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SAPジャパン、デジタル資産管理を可能にするSAP Predictive Engineering Insightsを提供開始

SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:福田 譲、以下 SAPジャパン)は、物理資産の同等物を仮想的に作成し、センサーフィードに基づいてリアルタイムでインテリジェントな分析を提供するクラウドベースのソリューション「SAP Predictive Engineering Insights(エスエーピー・プレディクティブ・エンジニアリング・インサイツ)を本日より提供開始します。

SAP® Leonardoを基盤とするSAP Predictive Engineering Insightsにより、物理的な検査に代わって、継続的なリアルタイムの「デジタル検査」と分析を行えるようになります。この製品は、センサーデータに基づいて力、応力、疲労を計算する標準的なエンジニアリング手法と高性能な3Dエンジンを組み合わせ、エンジニアリングインサイトを視覚化して提供します。コアビジネスプロセス、そしてSAP Predictive Maintenance and ServiceSAP Asset Intelligence NetworkをはじめとするSAP Leonardoベースの資産管理ソリューションに、リアルタイムのエンジニアリングインサイトを組み合わせることで、業務を効率化することができます。

SAP Predictive Engineering Insightsは、SAPがFedem Technology社を買収したことで獲得したデジタル・ツイン・テクノロジー(*)を基盤として構築されており、産業資産の可用性とパフォーマンスを高めることで有効性を最大化します。また、設備所有者も、このソリューションを活用することでリアルタイムの資産パフォーマンス管理のシミュレーションと組み合わせたビッグデータ分析を利用できます。

SAP Predictive Engineering Insightsは、デジタルツインのネットワークの実現を目指したSAPのインダストリー4.0ビジョンを実現するものです。このソリューションによって、お客様はエンジニアリングインサイトを活用し、資産のパフォーマンスと信頼性を予測して向上させることができるようになります。SAPは分散化した安全な記録システム、デジタルサプライチェーン全体のリアルタイムコラボレーション、新しいビジネスモデルの提供と高度な分析のための仮想ネットワークを実現しようとしています。

SAPは資産と製品の仮想的定義、物理的定義、条件的定義、商業的定義をリアルタイムに同期するデジタルツインのネットワークを設計中です。このネットワークによって、お客様のイノベーションの加速、業績状況の最適化、サービス要件の予測、診断の改善、そしてバリューネットワーク全体での的確な意思決定をサポートすることを目指しています。

ご説明ビデオはこちらからご覧いただけます。

以上

注)デジタルツインとは、工場や製品などに関わる物理世界の出来事を、そっくりそのままデジタル上にリアルタイムに再現するという意味です。実際に製造する工場や出荷する製品を、システム上にあたかも双子のように現実世界を模したシミュレーション空間を構築し、現実の工場の制御と管理を容易にする手法です。

 

SAPジャパンについて
SAPジャパンは、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェアにおけるマーケットリーダーとしてあらゆる業種におけるあらゆる規模の企業を支援しているSAP SEの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは、企業が市場での優位性を保持するため、バックオフィスから役員会議室、倉庫から店頭で、さらにデスクトップ環境からモバイル環境などにおいて、企業がより効率的に協業を行い、より的確なビジネス判断を行うための様々なソリューションを提供します。企業が継続的な収益性の高い事業を実現することに貢献するSAPのアプリケーションやサービスは、世界各国388,000社以上の顧客企業に利用されています。国内でも日本企業の情報化の推進、国際競争力および企業価値の向上に貢献しています。
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