Tokyo — SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:安斎 富太郎、以下SAPジャパン)は、中堅中小市場向けのBIソリューションの新版、SAP® Crystal Solutions 2013(エスエーピー・クリスタル・ソリューションズ・ニセンジュウサン)を本日より提供開始することを発表しました。
SAP Crystal Solutions は、中堅・中小企業や部門レベルでの使用に適したエントリーレベルの BI ソリューションで、誰もが直感的なセルフサービス方式で情報にアクセスし、レポート / 帳票 、ダッシュボード、データ検索・閲覧を行える環境を整備できます。
すべてのビジネスユーザーは、SAP Crystal Solutionsを通じて十分な情報を得た上で意思決定を行い、得られた洞察を安全に共有する情報活用力をもたらします。また、システムの監視、監査、ライフサイクル管理に関連した各種機能と柔軟なライセンス方式により、TCO の削減というメリットも得られます。
SAP Crystal Solutions 2013の各モジュールには、SAP® Crystal Reports 2013、SAP® Crystal Server 2013、SAP® Crystal Reports for Enterprise 4.1、SAP® Dashboard Design 4.1が含まれ、さらなる品質改善に加えて下記の新機能が追加されています。
ビッグデータへの対応強化:SAP HANA®およびHadoopとの接続強化、Amazon EMR
への対応
モバイル対応の強化:SAP Crystal Serverモバイルのアプリケーション拡張により、「帳票閲覧/ダッシュボード閲覧」と「分析」が一つのアプリで操作可能に
対応プラットフォームの拡張: Oracle EssbaseやOracle OLAPへの接続機能の追加
Crystal Solutions 2013は、エントリー版として手軽に始めることができるSAPのBIソリューションですが、これらの新機能によりビッグデータにも接続することができるようになりました。またモバイル対応においても、思考の流れを中断せず、帳票閲覧から分析作業へと連続操作が可能になります。
SAP Crystal Solutions 2013は、SAP BusinessObjects™ 4.1に対応する製品として位置づけられており、対応データベースや、対応プラットフォームなど様々な前提をSAP BusinessObjects 4.1と共通化してサポート対応しています。
【SAPジャパンについて】
SAPジャパンは、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェアにおけるマーケットリーダーとしてあらゆる業種におけるあらゆる規模の企業を支援しているSAP AGの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは、企業が市場での優位性を保持するため、バックオフィスや役員会議室、倉庫や店頭で、さらにデスクトップ環境やモバイル環境などにおいて、企業がより効率的に協業を行い、より的確なビジネス判断を行うための様々なソリューションを提供します。企業が継続的な収益性の高い事業を実現することに貢献するSAPのアプリケーションやサービスは、世界各国248,500社以上の顧客企業に利用されています。国内でも日本企業の情報化の推進、国際競争力および企業価値の向上に貢献しています。(www.sap.com/japan)