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SAPジャパン、クラウドベースのソーシャルデータをリアルタイムに分析するソリューションSAP® Social Media Analytics by NetBaseを提供開始

facebookやtwitterなどに代表されるソーシャルデータの正確な分析によって、市場動向や顧客感情のフィードバックをリアルタイムで把握し、経営戦略に活用

TokyoSAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:安斎 富太郎、以下SAPジャパン)は、経営や企業情報(ビジネスデータ)と、twitterやfacebook上で交わされている会話の中に潜むビジネス価値の高い情報(ソーシャルデータ)の双方を可視化することで、効果的かつリアルタイムのビジネスサポートを実現するクラウドベースのソーシャルデータ分析ソリューション、SAP® Social Media Analytics by NetBase(エスエーピー・ソーシャル・メディア・アナリティクス・バイ・ネットベース)を本日より提供開始します。

これまで企業は、アンケートや市場調査など時間とコストを要する手法や、コールセンターなど限定的なチャネルを通じて寄せられる意見などから、自社のブランドや商品に対する顧客の評価を吸い上げる努力をしてきました。しかしながら、昨今のfacebookやtwitter、ブログなどに代表されるソーシャルメディアの爆発的な普及により、そこでリアルタイムに発言される顧客の声に耳を傾けることの価値が認識されるようになりました。

SAP Social Media Analytics by NetBaseは、NetBase社が開発したクラウドベースのソーシャルメディア分析ソリューションを、SAPブランド製品として再販するものです。本ソリューションによって、ソーシャルメディア上で毎日交わされる約9500万ものソーシャルデータを分析し、新製品や新キャンペーンが世界中の消費者にどのように評価されているかをリアルタイムで理解することが可能です。また、クラウド上に格納されている過去1年以上の大量のソーシャルデータを活用し、自社ブランドや競合他社とのポジショニングの変化を時系列で把握し、追跡することも可能です。本ソリューションでは、どのような内容のデータを必要とするかを事前に特定したり、複雑な言語設定を行う必要がありません。

さらに、SAP Social Media Analytics by NetBaseにより得られるソーシャルメディアの分析情報は、NetBase社の優れたNLP(自然言語解析)技術により、単語の検出頻度やポジティブ/ネガティブ等の単純な判断だけでなく、感動や情熱のような強い感情、購入、返品などの消費者行動、また、製品やサービスに対する意見までも正確に判断・分析し、口コミの好意度指標(Net Sentiment Score)を決定する高い分析力を有しています。

また、SAP® ERPやSAP® BusinessObjects™ BI solutionsなどで扱う売上や利益、在庫などの構造化された「ビジネスデータ」と、SAP Social Media Analytics by NetBaseで可視化する非構造化の「ソーシャルデータ」を連携させることで、消費者感情が企業パフォーマンスに与える影響をリアルタイムで把握することができます。それにより、真にお客様の声を活かす経営を迅速に実践することが可能になります。

以上