SAP、Internet of Things(IoT)への注力を拡大

2015年10月30 日 by SAP News 0

(本リリースは、10月20日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です)

WalldorfSAP SE(NYSE: SAP)は、本日、SAPのInternet of Things(IoT:モノのインターネット)向けソリューションの包括的ポートフォリオを拡充するために、引き続きお客様およびパートナーとの共同イノベーションに取り組んでいくことを発表しました。

SAPはTech Mahindra(テックマヒンドラ)社と提携して、電気自動車(EV)の充電パターンと変圧器の性能に関するデータを収集するソリューションを提供しています。Tangoe社との提携では、お客様がSAP HANA®プラットフォームを利用してIoTを効果的に導入することで真のビジネス価値を実現できるよう支援しています。また、先進的なソリューションの開発に注力するため、SAPはIoTに重点を置いた製品開発部門を立ち上げました。

SAPとTech Mahindra社がインテリジェントなEV充電システムのパイロット運営を実施
Tech Mahindra社は、電気通信業界向けのデジタルトランスフォーメーション、コンサルティング、業務再構築ソリューションを専門としインドに本社を置く多国籍ITプロバイダーです。マヒンドラグループの一員であり、91カ国に10万人を超える専門家を擁し、年間売上高は38億米ドルに上ります。

SAPはTech Mahindra社が出資する企業内スタートアップとともに、充電ステーション、EVの使用状況、運転パターン、変圧器および全体的なグリッド性能を監視するためのアプリケーションをSAP HANAプラットフォーム上で開発、構築する共同イノベーションを試験的に実施しました。SAP HANAの利用によって、このアプリケーションで、配電用変圧器の電気負荷をリアルタイムで監視、分析し、ボトルネックを回避するため使用パターンに応じた充電スケジュールを計画し、さらに信頼性を維持するためグリッドをプロアクティブに監視できます。

Tech Mahindra社出資の企業内スタートアップのディレクター、プラテーク・サクセナ(Prateek Saxena)氏は次のように述べています。「クリーンテクノロジーは成熟しつつあり、実証済みの管理手法が採用されています。私たちはこれを強く推進しており、お客様がデジタルテクノロジーに効果的に適応できるよう有意義で実用的なプロジェクトの遂行に力を注いできました。IoTプラットフォームソリューションにおいてSAPと提携することで、センサーのリアルタイム監視・分析にインメモリーコンピューティングの能力と利点を取り込み、活用することを目指しています。これは、EVの消費者への普及促進に向けて、エネルギー企業がEV充電に関する課題とチャンスを評価するのに役立ちます」

Tangoe社とSAPがIT費用管理のためのコネクテッドエンタープライズを強化
SAPのパートナーであり、コネクテッドエンタープライズ推進のグローバルリーダーTangoe社は、同社のMatrix Solution SuiteにSAP HANAを利用しています。SAP HANAによってTango社のMatrixは、分析機能とオンライントランザクション処理(OLTP)機能を強化することで、グローバル企業がIT資産と費用を分析、最適化でき、固定、モバイル、クラウド、マシンとITの通信など職場におけるあらゆる接続の利用状況を把握できるようになります。

先進のIoTソリューションを通じた価値提供に注力する製品開発部門を新設
SAPは新たに編成されたInternet of Things & Customer Innovation製品開発ユニットに、IoTとIndustry4.0のすべての開発活動を統合しました。今までにない優れたIoTアプリケーションの開発に向けてお客様およびパートナーと連携するために、SAPの優秀な開発者と業界エキスパートが集結しています。SAP HANAとSAP HANA Cloud Platformを基盤としたビジネスアプリケーションサービスを使って、お客様とパートナーが構造化および非構造化データのクエリーと分析を行えるコネクテッドマシンアプリケーションを迅速に構築、展開、統合できるように支援します。

SAPエグゼクティブバイスプレジデントInternet of Things & Customer Innovation担当のターニャ・リュッカート(Tanja Rueckert)は次のように述べています。「SAPは、IoTのマーケットリーダーであり今後の方向性を示すThought Leaderとして認められた卓越した存在です。私たちの広範な顧客基盤、お客様とパートナーとの継続的な共同イノベーション、業界知識の幅と深さ、そして『洞察を行動につなげる』ためのクローズドループを確立できる独自の能力によって、トランザクションシステム(IT)からのビジネスコンテキストとマシンで生成されたデータ(OT)からのオペレーショナルなコンテキストを把握しやすい方法で統合し、お客様に価値をもたらすことができます」

この新しい部門は、SAP Vehicle Insights、SAP Predictive Maintenance and Service、SAP Connected Logisticsなど、既存アプリケーションのポートフォリオ拡充に注力します。SAPのIoTソリューションは、市場の要求とビジネス変化に応じた新しいサービスを定義できるように、お客様およびパートナーとの共同イノベーションを通して開発されます。SAPはパートナーとのエコシステムを通じてSAP HANA Cloud PlatformによるIoT向けの新しいアプリケーション構築を推進し、お客様が開発効率を最大化させる基盤作りにアプリケーションサービスを利用することでデバイス、マシンセンサー、車両センサーに容易に接続できるよう支援します。

以上

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