【参考資料】SAP調査によるベンチマーキングレポートで、モバイルのベストプラクティスが成熟した企業では2倍の営業利益率と3倍の売上成長率の達成見込みが明らかに

2012年6月27 日 by SAP News 0

(本リリースは、6月20日に弊社独本社から発表された発表文の抄訳です)

TokyoSAP AG(NYSE:SAP、以下SAP)は本日、モバイルの普及率やベストプラクティスの成熟度、モバイルが様々な業種における企業ビジネスに与えるインパクトに関するベンチマーキングレポートを発表しました。本調査レポートでは、モバイルのベストプラクティスが成熟している企業はモバイルを平均的に利用している企業と比べ、営業利益率が2倍に、売上成長率が3倍であることが明らかになりました。この世界規模の調査は、銀行、消費財、ハイテク、サービス、公共部門、通信、公益事業など、様々な業種と規模の企業からなるSAPのお客様300社以上を対象に行われました。

本調査では分析の枠組みとして、「モバイル戦略」、「モバイルアプリケーションの開発」、「モバイル端末の管理」、「モバイルアプリケーション利用」という競争優位性を築くための4つの分野で評価を行いました。それぞれの分野について、ベストプラクティスの成熟度とビジネスへの影響を評価し、これにもとづいて5段階の成熟度に分類しました。成熟度が最も高い企業各社は、以下の共通した特性を持つことが分かりました。


  • すべての部門と関連プロセスでモバイル戦略が適切に導入されており、社内外のすべての関係者から情報が得られている。

  • 標準化された運用システムを確立し、信頼性の高いプラットフォームを導入しており、すべてのセキュリティや拡張性に対応できている。

  • 堅牢なセキュリティの方針が明確に文書化されており、一元的なモバイル端末のモニタリングと卓越したデバイス認証メカニズムが導入されている。

  • 開発サイクルとフィードバック段階でエンドユーザーがモバイル採用の早期段階で参加している。最新のアプリケーションやワイヤレスに関する課題のトレーニング、あらゆるエンタープライズアプリケーションにモバイルでアクセス可能。

本調査によると、高い成熟度を示した企業では、部門横断型アプリケーションへのモバイルアクセスを持つユーザーの37.5%が、低成熟度企業と比べて生産性が43%高くなっていることが分かりました。平均的に見ると、調査の参加者はモバイルアプリケーションの管理や制御において成熟度が最も高く、モバイル戦略の策定については最も成熟度が低くなっています。

モバイル利用量が平均的な企業では、従業員の32%未満がモバイルを利用して業務を行っている一方、そうした企業の97%はモバイルソリューションの管理を行うIT部門を一元化しています。さらに、高成熟度企業は、低成熟度企業と比べてIT支出が約28.6%低くなっています。調査対象となった25以上の業種のうち、エンタープライズモビリティの成熟度が最も高かったのは保険業界で、最も低かったのは郵送サービスでした。

SAPビジネス・パフォーマンス・ベンチマーキング」は、テクノロジーとビジネスプロセスに関する現在および新規動向を理解し、パフォーマンスの推進要因を特定し、ベストプラクティス採用によってどう変わるかを理解するための調査です。これまでに本調査に参加した企業数は3,000社、参加者数は1万人を上回ります。

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