各種インセンティブに対する反応について、より正確なイメージを得られるようになりました。

動物栄養業界のリーダー企業であるProvimi社、迅速な実装により、収益性分析を加速
動物栄養ソリューションの世界的リーダー企業であるProvimi社は、SAP HANAで強化されたSAP® CO-PA Acceleratorソフトウェアを実装し、16日間で自社のビジネスに展開しました。財務の責任者やその他のビジネスユーザーは、収益性分析レポートをリアルタイムで管理することにより、1,000万件の記録にアクセスしており、あらゆるレベルや粒度で、データ分析を自由に行うことができます。Provimi社は、迅速で洞察力に富んだ決断を実行できる「センス・アンド・レスポンド」型組織への変革を進めています。同社は現在、コストや業績に関するレポートを3秒以内で作成することができ、これまでに比べて1,500倍以上のパフォーマンス向上を実現しています。

Provimi社のCIOであるロジエ・ジェイコブズ(Rogier Jacobs)氏は、次のように述べています。「最初の1週間で、50万ユーロの見計らい注文があり、ビジネスバリューを直ちに得ることができました。SAP HANA上でSAP CO-PA Acceleratorを稼働させるのに実装が早く、アップグレードが不要であったことから、支障なく簡単に使用することができました。」

ヘルスケア&ライフサイエンス:三井情報株式会社(MKI)、ゲノム配列解析と創薬のデータ分析を強化
ライフサイエンス企業にとって、ガンとの戦いに打ち勝つには、ゲノム配列解析の分析を迅速かつ高いコスト効果で行うことが不可欠です。次世代のゲノムシーケンサーでは、様々な側面から癌細胞と正常細胞を迅速に比較し、研究をより効率的に行うとともに、治療法発見の可能性を抜本的に高めることが求められます。MKIは、SAPとの協力により、SAP HANAのテストを行いましたが、大半のケースでは、これまでは不可能だった分析や、単一レポートのレンダリングで1カ月も要していた分析において、優れた結果が得られました。SAP HANAを使用することで、研究チームは、クエリの複雑な結果を、より短期間で得ることができました。さらに、SAP HANAは現在、創薬プロセスの向上にも活用されています。特定の疾患モデルで非常に大量の化合物を迅速に分析することで、研究チームは、化合物の薬としての潜在能力をより効果的に予測することができます。

以上

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