【参考資料】SAP、Connected Car向けに革新的なモビリティサービスをBMWと共同開発

2014年2月27 日 by SAP News 0

(本リリースは、2月26日に弊社独本社から発表された発表文の抄訳です)

TokyoSAP AG(NYSE:SAP、以下SAP)とBMW Group Research and TechnologyはCo-Innovationプロジェクトの一環として、車両向けモビリティサービスのための革新的な技術インフラストラクチャを開発しました。このプロトタイプはSAP HANA® Cloud Platformを基盤とし、クルマの位置やルートに基づいて、ドライバーにパーソナライズされたサービスを提供するものです。このコラボレーションを通じてSAPは、Connected Car<注1>に関するビジョンを一歩現実に近づけました。この発表は2月24日から27日まで、スペイン、バルセロナで開催中のMobile World Congress 2014にて行われました。

SAPが提供するこのクラウドベースのプラットフォームは、BMWと、パーキング、給油、飲み物、食べ物などのサービスを提供する外部パートナーとの橋渡し役となります。さまざまなパートナーからの情報が仮想マーケットプレイスに集められ、BMWは将来的には、車内のダッシュボードやモバイル機器を通じて、状況に合わせた、パーソナライズされたサービスを同乗者やドライバーに提供できるようになると期待されています。サービスプロバイダーは、ドライバーや同乗者の好みに合わせたサービスの組み合わせと新サービスの作成が可能になり、これはSAPのプラットフォームによって支えられます。

SAPはBMW Group Research and Technologyと共に、パーキングおよび小売事業者によるクーポン発行のプロトタイプを開発しました。ドライバーのプロフィールや車両の位置に基づき、本システムはクルマの目的地近傍の適切な駐車場情報を提供します。料金や車種に合った駐車場であるかなど、関連情報も表示されます。ドライバーが駐車場を選択した後は、その位置がナビゲーションシステムに送られ、ルート案内を行います。

クーポン発行のケースでは、ドライバーの現在地、選択したルート、およびドライバーや同乗者の好みに合わせておすすめ情報が提供されます。ドライバーは、おすすめ情報の表示頻度をコントロールし、運転中に注意散漫になるのを防ぐことができます。おすすめ情報にはブックマークを付けることができ、またパーキングのケースの場合と同様、店舗情報をナビゲーションシステムに直接送り、ルート案内を取得することも可能です。選んだクーポンはドライバーのスマートフォンに送られ、そのまま店頭で使うことができます。

SAPは、ドライビングエクスペリエンスをさらに豊かなものとし、またクルマの内外を問わず、消費者がインターネットに接続されたソーシャルな世界から期待する利便性を提供することをビジョンとして掲げています。SAP HANA Cloud Platformは、さまざまな業界の企業がモビリティサービスを市場に提供し、また新たなビジネスモデルや収益源を確立するための取り組みを加速しています。標準化されたプラットフォームによって自動車メーカーはサービスプロバイダーのネットワークを利用できるようになり、一度開発を行えば追加の作業をほとんど必要とすることなく展開が可能になります。このプロジェクトは、SAPとBMW Group Research and Technologyとの共同研究の一環として行われました。

詳細はこちら「SAP is Developing Innovative Mobility and Value-Added Services for the Car of the Future」のビデオをご参照ください。

以上

<注1>connected car:通信デバイスを搭載し、常時インターネットに接続した車両のこと。
車両の位置や状態を常時把握できるため、自動車メーカーがconnected car向けサービスの拡充を図っているほか、海外では、緊急時の通報機能(eCall)など搭載義務化の動きも出てきている。

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