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SAP HANA®やモバイル、ソーシャルネットワークサービスとの連携によって、ビジネスシーンでの活用領域とスピードを大幅に向上させ、ビッグデータ時代のビジネス情報活用をより迅速かつ身近に

TokyoSAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:安斎 富太郎、以下SAPジャパン)は、ビジネスインテリジェンスソリューションの最新版であるSAP® BusinessObjects™ Business Intelligence 4.0 Feature Pack 3(エスエーピー・ビジネスオブジェクツ・ビジネス・インテリジェンス4.0フィーチャー・パック3)(以下、SAP BusinessObjects BI 4.0 FP3)を本日より提供開始します。

クラウドコンピューティング、モバイル、ソーシャルネットワーキングサービスの普及により、企業のワークスタイルは、急速に変化を遂げています。同時に、企業内外に存在する様々なデータから価値ある情報を迅速に見出だし、ビジネスに活用していくことがこれまで以上に求められています。最新版のSAP BusinessObjects BI 4.0 FP3はそうしたビジネス課題に対応すべく、セルフサービス型のデータ探索やレポーティング機能の強化、あらゆる端末からのBIコンテンツへのアクセス、そして企業向けSNSとの連携によるBIコンテンツをベースにしたコラボレーションによる意思決定プロセスの促進を実現します。

SAP BusinessObjects BI 4.0 FP3は、従来のBIツールの主流であった帳票やダッシュボードの作成ツール、予め決められた領域内でのデータ分析ツール、といった概念を根本から変えてしまうほど機能が強化されています。特にモバイルツールとの親和性を向上させ、場所を選ばずいつでもデータを参照・分析できるほか、Google検索並みの操作性で、自由に欲しいデータを手に入れることが可能です。また、従来社内に閉じた形での利用傾向にあったBIツールですが、SAPの企業向けSNSソリューションであるSAP® StreamWorkと連携させることで、BIから得られた知見を瞬時にステークホルダーと共有し、さらにBIコンテンツをベースにしたコミュニケーションを実現することが可能になります。さらに、SAP HANA®との連携およびApache™ Hadoop™のサポートにより、ビッグデータに対してもユーザー自身によるリアルタイムかつ真のセルフサービスBIを実現できます。

SAP BusinessObjects BI 4.0 FP3で強化された主な機能

モバイル対応の強化
モバイル利用者に対し、重要な各種業務指標へのダイレクトアクセスを可能にしました。ユーザーは、どのデータをモバイルに展開するかを指定するだけで、デスクトップユーザー向けに作成されたBIレポートをモバイル端末から閲覧することができます。Android、iOSに対応しています。

ビッグデータ対応
Apache™ Hadoop™をサポートするとともに、インメモリーデータベースSAP HANAのサポートを強化しました。これにより、企業内のデータはもちろん、ソーシャルデータも含め、ペタバイト規模のビッグデータでも高度な分析を瞬時に実現します。

高度な洞察力の実現
SAP BusinessObjects Explore®を強化、Google検索のような操作性でデータを活用できるようになりました。SAP HANA、Apache Hadoopのサポートにより、高速検索が行えます。また、従来は、システム部門を介して行っていましたが、ユーザー自身がカスタムビューの実装を容易に行えるセルフサービスBIも可能になりました。

ソーシャル連携
SAPが提供する企業向けSNSであるSAP StreamWorkとの連携を実現。社内外を問わない、BIコンテンツを中心としたコラボレーションを実現することができます。

SAP ERPとの統合強化
SAP ERPとの統合を強化し、オペレーションの高度化をサポートします。合計100を超えるダッシュボードや帳票がSAP ERPに組み込まれた形で提供されます。また、SAP® Crystal Reports®との連携強化により、ユーザー自身が、SAP ERP内のデータから独自のレポートを簡単に作成できるようになりました。

以上