129% 増のクラウド売上、194% 増の SAP Business Network 売上
(本リリースは、7月 21 日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です)
Tokyo —
• 新規のクラウド受注が力強い成長:162% 増
• Non-IFRS ベースでのクラウドおよびソフトウェア売上は 21% 増の 40 億 6,000 万ユーロ
• HANA の顧客数は前年同期比で倍増、S/4HANA の顧客数は前期比で 140% 以上増
• Non-IFRS ベースの営業利益が前年同期比 13% 増の 13 億 9,000 万ユーロ
• 通年の見通しに変更なし
SAP SE (NYSE: SAP、以下 SAP) は本日、2015 年 6 月 30 日を決算日とする 2015 年度第 2 四半期および上半期の決算を発表しました。
SAP は、今期も引き続きクラウド事業で非常に高い伸び率を達成しました。第 2 四半期の Non-IFRS ベースのクラウドサブスクリプションおよびサポート売上は、前年同期比 129% (固定通貨換算ベースで 92%) 増で 5 億 5,500 万ユーロでした。1 クラウド事業における順調な売上達成の主要な指標である新規のクラウド受注は、第 2 四半期において 162% 増で 2 億 300 万ユーロでした。2
Non-IFRS ベースのクラウドおよびソフトウェア売上は、前年同期比 21% (固定通貨換算ベースで 9%) 増の非常に好調な成長率で、40 億 6,000 万ユーロの売上を達成しました。Non-IFRS ベースの営業利益は、前年同期比 13% (固定通貨換算ベースでは 1%) 増の 13 億 9,000 万ユーロとなりました。
SAP の CEO のビル・マクダーモット (Bill McDermott) は、次のように述べています。「さまざまな CEO の方にお話を伺ったところ、どなたもビジネスをデジタル化し、新しいビジネスモデルを構築するためのロードマップを模索していらっしゃいます。SAP にこのようなデジタルビジネスへの転換をシンプルに実現するどこよりも総合的なビジョンがあることが、今回の好調の要因となっています。プラットフォーム、アプリケーション、ビジネスネットワークを提供するという弊社の戦略は、お客様が SAP に求めているものと完全に一致していると確信しています」
SAP の CFO のルカ・ムシッチ (Luka Mucic) も、次のように述べています。「第 2 四半期における新規クラウド受注の成長率は第 1 四半期よりも大幅に伸び、SAP のクラウドとビジネスネットワークのポートフォリオ全体に弾みがついています。新しい時代に対応できる SAP を目指して始めたビジネス変革の効果が、弊社の営業利益に現れ始めています。通年の見通しを達成する方向に順調に進んでいます」
2015 年第 2 四半期の事業ハイライト
人事管理に大きな弾みがつき、カスタマーエンゲージメント & コマースがクラウドアプリケーションの売上を牽引
正規社員と非正規社員の両方をグローバルに管理するためのソリューションとして SAP に目を向けるお客様が増えています。SAP の人事管理ソリューションである SuccessFactors Employee Central は 71 カ国向けにローカライズされており、顧客数は 1 年前の約 390 から 730 以上へと増加し、わずか 12カ月で 87% 増加しました。また、カスタマーエンゲージメント & コマースでも力強い成長が見られました。この分野で SAP は、企業がすべてのチャネルのお客様をリアルタイムに確認しながら関係を構築し、バリューチェーンの隅々までシームレスにオンライン取引を実現できるよう支援しています。カスタマーエンゲージメント & コマースの新規クラウド受注はまたも 3 桁成長と力強い伸びを見せています。
SAP S/4HANA の顧客数が急増
お客様の SAP HANA 導入が増え続けていることが、デジタル経済の中でデータ駆動型ビジネスを運営していくためには SAP HANA が鍵であることを裏付けています。HANA の顧客数はわずか 1 年前は 3,600 だったのに対し、当該四半期では 7,200 を超えました。S/4HANA が早期に確実な軌道に乗ったこと (SAP S/4HANA 顧客は第 1 四半期末に 370 を超えており、第 2 四半期末までに 900 以上)が、すべての業界と地域における SAP HANA 普及の主な原動力となりました。
SAP Business Network の規模、売上、重要性が拡大
SAP Business Network の成長に伴い、デジタル経済の中でスムーズなコマースを実現しているあらゆる企業にとってその価値が高まっています。SAP Business Network 分野の第 1 四半期の総売上は、前年同期比で 194% (固定通貨換算ベースで 145%) 増の 4 億ユーロ (固定通貨換算ベースでは 3 億 3,300 万ユーロ) でした。こうしたネットワークでつながるおよそ 190 万社の企業が行った取引総額3は 8,000 億ドル以上です。
地域別業績
EMEA 地域では、Non-IFRS ベースのクラウドおよびソフトウェア売上が 10% 増となり堅調でした。Non-IFRS ベースのクラウドサブスクリプションおよびサポート売上は、新規クラウド受注が 3 桁成長を見せたことから 94% の成長でした。この地域で特筆すべき点は、中東でクラウドおよびソフトウェアが非常に好調な成長率であり、ドイツ、フランス、英国で確実な成長が見られたことです。
南北中央アメリカ地域では、Non-IFRS ベースのクラウドおよびソフトウェア売上が 36% 増となり、2 桁の力強い成長を見せました。この地域でのクラウドサブスクリプションおよびサポート売上は 141% 増でした。これは北米での業績が非常に好調であったために、新規クラウド受注がほぼ 3 倍になったことによるものです。アメリカ合衆国では、クラウドおよびソフトウェアで好調な業績でした。南米では地域マクロ経済の問題があり、全体的な業績に影響を及ぼしました。
アジア太平洋および日本(APJ) 地域では、Non-IFRS ベースのクラウドおよびソフトウェア売上が 19% 増となったことで、Non-IFRS ベースのクラウドサブスクリプションおよびサポート売上が 138% 増となりました。新規クラウド受注は 3 桁成長となりました。日本は、クラウドおよびソフトウェアにおいて今期も力強い回復を見せました。
業績の詳細
2015年度第2四半期の業績ハイライト
2015年度第2四半期1) |
|||||||
IFRS |
Non-IFRS 2) |
||||||
単位:特に記載のない限り百万ユーロ |
2015年度 第2四半期 |
2014年度 第2四半期 |
増減率(%) |
2015年度 第2四半期 |
2014年度 第2四半期 |
増減率(%) |
固定通貨換算ベース増減率(%) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
クラウドサブスクリプションおよびサポート |
552 |
241 |
129 |
555 |
242 |
129 |
92 |
ソフトウェアライセンスおよびサポート |
3,510 |
3,116 |
13 |
3,510 |
3,117 |
13 |
3 |
クラウドおよびソフトウェア |
4,062 |
3,357 |
21 |
4,065 |
3,359 |
21 |
9 |
総売上 |
4,970 |
4,151 |
20 |
4,972 |
4,153 |
20 |
8 |
営業利益 |
701 |
698 |
1 |
1,394 |
1,236 |
13 |
1 |
税引き後利益 |
469 |
556 |
-16 |
960 |
938 |
2 |
|
基本1株当たり利益(ユーロ) |
0.39 |
0.47 |
-16 |
0.80 |
0.79 |
2 |
|
フルタイム換算従業員数 |
74,497 |
67,651 |
10 |
N/A |
N/A |
N/A |
N/A |
1)全ての数値は未監査のものです |
|||||||
2) SAPのNon-IFRS指標に関する詳細な説明については、オンラインの「Non-IFRS指標に関する説明(Explanation of Non-IFRS Measures)」をご覧ください。個々の調整の詳細については本プレスリリース付表のF5ページをご覧ください。 |
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クラウドサブスクリプションおよびサポート売上は、IFRS ベースの場合、前年同期比 129% 増の 5 億 5,200 万ユーロ (2014 年=2 億 4,100 万ユーロ) となりました。一方、Non-IFRS ベースでのクラウドサブスクリプションおよびサポート売上は、前年同期比 129% (固定通貨換算ベースでは 92%) 増の 5 億 5,500 万ユーロ (2014 年=2 億 4,200 万ユーロ) でした。ソフトウェアライセンス売上は、IFRS ベースの場合、前年同期比 2% 増の 9 億 7,900 万ユーロ (2014 年=9 億 5,700 万ユーロ) となりました。一方、Non-IFRS ベースでのソフトウェアライセンス売上は、前年同期比 2% 増 (固定通貨換算ベースでは 7% 減) の 9 億 7,900 万ユーロ (2014 年=9 億 5,700 万ユーロ) でした。ソフトウェアライセンスおよびサポート売上は、IFRS ベースの場合、前年同期比 13% 増の 35 億 1,000 万ユーロ (2014 年=31 億 2,000 万ユーロ) となりました。一方、Non-IFRS ベースでのソフトウェアライセンスおよびサポート売上は、前年同期比 13% (固定通貨換算ベースでは 3%) 増の 35 億 1,000 万ユーロ (2014 年=31 億 2,000 万ユーロ) でした。クラウドおよびソフトウェア売上については、IFRS ベースの場合、前年同期比 21% 増の 40 億 6,000 万ユーロ (2014 年=33 億 6,000 万ユーロ) となりました。Non-IFRS ベースでのクラウドおよびソフトウェア売上は、前年同期比 21% (固定通貨換算ベースでは 9%) 増の 40 億 6,000 万ユーロ (2014 年=33 億 6,000 万ユーロ) でした。総売上については、IFRS ベースの場合、前年同期比 20% 増の 49 億 7,000 万ユーロ (2014年=41 億 5,000 万ユーロ) となりました。Non-IFRS ベースの総売上は、前年同期比 20% (固定通貨換算ベースでは 8%) 増の 49 億 7,000 万ユーロ (2014 年=41 億 5,000 万ユーロ) でした。
営業利益については、IFRS ベースの場合、前年同期比1% 増の 7 億 100 万ユーロ (2014 年=6 億 9,800 万ユーロ) となりました。一方、Non-IFRS ベースの営業利益は、13% (固定通貨換算ベースでは 1%) 増の 13 億 9,000 万ユーロ (2014 年=12 億 4,000 万ユーロ) でした。営業利益率については、IFRS ベースでは、前年同期比 2.7 パーセンテージポイント減の 14.1% (2014 年=16.8%) となりました。Non-IFRS ベースの営業利益率は、1.7 パーセンテージポイント(固定通貨換算ベースでは 2.0 パーセンテージポイント) 減の 28.0% (2014 年=29.8%) となりました。
税引き後利益については、IFRS ベースの場合、前年同期比 16% 減の 4 億 6,900 万ユーロ (2014 年=5 億 5,600 万ユーロ) となりました。一方、Non-IFRS ベースの税引き後利益は、前年同期比 2% 増の 9 億 6,000 万ユーロ (2014 年=9 億 3,800 万ユーロ) となりました。基本 1 株当たり利益については、IFRS ベースの場合、前年同期比 16% 減の 0.39 ユーロ (2014 年=0.47 ユーロ) となりました。Non-IFRS ベースの基本 1 株当たり利益は、前年同期比 2% 増の 0.80 ユーロ (2014 年=0.79 ユーロ) となりました。2015 年度第 2 四半期の IFRS ベース実効税率は、26.4% (2014 年=22.6%)、Non-IFRS ベースの実効税率は、27.8% (2014 年=25.4%) でした。
業績の詳細
2015年度上半期の業績ハイライト
2015年度上半期1) |
|||||||
IFRS |
Non-IFRS 2) |
||||||
単位:特に記載のない限り百万ユーロ |
2015年度 上半期 |
2014年度 上半期 |
増減率(%) |
2015年度 上半期 |
2014年度 上半期 |
増減率(%) |
固定通貨換算ベース増減率(%) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
クラウドサブスクリプションおよびサポート |
1,056 |
460 |
129 |
1,063 |
463 |
130 |
93 |
ソフトウェアライセンスおよびサポート |
6,660 |
5,836 |
14 |
6,660 |
5,839 |
14 |
4 |
クラウドおよびソフトウェア |
7,715 |
6,296 |
23 |
7,723 |
6,301 |
23 |
10 |
総売上 |
9,467 |
7,849 |
21 |
9,475 |
7,854 |
21 |
9 |
営業利益 |
1,339 |
1,421 |
-6 |
2,451 |
2,155 |
14 |
0 |
税引き後利益 |
882 |
1,090 |
-19 |
1,657 |
1,604 |
3 |
|
基本1株当たり利益(ユーロ) |
0.74 |
0.91 |
-19 |
1.39 |
1.34 |
3 |
|
フルタイム換算従業員数 |
74,497 |
67,651 |
10 |
N/A |
N/A |
N/A |
N/A |
1)全ての数値は未監査のものです |
|||||||
2) SAPのNon-IFRS指標に関する詳細な説明については、オンラインの「Non-IFRS指標に関する説明(Explanation of Non-IFRS Measures)」をご覧ください。個々の調整の詳細については本プレスリリース付表のF5ページをご覧ください。 |
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クラウドサブスクリプションおよびサポート売上は、IFRS ベースの場合、前年同期比 129% 増の 10 億 6,000 万ユーロ (2014 年=4 億 6,000 万ユーロ) となりました。一方、Non-IFRS ベースでのクラウドサブスクリプションおよびサポート売上は、前年同期比 130% (固定通貨換算ベースでは 93%) 増の 10 億 6,000 万ユーロ (2014 年=4 億 6,300 万ユーロ) でした。ソフトウェアライセンス売上は、IFRS ベースの場合、前年同期比 6% 増の 16 億 7,000 万ユーロ (2014 年=15 億 8,000 万ユーロ) となりました。一方、Non-IFRS ベースでのソフトウェアライセンス売上は、前年同期比 6% (固定通貨換算ベースでは 4%) 増の 16 億 7,000 万ユーロ (2014 年=15 億 8,000 万ユーロ) でした。ソフトウェアライセンスおよびサポート売上は、IFRS ベースの場合、前年同期比 14% 増の 66 億 6,000 万ユーロ (2014 年=58 億 4,000 万ユーロ) となりました。一方、Non-IFRS ベースでのソフトウェアライセンスおよびサポート売上は、前年同期比 14% (固定通貨換算ベースでは 4%) 増の 66 億 6,000 万ユーロ (2014 年=58 億 4,000 万ユーロ) でした。クラウドおよびソフトウェア売上については、IFRS ベースの場合、前年同期比 23% 増の 77 億 2,000 万ユーロ (2014 年=63 億ユーロ) となりました。Non-IFRS ベースでのクラウドおよびソフトウェア売上は、前年同期比 23% (固定通貨換算ベースでは10%) 増の 77 億 2,000 万ユーロ (2014 年=63 億ユーロ) でした。総売上については、IFRS ベースの場合、前年同期比 21% 増の 94 億 7,000 万ユーロ (2014年=78 億 5,000 万ユーロ) となりました。Non-IFRS ベースの総売上は、前年同期比 21% (固定通貨換算ベースでは 9%) 増の 94 億 7,000 万ユーロ (2014 年=78 億 5,000 万ユーロ) でした。
営業利益については、IFRS ベースの場合、前年同期比から 6% 減の 13 億 4,000 万ユーロ (2014 年=14 億 2,000 万ユーロ) となりました。一方、Non-IFRS ベースの営業利益は、14% 増 (固定通貨換算ベースでは横ばい) の 24 億 5,000 万ユーロ (2014 年=21 億 6,000 万ユーロ) でした。営業利益率については、IFRS ベースでは、前年同期比 4.0 パーセンテージポイント減の 14.1% (2014 年=18.1%) となりました。Non-IFRS ベースの営業利益率は、1.6 パーセンテージポイント(固定通貨換算ベースでは 2.3 パーセントポイント) 減の 25.9% (2014 年=27.4%) となりました。
税引き後利益については、IFRS ベースの場合、前年同期比 19% 減の 8 億 8,200 万ユーロ (2014 年=10 億 9,000 万ユーロ) となりました。一方、Non-IFRS ベースの税引き後利益は、前年同期比 3% 増の 16 億 6,000 万ユーロ (2014 年=16 億ユーロ) となりました。基本 1 株当たり利益については、IFRS ベースの場合、前年同期比 19% 減の 0.74 ユーロ (2014 年=0.91 ユーロ) となりました。Non-IFRS ベースの基本 1 株当たり利益は、前年同期比 3% 増の 1.39 ユーロ (2014 年=1.34 ユーロ) となりました。2015 年度上半期の IFRS ベース実効税率は、20.9% (2014 年=23.4%)、Non-IFRS ベースの実効税率は、25.6% (2014 年=25.6%) となりました。
営業キャッシュフローは、前年同期比 8% 増の 27 億 8,000 万ユーロ (2014 年=25 億 8,000 万ユーロ) でした。フリーキャッシュフローは、前年同期比から若干増の 25 億ユーロ (2014 年=22 億 7,000 万ユーロ) でした。総売上に占めるフリーキャッシュフローの割合は、26% (2014 年=29%) でした。2015 年 6 月 30 日時点での現金および現金等価物、短期投資を含む SAP グループ全体の流動資金は、41億 8,000 万ユーロ (2014 年 12 月=34 億 2,000 万ユーロ) でした。2015 年 6 月 30 日時点での純流動資産 2 は、2014 年 12 月 31 日時点でマイナス 76 億 7,000 万ユーロだったのに対し、マイナス 62 億 5,000 万ユーロでした。
今後の見通し
2015 年度通年の見通しは、変更なく、以下のとおりです。
• SAP のクラウドビジネスの勢い強い成長によって、2015 年通年の Non-IFRSベースのクラウドサブスクリプションおよびサポート売上は、固定通貨換算ベースで約 19 億 5,000 万ユーロから 20 億 5,000 万ユーロの見込みです (2014 年=11 億ユーロ)。この範囲の上限は、固定通貨換算ベースで 86% の成長率を設定した場合のものです。Concur と Fieldglass は、この成長率のうち、約 50 パーセンテージポイントの貢献を見込んでいます。
• 2015 年通年の Non-IFRS ベースのクラウドおよびソフトウェア売上は、固定通貨換算ベースで約 8% から 10% の増加の見込みです(2014 年=143 億 3,000 万ユーロ)。
• 2015 年通年の Non-IFRS ベースの営業利益は、固定通貨換算ベースで 56 億ユーロから 59 億ユーロの見込みです(2014 年=56 億 4,000 万ユーロ)。
SAP の 2015 年通年の見通しは、固定通貨換算ベースですが、実通貨ベースで報告される数値については、為替レートの変動による影響を今後も受ける見込みです。仮に為替レートが年間を通じて 2015 年 6 月の水準を維持した場合、2015 年度第 3 四半期については、クラウドおよびソフトウェア売上での成長率で約 5 パーセンテージポイントから 8 パーセンテージポイント、営業利益成長率で約 5 パーセンテージポイントから 8 パーセンテージポイントのプラスの影響を受けると予想しています。2015 年度通年については、クラウドおよびソフトウェア売上での成長率で約 6 パーセンテージポイントから 9 パーセンテージポイント、営業利益成長率で約 7 パーセンテージポイントから 10 パーセンテージポイントのプラスの影響を受けると予想しています。
追加の情報
2015 年度の売上と収益の数値には Concur および Fieldglass の全売上および収益が含まれます。2014 年度の比較数値には、Concur と Fieldglass について、それぞれ 12 月 4 日からと 5 月 2 日からの数字を含みます。
SAP の Non-IFRS 指標とその制約に関する詳細な説明、および、固定通貨とフリーキャッシュフローの数値については、オンラインの「Non-IFRS 指標に関する説明 (Explanation of Non-IFRS Measures) 」をご覧ください。
本社プレスリリースの原文はこちら をご参照ください。
地域別業績概要につきましてはこちら をご覧ください。
SAPについて
SAPは、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェアにおけるマーケットリーダーとして、あらゆる業種におけるあらゆる規模の企業を支援しています。SAPは、企業が市場での優位性を保持するため、バックオフィスや役員会議室、倉庫や店頭で、さらにデスクトップ環境やモバイル環境などにおいて、企業がより効率的に協業を行い、より的確なビジネス判断を行うための様々なソリューションを提供します。
企業が継続的な収益性の高い事業を実現することに貢献するSAPのアプリケーションやサービスは、世界各国293,500社以上の顧客企業に利用されています。
また、フランクフルト証券取引所やニューヨーク証券取引所を含むいくつかの取引所で「SAP」の銘柄で取引されています。詳細はhttp://www.sap.com(英語)をご参照ください。
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1.2015 年度第 2 四半期における Fieldglass、および、Concur の SAP の Non-IFRS ベースのクラウドサブスクリプションおよびサポート売上に対する貢献高は、固定通貨換算ベースで、それぞれ 2,100 万ユーロ、1 億 3,700 万ユーロでした。Fieldglass の買収手続きは 2014 年度第 2 四半期の 5 月に完了しました。
2.新規のクラウド受注は、ある期間のクラウドサブスクリプションおよびサポート売上と、新規の顧客からの発注と既存顧客の発注増の数値として識別される見込みの注文をすべて含みます。受注総額には、契約的に拘束されているもののみが含まれます (従量課金や同様のしくみによる変動総額を含みません)。したがって、拘束されない従量課金を特徴とする Ariba や Fieldglass のネットワーク上の取引額は、新規のクラウド受注の計算には反映されません。総額は、年間で算定します。Concur は、SAP の新規のクラウド受注に第 2 四半期に 4,600 万ユーロ貢献しました。
3.ネットワーク上で行われた取引総額は、直近の 12 カ月間に Ariba、Concur、および Fieldglassのネットワーク上で発生した注文書の総額です。