世界最大で最もグローバルなビジネスネットワークAriba Networkが、SAP HANA®プラットフォームに移行、よりスマート・高速・強力に

2014年5月7 日 by SAP News 0

迅速な行動が可能になり、多くの購入者・販売者・ビジネスパートナーが新たなインサイトを獲得

(本リリースは、4月29日に弊社独本社から発表された発表文の抄訳です)

TokyoSAP AG(NYSE:SAP)は、イノベーションに対する継続的な取り組みの一環として、SAP傘下のAriba(Ariba, an SAP company)を、リアルタイムコンピューティングのためのインメモリープラットフォームとして業界をリードするSAP HANA®に移行していることを発表しました。移行の初期の段階では「Ariba® Spend Visibiliity™」が対象で、ダウンタイムなしで完了しており、SAP HANAによって簡単かつシンプルな運用が可能になることが実証されました。同社は現在、「Ariba® Network」をSAP HANAプラットフォームに移行させています。これによって、B2Bトレーディングコミュニティーの参加者は、自社の経営について新たな洞察を得て、これまでよりも迅速に行動し、ビジネス上の成果と競争力の優位性を、前例のない高い水準で推し進めることができます。

このSAP HANA対応のAriba Networkは、SAPのみが実現可能な全く新しいクラウドオファリングとなります。SAPの世界最大かつ最もグローバルなビジネスネットワークには、15年以上の取引/取引関係データと、コミュニティーの生成したコンテンツが存在しており、企業各社は、こうしたデータから、リスク、パフォーマンス、機能、評価などについて、予測的なインテリジェンスを収集できるようになります。SAP HANAの速度と処理能力を活用することで、企業はこうした情報を即座に処理して、革新的なプロセスを実現、パフォーマンスと生産性を大幅に向上することができます。

SAPの共同CEO兼エグゼクティブボードメンバーのビル・マクダーモット(Bill McDermott)は、次のように述べています。「弊社は常々、SAP HANAプラットフォームの真の潜在能力は、各種アプリケーションをHANA上で実行させることで実現すると理解していました。Aribaネットワークの参加企業数は150万社以上、商取引額は5000億USドルで、現在すでにビジネスの連携方法に変革を及ぼしています。AribaソリューションをSAP HANA上で実行することで、企業各社は、自社のビジネスネットワークについて、過去前例のないリアルタイムな洞察と透明性を得ることができます。こうしたネットワークは、SAPのみがクラウド上で提供することのできるビジネスの価値を示す、強力な事例といえます」

スムーズな移行
さまざまな業種のお客様がすでにメリットを実感しています。SAPは「Ariba Spend Visibility」を混乱なくSAP HANAに移行させており、数千社の企業と、470万人以上の個人ユーザーを対象に、即座にアップグレードを行いました。これらのユーザーは今後、これまでに比べて最大100倍の速度で、主要な運用・分析レポートを処理できます。

今後の展開
SAPがAriba NetworkをSAP HANAに移行させることで、企業は今後、自社のビジネスに関する大量の情報をかつてない速さで分析できます。対象となるのは、生産、マーケティング、セールス・価格設定、人事、財務、施設・運用に関する構造化データや、サプライヤー・お客様・パートナー関係の取引レベルのデータ、ブログやつぶやきといった非構造化データです。

SAP HANAによって、データの読み込み時間は30倍高速化し、即座にアクセスできます。そのため、調達に関するプロジェクト、契約、請求書が、いったんネットワーク上で開始されると、企業は、原価部門、仕入値の変動、細分領域など、より広範な変動要因にもとづき、これまで以上に複雑な分析を直ちに実行して、リアルタイムで結果を受け取ることが可能です。

また、SAPのビジュアライゼーションソフトウェアであるSAP® Lumira™を活用することで、今後は、全く新しい方法によって、自社データの閲覧・操作を行い、より情報に基づく形で戦略の輪郭を描き出し、ビジネスの目標に向けて前進できます。例えば、今回初めて、サプライヤーが、所定の顧客との包括的な取引履歴にアクセスし、直感的なデータのビジュアライゼーションを作成できます。これによって、支払サイクルの傾向や、請求書の拒否率の改善について、理解を深めることが可能です。

ボストンに本社を置く独立系調査会社、Ardent Partners社の最高研究責任者のアンドルー・バルトリーニ(Andrew Bartolini)氏は、次のように述べています。「今回の発表が意味するものは、究極のビッグデータの機会にほかなりません。AribaネットワークがSAP HANAに対応することで、取引情報のコロケーションが可能となり、コミュニケーションを通じてこうした取引をサポートし、これらに基づく形で、迅速な分析と意思決定が可能となり、これらすべてを一元管理できます。そして、これは非常に強力な機能です」

これらの新機能は、「オプトイン(選択)」ベースで追加することが可能なため、バイヤーおよびサプライヤーは、包括的な柔軟性と選択肢を得て、自社のビジネスの需要に対応しつつ、業績を加速度的に向上できます。

以上

【SAPについて】
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また、フランクフルト証券取引所やニューヨーク証券取引所を含むいくつかの取引所で「SAP」の銘柄で取引されています。詳細はhttp://www.sap.com(英語)をご参照ください。

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