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【参考資料】NBA、SAP HANA®を使用した公式ウェブサイトの新しい統計ページ、「NBA.com/Stats」を開設

SAP HANA プラットフォームを基盤とするボックス・ストアにアクセスし、各選手の試合データ、成績など、NBAが歴史を通じて記録してきたすべての統計データを一般のNBAファンであれば誰でも無料で利用が可能に

(本リリースは、2月15日に弊社独本社から発表された発表文の抄訳です)

Tokyo米国プロバスケットボール協会(NBA)とSAP AG(NYSE:SAP、以下 SAP)は、NBAの公式ウェブサイトの新しい統計ページの「NBA.com/Stats」の開設を発表しました。

このNBAの画期的な統計ページは、SAP HANA®プラットフォームを基盤とし、一般のNBAファンおよび報道関係者を問わず、誰でも無料で利用できます。従来、このような詳細なデータはNBAと各チームのスタッフしか閲覧することができなかったのが、「NBA.com/Stats」開設後、利用者は公式統計データや各選手の情報を入手して迅速かつスムーズな分析を行うことができます。

「NBA.com/Stats」の統計データは以下の通りです。

● NBA ボックス・スコア:NBA初のシーズンとなった1946〜47年にさかのぼり、ウィルト・チェンバーレインが1962年に達成した100ポイントゲームや、コービー・ブライアントが2006年に達成した81ポイントゲームなど、記憶に残るゲームを含め、NBAの試合に関わるすべての成績データが掲載されています。

● 先進的なシュートチャート:有名選手のシュートエリアを表示したショットビジュアル、歴史に残る試合を検証した各チームごとのシューティングの「ホットスポット」など、さまざまなデータがオフェンス側とディフェンス側の包括的なシュートチャートで表示されています。

● トップラインナップのコンビネーション:過去6シーズンにわたる、2名から5名のNBAチーム最高のラインナップコンビネーションが掲載されています。これらのコンビネーションは、さまざまな統計項目に基づいて並び替えることができます。

● 詳細な分析:ボールの支配率、クラッチシュート数、ポゼッションあたりのエフィシェンシ―、プレイヤー/チームの比較など、情報をさまざまな角度から分析するための深いデータを提供しています。

● NBAプレイヤーのページ:NBAの歴史に関わったすべてのプレイヤーについて、あらゆる統計を集めたページがA to Z形式で各選手ごとに用意されています。

利用者は、「NBA.com/Stats」でビジュアル・インターフェイスを使い、リーグ、チーム、およびプレイヤーの公式統計データなどの情報を閲覧してさまざまな角度から分析することができます。また、同ページの内容はTwitter、Facebook、Google+などのソーシャルネットワークを経由して容易に情報共有することもできます。

NBAの副コミッショナーを務めるアダム・シルバー(Adam Silver)氏は、次のように述べています。「『NBA.com/Stats』は、NBAのすべての公式統計データをNBAのファンや報道関係者に提供する決定的なツールです。革新的なソフトウェアソリューションを提供する世界的リーダー企業であるSAPとの協力を通じ、この画期的な新ページでNBAによるビッグデータ活用が実現し、ファン、放送局、および報道関係者が一切の制約を受けることなく、過去か現在かを問わずNBAに関する情報にアクセスすることで、プレイヤーとチームを分析することが可能になりました」

SAP Global Strategic Initiatives 担当シニアバイスプレジデント、スティーブ・ペック(Steve Peck)は、次のように述べています。「スポーツファンは統計データに非常にこだわりますが、これはデータを通じてゲーム、応援するチーム、およびお気に入りのプレイヤーにさらに近づくことができるためです。この新しい『NBA.com/Stats』統計ページは単なる数値に留まらず、かつて例を見ない水準のダイナミックで、包括的な統計データを提供します。これはビジネス用プラットフォームとして定評のあるSAP HANA®によって支えられており、従来はチームや限られた報道関係者しか得られなかった本質的な情報を何百万人ものファンが引き出せるようになりました」

SAPはこの新しい「NBA.com/Stats」ページのメインパートナーとなります。NBAとSAPは2012年7月、SAPをNBAのOfficial Business Analytics Software Partnerとする多年度マーケティング提携に調印しました。このパートナーシップの対象には、Women’s National Basketball Association(WNBA)とNBA Development League(NBA D-League)も含まれています。

NBAはSAP HANAを使用し、SAP BusinessObjects Explorer®と共に高度な分析を行うSAP® BusinessObjects™ビジネスインテリジェンス(BI)ソリューション、およびNBA.com/Statsの公式統計データの基盤となるSAP® Landscape Transformationソフトウェアを活用します。

無制限の統計データ利用に加え、「NBA.com/Stats」には新たな発見、歴史的な成績データに関する踏み込んだ分析、「Behind The Numbers」、およびNBA.comの統計専門家であるジョン・シューマン(John Schuhmann)からの定期寄稿などをはじめとする特別記事も掲載されます。「Glossary」には成績、ディフェンス、オフェンスなど創造的で新しい統計データに関連したすべての分析項目と説明が掲載されており、利用者にとってはこれらの情報をさまざまな形でリアルタイムに分析することができます。

以上