調査報告:SAP ONE Support Launchpad の可用性問題

2017年6月12 日 by SAP Support Portal 0

SAP ONE Support Launchpad の可用性の問題について、3 月 3 日付のスポットライトニュースおよび関連ページでお知らせいたしました。今回あらためて、弊社にて実施した改善に関する最新情報および今後の計画についてお知らせ申し上げます。

発生したインシデントに対する徹底的な障害原因分析を行った結果、原因は SAP のソフトウェアスタックにあることが判明いたしました。この問題に対し、弊社のエンジニアリングチームと運用チームではそれぞれ以下のように対応しております。

  • ID 認証サービスの障害回復力と可用性を高める大規模な改善作業のためのワークストリーム(作業の流れ)を設定しました。3 月に実施した 1 回目の改善に加え、2017 年第 2 四半期末までに本稼動ランドスケープの機能拡張を実施することを計画しています。
  • これに伴い、高負荷の状況で高い可用性を保証するため、基礎となるインフラストラクチャーの中心をなす重要なコンポーネントを分離し、拡張しました。加えて、万一中断が発生してもその影響を最小限にとどめるための専用キャッシュレイヤーを導入しました。
  • これにより現実のユーザー負荷となるアクティビティーの多くが SAP Cloud Platform 内部ランドスケープで実行されるようになります。これは現実の負荷状況でのみ発生する問題を特定、分離、および解決して、お客様の環境の SAP ONE Support Launchpad が影響を受けにくくするのに有効です。

SAP ONE Support Launchpad の毎月のご利用者数は 250 万に達しています。つまり、毎日 80,000 人の異なるお客様が、毎分最大 20,000 件のバックエンド要求を処理していることになります。SAP はこのたびの不具合でお客様にご不便をお掛けしたことを重く受け止め、引き続きサービスの改善に取り組んでまいる所存です。アプリケーションとサービスの可用性、パフォーマンス、そして安定性は弊社の最優先事項となっております。これまでに実施され、また現在行なっている投資とプログラムにより、今後一層の安定性と信頼性が確保できるものと考えております。インフラストラクチャーと運用面で改善できる分野を発見し、問題を解決していくことを目的に今後数カ月間この取り組みを継続してまいります。

上記の作業の実施中に SAP ONE Support Launchpad で一時的にアクセスできない状況が発生した場合は、恐れ入りますが、SAP ヘルプデスク (CIC) までお電話電子メール、またはチャットでお問い合わせください(注:チャットは英語のみの対応となります)。

このたびの問題によりご不便をお掛けしましたことを重ねて深くお詫び申し上げます。引き続きご支援賜りますようお願い申し上げます。

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