WALLDORF — (本リリースは、11月16日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です)
● GEデジタルとSAPがテクノロジーと専門知識を活用
● 両社のクラウド間の相互運用において協業
● SAP Asset Intelligence Networkにおいても協業
● 最初の取り組みとして石油・ガス業界のお客様に注力
● 業界標準および参照アーキテクチャーに対する戦略を強化
SAP SE(NYSE: SAP)とGEデジタル(NYSE: GE)は、産業用IoT(IIoT)の分野において協業していく意向を発表しました。今回の発表の背景には、両社の産業用IoTに対する共通認識に加え、顧客企業の設備投資のさらなる効率化・コスト削減・有効活用を促進できる両社の強みがあります。
GEデジタルとSAPは、両社が持つ強みを活かし、GEデジタルのPredixオペレーティングシステムとSAP HANA Cloud Platformの統合を強化する取り組みに着手していきます。さらに、SAP Asset Intelligence Networkを含む設備管理分野における協業や、石油・ガス業界のお客様に向けて「モノからアウトプットへ」(Things to Outcomes)のビジョンを実現可能にするユースケースを設計する方針です。SAPのDigital Assets & IoTでエグゼクティブバイスプレジデントを務めるターニャ・リュッカート(Tanja Rueckert)は次のように述べています。「エンドツーエンドのプロセスと我々の『モノからアウトプットへ』のビジョンを実現するためには、設備オーナー、オペレーター、設備メーカーによる、データおよびコンテキストの共有を可能にすることが不可欠です」
GEデジタルChannels & Alliancesのグローバル責任者を務めるデンジル・サミュエルズ(Denzil Samuels)氏は次のように述べています。「GEデジタルとSAPの協業により、産業用IoTのエコシステムが持つ可能性が広がるでしょう。この提携は、両社の市場開拓力を拡大するとともに、急速に成長するクラウドプラットフォーム市場におけるイノベーションをさらに加速するでしょう」
SAPとGEデジタルはともに「インダストリアルインターネットコンソーシアム(IIC)」の主要メンバーです。このグローバルネットワークは、製造業を含む幅広い業界において産業用IoTの導入を推進しています。両社は現行の活動をさらに強化するのみならず、新たなアプローチを打ち出し、ITとOT(運用技術)の相互運用と融合のための業界標準の確立にむけて協業していきます。
GEデジタルについて
GEデジタルは、機械データストリームと高度なアナリティクスを結び付けることで、設備とその運用をより効率的に管理するための優れたインサイトを企業に提供しています。世界有数の人材力とソフトウェア技術により、生産性、アベイラビリティ、持続性の面で大きな進歩を遂げています。詳細についてはウェブサイト(www.ge.com/digital)をご覧ください。
SAPについて
SAPは、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェアにおけるマーケットリーダーとして、あらゆる業種におけるあらゆる規模の企業を支援しています。SAPは、企業が市場での優位性を保持するため、バックオフィスや役員会議室、倉庫や店頭で、さらにデスクトップ環境やモバイル環境などにおいて、企業がより効率的に協業を行い、より的確なビジネス判断を行うための様々なソリューションを提供します。
企業が継続的な収益性の高い事業を実現することに貢献するSAPのアプリケーションやサービスは、世界各国およそ335,000社の顧客企業に利用されています。
また、フランクフルト証券取引所やニューヨーク証券取引所を含むいくつかの取引所で「SAP」の銘柄で取引されています。詳細はhttp://www.sap.com(英語)をご参照ください。
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