SAP、パリにSAP.iO Foundryの拠点を開設

(本リリースは、10月17日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です)

SAP SE(NYSE:SAP)はSAP.iO Foundryのパリ初の拠点をオープンしました。パリ拠点では、企業間取引(B2B)をターゲットとするスタートアップ各社が革新的なソフトウェアを構築し、SAPのお客様に高い価値をもたらすことができるよう支援とサポートを行います。

SAPのスタートアップ・アクセラレーション・プログラムの目的は、クラウド分野でのSAPの成長のさらなる加速と、機械学習(ML)、ブロックチェーン、モノのインターネット(IoT)、およびSoftware as a Service(SaaS)に特化した技術コミュニティーの発展を図ることです。SAP.iO Foundryのパリ拠点は、5年間で20億ユーロの支出計画の一部です。これについては、1月にエマニュエル・マクロン大統領の下で開催されたサミットにおいて、SAP SEのCEO兼エグゼクティブボードメンバーであるビル・マクダーモット(Bill McDermott)が初めて言及しています。

SAP EMEA Northのプレジデント、ブライアン・ダッフィー(Brian Duffy)は次のように述べています。「今、フランスにはテクノロジー発展の大きな波が訪れています。SAP.iO Foundryパリ拠点のオープンは、活気あるスタートアップエコシステムに対するSAPの取り組みが、次のステップに前進したことを示しています。将来のイノベーションの発展に投資するのは、SAPだけでなく全世界のテクノロジー企業の責任です。スタートアップ各社がこのプログラムの支援を受けてどのような成長を見せてくれるのか、大いに楽しみにしています」

このアクセラレーションプログラムによって、スタートアップは、個別のニーズに合ったメンター制度やSAPが提供するデータおよびテクノロジーにアクセスできるほか、SAPエグゼクティブと400,000社を超えるSAP顧客にアピールする機会を与えられます。プログラムは今後10週間にわたって実施され、2018年12月6日の「デモデイ」をもって終了します。

SAP Franceのマネージングディレクター、ジェラルド・カーセンティ(Gerald Karsenti)は次のように述べています。「SAP.iO Foundryパリ拠点の開設は、フランスのB2Bスタートアップを支援しようとするSAPの本気度をよく表しています。あらゆる人々の毎日の暮らしを変革するイノベーションを生み出すため、これらのスタートアップと業界のリーダーであるSAPが連携することには、大きな意味があります」

6社のスタートアップから成る2018年の最初のグループは、サプライチェーンとデジタルコアのイノベーションに焦点を合わせたB2Bソリューションを構築しており、小売やEコマースを含む多くの業種におよびます。参加するスタートアップは以下のとおりです。

  • Brennus Analytics社は、人工知能(AI)と販売データを使って顧客の反応を予測し、商品/サービスの適正価格の戦略的な設定を支援するSaaSソリューションを開発しています。
  • CITODI社は、配送業務の最適な割り当てをリアルタイムで決定できるAIソリューションを開発しています。このソリューションでは、荷物のサイズや重量、配送担当者の適性、ルート、二酸化炭素排出量、渋滞状況など、配送にかかわるすべての変数が考慮され、配送時間の短縮と1回の配送の収益性の向上を実現します。
  • Energiency社は、従来の常識を打ち破るエネルギービッグデータアナリティクスソリューションを開発しているクラウドソフトウェアを構築するスタートアップです。これにより製造業者は、追加投資なしで最大20パーセントのエネルギー節約を短期間で達成し、維持することができます。
  • Scortex社は、AIと機械学習を利用して、組立ラインから出てきた不良品をその場で検出できるハードウェアおよびソフトウェアソリューションを設計しています。
  • Supervizor社は、税金の特例を検出し、税務当局の調査よりも前にデジタル化された税務監査を行えるソフトウェアを開発しています。
  • Wakeo社は、商品の場所をリアルタイムかつ自動的に追跡および取得して、運送業務のトレーサビリティーを提供します。これによって遅延を簡単に予測でき、信頼性と客観性のあるデータベースを構築して、運送業者のサービスレベルを正確に測定できるようになります。

以上

 

SAP.iOについて

SAP.iOプログラムは、優れたソフトウェアを構築するスタートアップに投資し、その事業の推進を後押しすることで、初期段階のSAPイノベーションエコシステムを推進します。SAP.iO Fundは、明確なビジョンを持つ初期段階のスタートアップに直接投資するもので、それらのスタートアップがSAPのデータ、API、プラットフォームテクノロジーなどSAP独自の資産を活用できるようにして、SAPのお客様に高い価値を提供します。SAP.iO Foundryは、優れたスタートアップにSAPのデータおよびテクノロジーを利用できるようにするトップレベルのプログラムで、SAPのお客様にアピールする機会も与えられます。現在、SAP.iO Foundryの拠点が設けられているのは、パリ、ベルリン、テルアビブ、ニューヨーク市、サンフランシスコなどの主要なスタートアップハブです。SAP.iO Venture Studioは、社内の優れた人材を発掘し、お客様の重要な問題解決を実現する新規事業の構築を支援します。

SAPについて
SAPは、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェアにおけるマーケットリーダーとして、あらゆる業種におけるあらゆる規模の企業を支援しています。
SAPは、企業が市場での優位性を保持するため、バックオフィスや役員会議室、倉庫や店頭で、さらにデスクトップ環境やモバイル環境などにおいて、企業がより効率的に協業を行い、より的確なビジネス判断を行うための様々なソリューションを提供します。
企業が継続的な収益性の高い事業を実現することに貢献するSAPのアプリケーションやサービスは、世界各国およそ413,000社の顧客企業に利用されています。
また、フランクフルト証券取引所やニューヨーク証券取引所を含むいくつかの取引所で「SAP」の銘柄で取引されています。詳細はhttp://www.sap.com(英語)をご参照ください。
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