世界でビジネスを展開する資生堂のグローバル人事管理システムが本格稼働

2012年4月23 日 by SAP News 0

SAP のHCMソリューションを日本IBMが構築、統一されたタレントマネ-ジメントを実現し、グローバルな人材育成を加速

Tokyo日本アイ・ビー・エム株式会社(本社:東京都中央区、社長:橋本孝之、NYSE:IBM、以下日本IBM)と、SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:
安斎富太郎、以下SAPジャパン)は、株式会社資生堂(本社:東京都中央区、社長:末川久幸、以下資生堂)が、本社および国内外の関連会社のマネージメント職等を対象とするグローバルタレントマネージメント*1)と、分散されていた国内約3万人の給与計算システムを一元管理するソリューションとして、SAPの人事管理ソフトウェアSAP® ERP Human Capital Management(SAP ERP HCM)を導入し、第一段階として2012年1月に国内で本格稼働したことを発表します。資生堂では2009年10月より“新人事基幹システム構築のためのプロジェクト”をスタートさせ、日本IBMはコンサルティング・サービスからシステム構築を支援し、今後、運用、保守を行います。

創業140年を迎え、欧州、北米、アジアへの更なるグローバル展開を目指す資生堂は、海外売上高比率を2017年度までに国内外で半々にすることを目標としていますが、「『魅力ある人』で組織を埋め尽くす」というビジョンと共に「人材のグローバル化」を経営基盤の強化策の一つとして注力しています。その中で本社および国内21社、海外35社の関連会社の「コアポジション*2)」に就くマネージメント職等をグローバルレベルで育成していくためのシステムの整備が求められていました。また、それを実現する上での基礎となる人事情報管理や、給与計算などの人事業務を行うシステムが、複数に分散されていたという状況も同時に改善する必要がありました。

そうした中、資生堂では2009年10月よりSAP ERP HCM を採用した“新人事基幹システム構築のためのプロジェクト”をスタートさせました。

世界各国のマネージメント職およびその候補者を対象とするグローバルタレントマネージメントの支援システムの導入にあたり、多言語に対応し、各国でのサポートが安心して行え、グローバルで豊富な実績を持つことが求められました。SAP ERP HCMはそれらの要件を満たしており、世界的にも認知度が高く、ストレスなく各国への導入が期待できました。また、人材スキルや能力情報と、組織・ポジションに求められる人材要件という「人と組織」の二つの管理軸での構成で人材育成および人材活用を支援する点と、ワンプラットフォームで各国のグローバルタレントマネージメントを支援できる点も評価されました。

給与計算システムについては、従来、営業職や事務職から、レストランや工場など、国内の約100職種を超える給与体系の給与計算、管理に複数のシステムが利用され分散していましたが、これらの一元的な管理を可能にし、標準化、効率化に貢献しています。

日本IBMは、グローバルでSAPシステムを構築してきた豊富な実績と自らが実践するグローバルタレントマネージメントの経験が評価され、システム構築を支援してきました。日本IBMでは、企業のグローバル化を支援するため、世界中のIBMの豊富なスキルや経験を活用してお客様を支援しています。

以上

*1) タレントマネジメント:組織のパフォーマンス向上に大きな影響を与える能力を持つ人材(タレント)が、どのような要件(素養・能力・スキル等)を持つ人材となるのかを特定し、これらの人材の力を最大限に引き出すような投資や教育を行うこと。

*2) コアポジション:企業の事業を中核となって支える人材。

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