SAP、バイアスや主観の偏り撤廃につながるインテリジェントなHRソリューションを発表

2017年10月23 日 by SAP News 0


機械学習を活用したジョブアナライザーで性別などによるバイアスに対処

(本リリースは、10月11日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です)

TOKYO – SAP SE(NYSE:SAP)は本日、SAP® SuccessFactors® Recruiting Managementソリューションに組み込む新機能として、効果的で訴求力のある職務記述書の作成、そして採用における無意識の差別の撤廃に役立つ新しいジョブアナライザー機能のリリースを計画していることを発表しました。この機能は、機械学習アルゴリズムを使用して採用プロセスにおける性別による偏見のある表現を予測して知らせることで企業の人材発掘目標の達成を支援するものです。この新機能を活用すれば、人材プールを拡大し、各職務に最適な候補者を選び出すことができます。

2017年第4四半期にベータ版が提供されるこの機能によって、企業は人材管理の重要な意思決定において多様性と包摂性にいっそう配慮できるようになります。この新機能はSAP Leonardo Machine Learningの機能を活用することで、マネージャーや採用担当者が職務記述書内の作成において、バイアスや偏見を助長する表現の排除をサポートします。その結果、多様な応募者を幅広く集め、各職務に最適な能力を持つ候補者を探し出すことができます。採用マネージャーは、外部データを活用することで、人材市場における競合力や給与範囲を分析するとともに、世界的な人材不足の課題を幅広く根本的に解決することができます。

SAP SuccessFactorsのプレジデントであるGreg Tombは次のように述べています。「採用においては、多くの企業が思わぬ盲点を抱えており、それが原因で最適な人材を見つけづらくなっています。SAPが今回発表した機械学習によるデジタルイノベーションは、人事組織がHRプロセス全体で新たな知見を見い出し、採用プロセスにおいて偏見のない意思決定が行えるように支援するものです。ジョブアナライザーを活用すれば、最適な能力を持った人たちを惹きつけて採用できます。これは、ビジネスにより強い影響をもたらすことを意味します」

SAPは、企業がSAP SuccessFactors HCM Suite全体の既存の機能を最適化し、年齢、民族、障がい者、LGBTコミュニティに関する潜在的な差別を撤廃できるよう支援するために、従来より掲げているBusiness Beyond Bias(差別を超えたビジネス)の取り組みを拡大しています。

IDCのHR、人材、学習戦略担当リサーチバイスプレジデントであるLisa Rowan氏は次のように述べています。「世界の労働者はますます多様化しており、さまざまなバックグラウンドや価値観を持つ人が労働市場にどんどん参入しています。それと同時に、世界中の企業が深刻化する人材不足の課題に直面しています。SAP SuccessFactors HCM Suiteで提供されるこうしたツールを活用すれば、これまで最適な人材を惹きつけられず、選定、採用、昇進の妨げになっていた盲点を解消することができるでしょう」

今回の新機能は、SAP SuccessFactorsソリューションで提供される最新機能であり、従業員のライフサイクルのあらゆる部分に潜む無意識の差別を撤廃できるよう支援します。先行で提供される機能は次のとおりです。

    • 人事評価(考課)調整機能:SAP SuccessFactors Performance & Goalsソリューションの機能拡張として、評価調整する中で、写真の表示非表示を切り替えられるほか、9Boxの人材ポートフォリオ内で人材情報を容易に一覧参照ができるようにすることで、多様化する人材の人事評価において、業績や能力、昇進可否などの判断において一貫性のある公平な基準を確保できます。
    • メンタリング:SAP SuccessFactors Succession & Developmentソリューションの機能では、HR部門が従業員が必要としている状況や課題に基づいてメンターとメンティーをマッチングし、公平で包摂的なメンタリングを実現できるようになります。
    • ワークフォース分析:SAP SuccessFactors Workforce Analyticsソリューションのデータ分析機能では、多様性と包括的な企業の人材戦略上の課題を浮き彫りにし、組織における多様性の傾向を可視化して予測でき、課題の進捗を経営陣が見渡せるようになります。

以上

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