SAPとパナソニック、ビデオを使ったスポーツ分析ソリューションに関する共同プロジェクトを発表

2014年9月19 日 by SAP News 0

(本リリースは、9月12日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です)

TokyoSAP SE(NYSE:SAP、以下SAP)は、パナソニック株式会社、以下パナソニック)と共同でビデオを使ったスポーツ分析分野でのイノベーションを目的とし、協力していくことを発表しました。SAPは今年、2014年ワールドカップ・ブラジル大会に向け、ドイツサッカー連盟(DFB)と協力する形で、分析プロトタイプ「SAP® Match Insights」ソリューションの開発に成功しており、現在もさらなる開発・商用化作業を進めています。これをベースに、両社は現在、パナソニックの動画・トラッキングソフトウェアとSAP Match Insightsの連携に取り組む計画です。

今回のプロトタイプでは、SAPが試合中の位置データを分析できるよう、パナソニックは、自社の動画分析とソフトウェアから得られる位置データを提供します。パナソニックは、HDカメラ4台を組み合わせて一体化し、リアルタイムのスティッチング処理を通じ、4倍ワイド(64:9)のパノラマ映像を生成します。この装置を使用することで、フィールド全体の動きを同時に捉えることが可能です。この「ウルトラワイドアングルカメラ」は、スタジアムの天井に吊るすか、屋根の構造に組み込むのが一般的です。カメラはコンピュータとインターネットに接続され、パナソニックのソフトウェアによって、各プレイヤーとボールの位置データが収集されます。そして、未加工のデータを含むファイルを「SAP HANA®」プラットフォームに転送する計画であり、これによって、位置データを1秒あたり30のポジションに分割し、各プレイヤーとボールの動きを高精度かつリアルタイムで分析することが可能です。

従来の方法では、プレイヤーのすね当てやボールにセンサーを取り付けることで、データを取得していましたが、SAP HANAとの組み合わせによる、動画ベースのスポーツ分析技術は、これに取って代わる有望な選択肢です。公式の規制により、サッカーの試合中にセンサーを装着することは通常禁止されていますが、邪魔にならない形でピッチの近くに動画装置を置くことは許されている点を考えると、これはとりわけ魅力的な選択肢と思われます。

SAPがスポーツエンターテイメント事業に参入したのは2年前のことで、画期的なソリューションを通じ、チームやリーグのパフォーマンス改善や、収益の最大化、ファンの体験の拡大など、業界の変革を支援してきました。SAPは、セーリング、ゴルフ、フォーミュラ1(F1)レース、クリケット、アメリカンフットボール、野球、テニス、バスケットボール、サッカーの分野で、多数の著名スポーツ団体とコラボレーションを行い、成功を収めています。特にサッカーの分野では、プレイヤーとチームのパフォーマンス指標の分析で、昨今注目を集めています。

以上

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